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30 ワシントン条約 CITES

2019年3月 7日 (木)

サメのCITES附属書掲載種の違法取引を検出する多重リアルタイムPCR法

和訳協力:青木 恵子、校正協力:佐々木 美穂子

2018年11月5日 Science Reports掲載論文要約部分抜粋

CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)は、絶滅のおそれのある種の国際取引を、禁止する(附属書I掲載種)、または合法的、持続的かつ透明性を確保した形で実施する(附属書II掲載種)ことを保証する、多国間環境協定である。
ヒレ、身およびその他の部分が利用されている、絶滅の恐れのあるサメ12種は、CITESの附属書IIに掲載されている。

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2019年2月26日 (火)

ワシントン条約第70回締約国会議 議事要旨

和訳協力:日高 穂香、校正協力:蛯名 郁矢

議事要旨(2018年10月2日午前より)一部抜粋

27. 遵守の問題

27.3 13条の適用

27.3.4 日本によるイワシクジラ(Balaenoptera borealis)の海からの持ち込み

常設委員会(Standing Committee:SC)は、本条約における取り決めが次の点において効果的に実行されていないと認めた: a)日本による海からの持ち込み(introduction from the sea: IFS)を行う標本の記述; b)日本の管理当局から発行される海からの持ち込みの許可証; c) 2016年よりも前に日本が提出した年次報告書に記載されているソースコードの使用、また、常設委員会は、日本が技術的な是正措置を講じようとしたことを認識した。

常設委員会は、イワシクジラの北太平洋個体群から採取した特定部位(鯨の肉や脂身など)の標本に関して、海からの持ち込みが本条約の第3条5項(c)に準拠していないと認めた。

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2019年2月19日 (火)

象牙同盟2024:政治指導者、自然保護活動家、著名人らが共に象牙需要の問題に取り組む

和訳協力:加藤 有起枝、校正協力:久保 直子

象牙の違法取引を阻止するため、政治指導者、自然保護活動家、著名人らが尽力する新たな連合体が、野生生物の違法取引に関するロンドン会議に先立って結成された。

2018年10月11日 Government UK Press Release

英国のMichael Gove環境相が、象牙の違法取引を阻止するため、政治指導者、自然保護活動家、著名人らが尽力する連合体について発表した。

本日、4回目となる国際的な野生生物の違法取引に関するロンドン会議の冒頭で、新しく結成された象牙同盟2024の初期メンバーが承認された。

メンバーには世界中の政治指導者が含まれており、この同盟はまた、象牙取引が特に盛んな国々の著名人が支援している。

象牙同盟2024は、象牙の需要に対処し、国内市場閉鎖のための運動を展開し、核となる需要や輸送上の中継地となる市場に対する法施行の強化、あるいは象牙取引に関する法の制定を目指す。
これは、アフリカが主導で取り組むゾウ保護イニシアティブを補完するものである。
このイニシアティブは、2014年にガボン、チャド、タンザニア、ボツワナ、エチオピアによって結成され、現在ではアフリカの19か国が構成員となっている。

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2019年2月 9日 (土)

伝統の名の下で滅びゆく野生生物

和訳協力:蛯名 郁矢

2018年11月5日 FactWire記事より一部抜粋

中国では、25年間禁止されてきた虎骨(トラの骨)と犀角(サイの角)の取引が2018年10月に解禁となり、インターネット利用のいかんを問わず、絶滅が危惧される野生生物の体の一部の販売が後を絶たない。

本報告は、「Reporting the Online Trade in Illegal Wildlife((仮)野生生物の違法なオンライントレードの報告)」プログラムの一部である。
これは、トムソン・ロイター財団およびノルウェー政府が出資する国際組織犯罪対策グローバル・イニシアチブの共同プロジェクトとなっている。

虎骨、熊胆、麝香(ジャコウ)にサンザンコウの鱗は、どれも漢方の重要視される材料である。
同時に、地球上で最も絶滅の危惧にある動物種由来のものであり、その国際取引はワシントン条約によって制限されている。
しかし、中国のソーシャルメディアやeコマース市場を通じて、未だ取引が横行している。

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2019年1月24日 (木)

アフリカでの密猟と汚職との闘いにアメリカの麻薬戦争が果たした役割とは

和訳協力:清水 香芳

2018年11月3日 IOLニュースより一部抜粋

アメリカの麻薬取締局(DEA)はケニアで最大の麻薬組織を壊滅させ、同時に汚職と、アフリカゾウの死を招く違法な象牙売買にも打撃を与えた。

一見、これは「麻薬戦争」においてアメリカがいつもの勝利をおさめ、アメリカの法執行力が極めて遠方まで影響を及ぼすという一例のようにも見える。
しかしBaktash Akasha Abdalla(41)とその弟、Ibrahim Akash Abdalla(29)による麻薬、武器および司法妨害に対する有罪の申し立てについては、それ以上のものであった。

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2019年1月 8日 (火)

カメルーンのセンザンコウ乱獲 国際的な保護でも食い止められず

和訳協力:日高 穂香

2018年10月8日  MONGABAY記事より一部抜粋

センザンコウを貪欲な国際取引から守るため、2016年に画期的な決定が下されたが、中央アフリカに生息するセンザンコウについてはその効果が感じられていないことが、7月に発表された報告で分かった。

2016年、8種のセンザンコウをワシントン条約(CITES)の附属書IUCNに掲載することで国際取引を非合法化し、 センザンコウを保護するという決定が下された。
この決定は、IUCN(国際自然保護連合)のセンザンコウ専門家グループが「最も違法に取引されている野生の哺乳類」と考えている、このウロコに覆われたアリクイに似た動物にとって勝利であるように思われた。
センザンコウは、長年アフリカ中でブッシュミート・ハンターたちの格好の獲物となっているが、伝統薬に使われるウロコに対するアジアからの需要が急増し、アフリカのセンザンコウへの狩猟圧はさらに高まっている。

科学誌『コンサベーション・レターズ』で2017年に発表された論文によれば、アジアの在来種のハンターたちは、アジアのセンザンコウは全4種がIUCNによって絶滅危惧IA類または絶滅危惧IB類に指定されているが、その土地のセンザンコウの総数を激減させており、それにつれて、アフリカでの狩猟も1972年から少なくとも145%増加しているという。
同論文の著者の算出によると、ハンターたちは毎年42万~271万頭のセンザンコウを中央アフリカの森で捕っている。
IUCNはアフリカに生息する4種のセンザンコウを絶滅危惧II類に指定している。

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2019年1月 5日 (土)

中国、サイとトラの部位の取引禁止措置を緩和する決定を擁護

和訳協力:大森 康子

2018年10月30日  Phys.org記事より一部抜粋

「中国政府が事実上、絶滅危惧種の『死亡証明書』に署名した」との自然保護活動家らの警告を受けて、中国は本日、トラの骨と犀角の取引に対する25年間の禁止措置を緩和するという、物議を醸した決定を自身で擁護した。

10月29日、中国の内閣に相当する中国国務院は突然、「特別な状況」の下でサイとトラの製品の販売を許可すると発表した。

特別な状況には、科学的研究、文化財の販売や「医学研究または治療」が含まれる。

Lu Kang外務省報道官は10月30日に、犀角とトラの骨の製品に対する中国の以前の規制では、科学研究、教育、医療などでの『現実に即した合理的な必要性』が考慮されていなかった、と述べた。

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2018年12月29日 (土)

EU内でのウナギの違法取引は「最大の野生生物犯罪」

和訳協力:矢内 一恵

2018年11月20日  AFP通信記事より一部抜粋

自然保護活動家らの警告がますます増えているにもかかわらず、合法・非合法を問わず、いまだに毎年何百tものウナギが漁獲されている。
EU諸国の中ではほかのどの国よりも多く漁獲しているフランスでは、この問題は政治的な様相を帯びてきている。

ウナギ類の保全のための活動を行う持続可能なウナギグループ(SEG)のAndrew Kerr議長は、AFP通信に次のように語った。
「生息地を失ったこと、また我々がヨーロッパ内でのウナギの回遊経路に対して行ってきた行為によって、ウナギの資源量は30年前と比較するとおよそ10%しか残っていないのです」。

ウナギ資源が激減したことで、政府や法執行機関は何らかの対策を取り始めている。
ウナギは現在、絶滅危惧種の取引に関する国際条約であるワシントン条約(CITES)の附属書に掲載されており、その結果、厳格な国ごとの漁獲枠が設定されているのだ。

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2018年12月27日 (木)

トラ及びサイの商業取引禁止を一部解禁する中国の影響を専門家が懸念

和訳協力:杉山 朝子

取引禁止の解禁は既に対策に苦労している貧しい国々に打撃を与えるだろうと自然保護活動家らは言う

2018年11月3日 The Guardian記事より一部抜粋

動物の違法取引に詳しい専門家によれば、トラの骨及び犀角の取引禁止措置を25年ぶりに中国が撤回することで、貧しい国々や、絶滅の危機に瀕した地球上の野生生物が抑圧を受けることになるだろうという。

北京の政府関係者らは、漢方薬に使用されるこれらの体の部位について割当量を導入すれば、法的に需要を管理できるようになると述べている。
しかし自然保護活動家らは、この措置が違法な供給を制限しようとするアフリカやアジア各国で、更なる紛争を引き起こすだろうと言う。

世界で最も多く違法取引される動物となっている多いセンザンコウについて言えば、連鎖反応のリスクがすでに明らかである。

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2018年12月22日 (土)

セネガル、スリランカ、メキシコが見過ごされてきたサメのために立ち上がる

和訳協力:小川 聖子

2018年10月2日 National Geographicニュースより一部抜粋

本日、セネガルとスリランカの政府が、来年のワシントン条約(CITES)の締約国会議(CoP)で、世界で最も絶滅の危機に瀕しているサメ数種を保護するための提案をすると発表した。
CITESとは、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約のことである。

この素晴らしい発表は、CoPとCoPの間に開催される条約締約国の政府組織からなる、CITES常設委員会の年次総会で行われた。
提案はセネガルとスリランカによるもので、大型のサカタザメの仲間(しばしばサメに分類される平らなエイ)とトンガリサカタザメの仲間の16種がCITES付属書IIに指定することで保護され、それによりこれらの種のヒレおよびその他の製品の国際取引が初めて規制されることにだろう、と発表した。

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