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11 サメ

2019年3月 7日 (木)

サメのCITES附属書掲載種の違法取引を検出する多重リアルタイムPCR法

和訳協力:青木 恵子、校正協力:佐々木 美穂子

2018年11月5日 Science Reports掲載論文要約部分抜粋

CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)は、絶滅のおそれのある種の国際取引を、禁止する(附属書I掲載種)、または合法的、持続的かつ透明性を確保した形で実施する(附属書II掲載種)ことを保証する、多国間環境協定である。
ヒレ、身およびその他の部分が利用されている、絶滅の恐れのあるサメ12種は、CITESの附属書IIに掲載されている。

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2018年12月22日 (土)

セネガル、スリランカ、メキシコが見過ごされてきたサメのために立ち上がる

和訳協力:小川 聖子

2018年10月2日 National Geographicニュースより一部抜粋

本日、セネガルとスリランカの政府が、来年のワシントン条約(CITES)の締約国会議(CoP)で、世界で最も絶滅の危機に瀕しているサメ数種を保護するための提案をすると発表した。
CITESとは、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約のことである。

この素晴らしい発表は、CoPとCoPの間に開催される条約締約国の政府組織からなる、CITES常設委員会の年次総会で行われた。
提案はセネガルとスリランカによるもので、大型のサカタザメの仲間(しばしばサメに分類される平らなエイ)とトンガリサカタザメの仲間の16種がCITES付属書IIに指定することで保護され、それによりこれらの種のヒレおよびその他の製品の国際取引が初めて規制されることにだろう、と発表した。

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2018年12月 8日 (土)

最新報告:フカヒレへの食欲が絶滅危惧種のサメの個体数を減少させる

和訳協力:長谷川 祐子、校正協力:久保 直子

2018年9月13日 Wildaid News

雑誌『Marine Policy』に掲載された最新の論文によると、世界のサメ漁獲量は1960年以降2倍以上に増え、シュモクザメやヨゴレなどの絶滅の恐れのある種の個体数はこの数年間で90%以上減少したという。

University of Hong Kong(HKU:香港大学)、University of British Columbia(UBC:ブリティッシュコロンビア大学)に事務局を置くSea Around Us((仮)私たちの周りにある海)運動およびWildAid(ワイルドエイド)に所属する研究者らが行った調査では、絶滅が危惧されるサメ個体群に対する漁獲の脅威は劇的に増加しており、今現在、消費者がフカヒレ製品を食べないようにすることが、かつてないほど喫緊であることが明らかになっている。

Sea Around Usのデータは、世界のサメ漁獲量が過去60年間で140万tと2倍以上増加したことを示している。
乱獲によって「サメ類の60%近くが脅かされているのです。これは脊椎動物分類群の中では最も高い割合になります」と、筆頭著者で香港大学のSwire Institute of Marine Science(SWIMS:太古海洋科学研究所)に所属するYvonne Sadovy教授は述べた。

香港は、世界で取引きされるすべての乾燥フカヒレのうち約半数が運ばれる通関港で、乾燥フカヒレはそこから中国本土へ再輸出されることが多い、とSadovy教授は付け加えた。
2017年の調査では、香港の魚介類の乾物を扱う店で販売されているのが見つかったフカヒレの33%が、International Union for Conservation of Nature(IUCN:国際自然保護連合)により絶滅危惧種(絶滅危惧IA類、絶滅危惧IB類、絶滅危惧Ⅱ類のいずれか)に指定されている種のものだったことが明らかになった。

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2018年10月 4日 (木)

サメとスターバックス:ブランドライセンシーが企業価値に与える影響

和訳協力:木田 直子

2018年7月2日  Greenbizニュースより一部抜粋

世界的なCSR(企業の社会的責任)やESG(環境・社会・ガバナンス)レポートの担当者たちにとって、興味深い力学が目下香港で展開中だ。
巨大な国際ブランドが、そのライセンスを持つ現地企業の「汚名」に引きずり込まれそうになっているのである。
問題は、そのブランドを冠したローカルパートナーとライセンスを提供する国際ブランドが、国内における自身の評判によって、国際的なブランドの価値を落とさずに済むような解決策を見つけられるかどうかだ。

簡潔に言えば、香港とマカオに180店舗以上を展開しているスターバックスのライセンシーMaxim'sは、香港最大手のレストランチェーンでもあるが、いまだにフカヒレを提供し続けている。
これは言うなれば、ゾウやサイをメニューに載せているようなものだ。

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2018年7月14日 (土)

インドネシアの漁師たちはフカヒレスープの需要に応えて儲けるためにフカヒレ漁に依存する

インドネシアの漁師たちはフカヒレスープの需要に応えて儲けるためにフカヒレ漁に依存する

和訳協力:櫻葉汀 ミホ

2018年4月15日 South China Morning Postニュースより一部抜粋

フカヒレ漁はインドネシアにおいて違法であるにもかかわらず、その行為は広く行なわれている。
報告によると、インドネシアがフカヒレの最多輸出国であり、次いでインドである。
漁獲量の多くは合法的なサメ漁に由来するかもしれないが、フカヒレ量からのフカヒレの漁獲量は不明で、しばしば需要のある保護対象種が標的となる。

インドネシア海洋・水産省の海洋管理総局によると、通常フカヒレの輸出先は香港、中国、マレーシア、カナダ、シンガポール、ベル―およびロシアである。

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2016年4月21日 (木)

オニイトマキエイの個体群に関する予備調査開始

和訳協力:村井 光、校正協力:鈴木 康子

2015年10月19日 CMS News

CMS(移動性野生生物の種の保全に関する条約、通称「ボン条約」)の事務局は、モナコ政府からの資金援助を受け、Manta Trust(マンタトラスト)と協力して、ガラパゴス諸島とエクアドルおよびペルーの沿岸海域におけるGiant Manta Ray(オニイトマキエイ、通称マンタ)の個体群の関連性に関する予備調査を開始した。

オニイトマキエイの個体群は、漁獲による持続不可能なほどの影響を受けており、その乾燥鰓板の需要が増加するにつれ、その影響はますます増大している。
漁師が狙う海域のオニイトマキエイの個体群が急速に減少しているのは、数々の状況証拠からも確実である。

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2016年4月 1日 (金)

気候変動が進んだらサメは捕食者でいられないかもしれない

和訳協力:鈴木 康子、校正協力:オダウド 陽子

2015年11月13日 e360 digest

アデレード大学(オーストラリア)の研究者がScientific Reports誌に発表した研究によると、気候変動が進んで海中の二酸化炭素(CO2)濃度と海水温が上昇すると、サメが小型化するとともに、捕食者としての攻撃性が低下するかもしれないという。

研究室の大型水槽で、餌となる底生生物を探すのに嗅覚を頼りにするサメの一種であるPort Jackson sharks(ポートジャクソンネコザメ)の飼育実験を行った結果、水温とCO2レベルを同時に上昇させると、サメのエネルギー必要量は増加し、代謝効率は低下することがわかった。
過去に行われたCO2と嗅覚に関する研究で確認されていたことだが、CO2レベルが上昇すると、サメの嗅覚もエサを探し出すことができないほど鈍くなった。
同時に、実験環境でのこれらの効果がサメの成長速度を劇的に低下させた。

Ivan Nagelkerken主任研究員は「捕食能力が低下することにより、サメは最強の捕食者ではいられなくなるでしょう。しかし、サメが食物連鎖の頂点の地位にいることは海の生態系を健全に保つためには必要不可欠なのです」と述べている。

ニュースソース:
http://e360.yale.edu/digest/sharks_will_likely_be_less_effective_hunters_with_climate_change/4584/

 

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2015年5月20日 (水)

サメ類に関するCITES附属書掲載の歴史

和訳協力:久野 陽子、校正協力:石原 洋子

CITES Website (2015年5月14日現在)

サメ類(板鰓亜綱に属する種)は、2003年からCITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通称「ワシントン条約」)の附属書に掲載され始めた。
年々、さらに多くの種類が追加されており、現在18種類がCITESの附属書に掲載されている(詳しくは下の表注)を参照)。

種別
附属書
発効日
Cetorhinus maximus (Basking shark:ウバザメ)

(2000年9月13日以降発効日まではⅢ)
2003年2月13日
Rhincodon typus (Whale shark:ジンベイザメ)
2003年2月13日
Carcharodon carcharias (Great white shark:ホオジロザメ)

(2000年9月13日以降発効日まではⅢ)
2005年1月12日
Pristidae spp. (Sawfishes:ノコギリエイ科-7種)
2014年9月14日
Lamna nasus (Porbeagle shark:ニシネズミザメ)

(2000年9月13日以降発効日まではⅢ)
2014年9月14日
Carcharinus longimanus (Oceanic whitetip shark:ヨゴレ)
2014年9月14日
Sphyrna lewini (Scalloped hammerhead:アカシュモクザメ)

(2000年9月13日以降発効日まではⅢ)
2014年9月14日
Sphyrna mokarran (Great hammerhead shark:ヒラシュモクザメ)
2014年9月14日
Sphyrna zygaena (Smooth hammerhead shark:シロシュモクザメ)
2014年9月14日
Manta spp. (Manta rays:オニイトマキエイ属全種)
2014年9月14日

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2015年5月18日 (月)

マダガスカル政府が国内初のサメ保護区を設立

和訳協力:赤瀬 エリサ、校正協力:浅原 裕美子

2015年2月4日 WCS Press Releases

・19種のサメを保護するアントゥンギル湾の新保護区
・新法により、地方自治体に対し漁業区域の独占的使用および管理の権利を付与

Wildlife Conservation Society(WCS:野生生物保護協会)によると、マダガスカル政府は、国内の海洋資源とそれに依存する自治体を守る新法の一環として、国内初のサメのための海洋保護区を設立した。

2月2日に開かれたマダガスカルの首都アンタナナリボでの記者会見でマダガスカル政府は、アントゥンギル湾にサメの保護区を設置し、沿岸部の自治体に対してその地域の漁業区域における独占的使用および管理の権利を与える新法の施行を開始することを発表した。
またこの新法は、ロングアイランド湾よりわずかに広い1,446平方マイルの広さを持つアントゥンギル湾での、外国漁船による漁業活動を規制するものでもある。

「WCSからご支援をいただき、この法律や管理計画を策定するために、参加型で協調的なアプローチを採用しました。そして合理的かつ持続可能な水産資源の開発を確かなものにするために、漁業活動と健全な生態系のバランスを追求することにしました」と、アンタナナリボで行われた記者会見で漁業・水産資源省のAhmad大臣は語った。

「これからの20年、アントゥンギル湾での野生生物保護や持続可能な自然資源の管理に力を入れることでWCSがこの分野でその存在感を示し、地方自治体、漁業・水産資源省などの政府機関、および利害関係者らと長期的な戦略的同盟やパートナーシップを結んだことが、この成功のカギなのです」と、WCSのマダガスカルプログラムの同国内の責任者であるAlison Clausen氏は述べた。
「私たちは、マダガスカル政府と連携してアントゥンギル湾でのこの新しい試験的な漁業共同管理の構想を実行し、ほかの漁業区域への導入を促進することを期待しています」。

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2015年4月28日 (火)

ヒレでサメの種類を識別する新たなソフトウェアを公開

和訳協力:金子 さえ、校正協力:成田 昌子

2015年1月29日  CITES Other News Items

本日、Food and Agriculture Organization of the United Nations(FAO:国連食糧農業機関)が、サメのヒレを識別するための新しいソフトウェアを公開した。
Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora (CITES:絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通称「ワシントン条約」)事務局はこの新たなツールを歓迎している。

iSharkFinと名付けられたこのソフトウェアは、機械の学習技術を使ってヒレの形状からサメの種類を識別する革新的なシステムである。
このソフトウェアはFAOとUniversity of Vigo(ビーゴ大学)との共同研究で開発され、日本政府とCITES事務局が、European Union(EU:欧州連合)の提供する基金を通じて資金援助をしている。

iSharkFinでは対話型処理が行われる。
ユーザーは基準となる写真を撮影し、ヒレの特徴をいくつか選択し、そのヒレの形から何ヶ所か選ぶ。
するとiSharkFinは自動的にその情報を分析し、ヒレの形を決定づけているサメの種を識別する。
iSharkFinは背びれから35種の、胸びれから7種のサメを識別することができる。
これらのサメは、CITESの附属書に掲載されている種も含め、いずれも国際取引の場で一般的に見られるものだ。
今後さらに多くの種がシステムに追加されるだろう。

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