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40 保全対策

2019年3月 7日 (木)

サメのCITES附属書掲載種の違法取引を検出する多重リアルタイムPCR法

和訳協力:青木 恵子、校正協力:佐々木 美穂子

2018年11月5日 Science Reports掲載論文要約部分抜粋

CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)は、絶滅のおそれのある種の国際取引を、禁止する(附属書I掲載種)、または合法的、持続的かつ透明性を確保した形で実施する(附属書II掲載種)ことを保証する、多国間環境協定である。
ヒレ、身およびその他の部分が利用されている、絶滅の恐れのあるサメ12種は、CITESの附属書IIに掲載されている。

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2019年2月 5日 (火)

象と蜂との関係:鉄道職員が画期的な方法で線路上での象の死を抑制

和訳協力:井上 貴史

2018年10月15日 DBPOST記事より一部抜粋

インドには101のゾウが通るゾウ道がある。
ゾウ道は、野生のゾウの群れが別の場所に移動する最中に通る道のことである。
それらの内23本は北東部にある。
これらのゾウ道の多くは、鉄道の線路と交差している。
2013年から2016年にかけて、55頭ものゾウが北東国境鉄道管轄区内で列車に跳ねられた後に命を失った。

Lavkesh Kumar氏は、2017年後半に北東国境鉄道管轄区内のランギア地区の鉄道事業部長を引き継いだ。
彼は線路上でのゾウの事故死の問題について議論するために、鉄道職員の会合を開いており、その際に1人の職員が手でテーブルを叩き始めたのだ。
彼はその時の音に果てしなく苛立った。
彼は職員を注意し、テーブルを叩くのをやめさせた。
そこからアイデアが浮かんだ。

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2019年2月 2日 (土)

セーシェルの景勝地グランドポリスの保全策決定のための新たな調査

和訳協力:長谷川 祐子

2018年10月23日  Seychelles News Agency記事より一部抜粋

グランドポリス・ビーチで、動植物の生物多様性の評価とともに、この地域の環境保護政策を決定するための新たな調査が現在実施されている。

調査は、昨年閣議で同地域を保護地域として維持すると決定したことに従い、非営利団体であるセーシェル海洋保護協会(MCSS)が実施することになる。

「グランドポリスは島内に最後に残された原生自然地域です。一般には30年以上公開されていません。おかげでこの地域の生物多様性は非常に特別なのです」と、MCSSの代表であるDavid Rowatt氏は述べた。
調査プロジェクトの詳細は今月上旬にタカマカ地区に公開されていた。

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2019年1月26日 (土)

ウガンダ野生生物局が鳥獣保護区全域に電気柵を設置

和訳協力:熊倉 健司

2018年11月3日 New Vision記事より一部抜粋

マーチソン・フォールズ国立公園において地域社会の保全のための警備アシスタントをしているGodfrey Lubangakene氏は、ゾウが農作物を荒らし、人間の生命を脅かさないように、ゾウ除けの堀を作るために地域住民を雇用している、といった。

国立公園の周辺における近隣住民と野生生物との対立を最小限に抑えるため、ウガンダ野生生物局(UWA)は国立公園に沿って電気柵を設置することを決めている。
野生動物が畑に侵入するのを防ぐのが目的だ。

UWAの広報担当員であるGesa Simplicious氏によれば、電気柵は2019から2020年の会計年度に設置される予定だ。

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2018年12月18日 (火)

人間と動物にとってフレキシブルな空間が我々には必要か?

和訳協力:深井 悠

2018年10月15日 Mongabay記事より一部抜粋

どんな景観であれ、それを定義する特徴を人間はしばしば「境界」ととらえているのに、他の種にとってはほとんどの場合そうではない。
その一方で、道路や一続きになっている物、または電柱などについては、人間は強固な境界とはみなさないかもしれないが、他の種にとっては地の果てに等しいのだ。

人間の活動は世界中で、森であれ湿地帯であれマングローブであれ、本来の景観を断片化したものがモザイク状に分布する景観へと変えてきた。
今日、ほとんどの地域では、どの方向であれ100km車を走らせれば、森や耕作地、大規模農場、人間の居住地、工業地帯などがモザイク状に分布するのを目することだろう。
そしてこの改変はすべて、ただ一つの種、人類を念頭に行われてきたのだ。

景観が変えられた後、そのほとんどは野生生物種の存在を脅かすものだが、保全のための研究や活動は保護地域の状況と現実に即した形で行われ、そういう保護地域周辺のモザイク状景観の重要性や、その内部における複雑な相互作用についてはほとんど対処してこなかった。
研究では徐々に、ヒョウやゾウなどの数種の生物を挙げて、人間優位の景観の利用の度合いや多様さを明らかにしつつある。

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2018年12月15日 (土)

オーストラリアの弁護士連合会、在来種の将来を懸念

和訳協力:伊川 次郎

上院審議への提案で、生物多様性を保護する国際的な義務を確実にする改革がなされるよう促す

2018年9月25日 The Guardianニュースより一部抜粋

オーストラリアの環境法制度が国の生物多様性を守る国際的な義務を果たせなくなってきたと、オーストラリア弁護士連合会が危惧している。

高い割合での動物相の絶滅についての上院審議に向けての提案で、連合会の環境法および計画法委員会は、在来種の減少を逆転させる改革を呼びかけた。

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2018年12月 6日 (木)

コンパニオンアニマルとしてのエキゾチックアニマルをめぐる動物の福祉と安全

和訳協力:日高 穂香、校正協力:長井 美有紀(Myuty-Chic)

2018年7月10日  Faunalyticニュース

現在私たちは、人間がほかの動物をコンパニオンアニマルとして飼い始めた約17,000年前と比べ、動物についてはるかに多くの知識を持っている。
今日では、動物の福祉や、動物と共に暮らす人々や動物を運ぶ人々の安全を守るための様々な地域政策や国際政策が存在する。
コンパニオンアニマルとしてのエキゾチックアニマルの取引や飼育について広く検討を行ったこの論文は、ペットとしてのエキゾチックアニマルの取引は規制が不十分であり、表示制度を採用すれば無知な買い手から動物たちをよりしっかりと守れる可能性があることを示している。

「エキゾチック」という言葉は、ヘビやカエル、魚など、独特の生物学的または環境的なニーズを持つ様々な動物に対して使われてきた。
筆者らによれば、一般にエキゾチックアニマルとは「その地域に本来生息していない動物、あるいは家畜化されていない動物」と捉えられているという。
しかし、在来種や家畜化された度合いが様々な程度の種もエキゾチックと呼ばれる可能性がある。
科学者たちは、コンパニオンアニマルのうち、このようなカテゴリーに当てはまるすべての動物たちが何を必要としているかを十分には理解しておらず、その福祉を確保する方法に至ってはもっと理解できていない。

研究によると、取引業者やエキゾチックアニマルと共に暮らす人々も同様に、知識に乏しいという。
売り手が根拠もなく、ある種を家庭での飼育に適していると言って売り込むことも多い。
種の保全や生態系への悪影響、人畜共通感染症の蔓延といった懸念もある。

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2018年11月27日 (火)

フィジー共和国で、森林保護がサンゴ礁の保全にどのように役立つかを科学者らが調査

和訳協力:伊川 次郎、校正協力:鈴木 洋子

WCSとハワイ大学の科学者らが新モデルを使い、どこで森林保護の取り組みを行えば人間の影響を沖合で最小にするかを特定する。

2018年8月28日 WCS News Releases

ハワイ大学マノア校、WCS(Wildlife Conservation Society:野生生物保護協会)およびその他のグループに所属する研究者らは、フィジーにおける森林保護が、サンゴ礁とその周辺に生息する魚類個体群への人間活動の影響を、どのように最小限に抑えるかを突き止めつつある。

特に、Scientic Reports誌に新しく公表された研究の著者らは、サンゴ群集および関連するサンゴ礁に生息する魚類個体群への害を緩和するという見地から、陸域での保護活動が下流のサンゴ礁に対して最も恩恵をもたらすと思われる具体的な場所を明らかにするために、革新的なモデリングツールを利用した。

『Scenario Planning with Linked Land-Sea Models Inform Where Forest Conservation Actions Will Promote Coral Reef Resilience』という表題の研究論文の著者は、以下の通りである。
Jade M. S. Delevaux、Stacy D. Jupiter、Kostantinos A. Stamoulis、Leah L. Bremer、Amelia S.Wenger、Rachel Dacks、Peter Garrod、Kim A. Falinski、Tamara Ticktin。

研究者らはフィジーのクブラウ地域に焦点を絞った。
そこでは、先住の土地所有者たちがすでに対策を講じつつあり、尾根からサンゴ礁(ridge-to-reef)に至る管理計画に従ってその資源を管理している。

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2018年11月 3日 (土)

UAEで将来的にエコツーリズムが増加するとされる理由

和訳協力:清水 香芳

2018年7月12日 Abu Dhabi World Onlineニュースより一部抜粋

エコツーリズムの目的地として一流の国という立場を確立するための新しいプロジェクトが始まった。

アラブ首長国連邦(UAE)の気候変動・環境省(MoCCAE)は、アブダビとUAEがサステイナブル・ツーリズム(持続可能な観光産業)の先進地となるための国家エコツーリズムプロジェクトを発表した。

UAEは、2016年を6.5%上回る1500万人の観光客を2017年に獲得した。
そして今回、2021年までに年間2500万人以上の観光客獲得を目指す活動の一環として、この計画が導入された。

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2018年11月 1日 (木)

保護の費用が高すぎる?

絶滅危惧種を保護する最良の方法が時には見放すことである理由

和訳協力:福田 志保

2018年9月14日  The Globe and Mailニュースより一部抜粋

カナダでの絶滅危惧種の保護活動がまったくうまくいっていないことは隠すまでもない。
現在、連邦絶滅危惧種法により指定されている700種以上の植物および動物のうち、ほとんどが驚くべき速さで減少している。
WWFカナダによると、2002年に法律が施行されて以来、これらの種は平均28%減少している。
つまり、連邦政府の保護リストに掲載されることは、保全対策の対象となるというよりも、終末病棟に送られるを意味するものなのである。

本法は首都オタワに掲載された種を保護するよう義務付けているが、保護の方策に関する最優良事例を提供しているわけでもなく、矛盾する多くの要望に直面した際に保全者がどうすべきか助言も与えていない。
非常に多くの種が危機にさらされ、資金も限られる中、今日までのカナダの保全対策は、科学同等、直感や偶然に導かれた措置の寄せ集めのように見える。

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