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13 鳥類

2017年4月27日 (木)

南アフリカで世界渡り鳥の日を祝う

和訳協力:吉田 淳子、校正協力:稲垣 語祐

2015年10月23日 CMS News

2015年10月15日、南アフリカでWorld Migratory Bird Day(WMBD:世界渡り鳥の日)を祝う第1回公式式典が開催された。
式はEdna Molewa環境大臣が中心となり、ハウテン州にあるマリーベール鳥類保護区で行われた。

会場となった保護区はラムサール条約登録湿地のBlesbokspruitの南端に位置し、多種多様な水鳥の休息地になっている。

世界渡り鳥の日は、渡り鳥とその生育地の保護の必要性についての関心を高めるために、Convention for the Conservation of Migratory Species of Wild Animals(CMS:移動性野生動物種の保全に関する条約、通称「ボン条約」)と、Agreement on the Conservation of African-Eurasian Migratory Waterbirds(AEWA:アフリカ・ユーラシア渡り性水鳥保全協定)のもと、2006年に発表された。
南アフリカ共和国は、1991年12月1日にCMSの、2002年4月1日にAEWAの締約国になった。

国際的には5月第2週の週末となっているWMBDは、北半球では夏に合わせて鳥たちが帰ってくるタイミングに行われる。
つまりその時期に、渡り鳥は南アフリカから飛び去ってしまうのだ。
そのため、南アフリカでは鳥たちが冬を過ごすために戻ってくる10月に行われたのである。

今年の世界渡り鳥の日は、「Energy - make it bird-friendly!:渡り鳥への影響の少ないエネルギー」がテーマだ。
再生可能なエネルギーシステムとテクノロジーの発達が、渡り鳥とその生息地に及ぼす影響を、最小化または軽減させることに焦点を当てている。

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2016年9月 1日 (木)

ロシアでは伐採業者がフクロウの最愛の友?

和訳協力:立田 智恵子、校正協力:石原 洋子

2015年9月29日 WCS News Release

フクロウと伐採業者は仲良くできるのだろうか?
ロシア極東の南部にある沿海地方で行われた最近の研究では、両者がうまく付き合うのが可能なだけでなく、絶滅の危機に瀕したBlakiston's fish owl(シマフクロウ)が沿海地方で生き延びるために必要であることが分かった。
この研究は、WCS(Wildlife Conservation Society:野生生物保護協会)、Russian Academy of Sciences(ロシア科学アカデミー)、そしてUniversity of Minnesota(ミネソタ大学)が実施したものである。

結果によれば、20,213㎢(7,804mile2)の調査区域のうち、シマフクロウに適している生息地の多く(43%)が伐採業者に貸し出されている土地にあった。
そのうち、自然保護地区として保護されているのは僅か19%(たった8組のフクロウのつがいにふさわしい広さ)しかない。
この研究の報告である論文「Blakiston's fish owl Bubo blakistoni and logging:applying resource selection information to endangered species conservation in Russia((仮)シマフクロウと伐採:ロシアにおける絶滅危惧種の保全への資源選択情報の応用)」は、査読付きの学術雑誌『Bird Conservation International』で、一定期間無料で閲覧できる。

これは「Spotted Owl vs Loggers II: Russia Edition((仮):Spotted Owl(ニシアメリカフクロウ)対伐採者II:ロシア版)」と同様の筋書きのように聞こえるかもしれないが、シマフクロウの擁護者とロシアの伐採業者の関係は、1990年代に米国太平洋岸北西部で起こったニシアメリカフクロウと伐採者との激しい論争ほど険悪ではない。

事実、沿海地方の北東部で最大の伐採業者のひとつであるOAO Amgu社は、すでに生物学者と協力して、彼らの土地にあるシマフクソウの生存に欠かせない渓畔林の区画選定を行っている。
つまり巣作りに適した大きな樹木や、沿川地域におけるフクロウが好きな餌である鮭を獲る場所などだ。

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2016年5月26日 (木)

自然保護活動家、アフリカのハゲタカが絶滅に向かっていることを警告

和訳協力:高橋 富久子、校正協力:滝野沢 ゆり

2015年10月29日 IUCN International news release

IUCN(国際自然保護連合)レッドリストの協力者であるBirdLife International(バードライフ・インターナショナル)が実施した、IUCN Red List of Threatened SpeciesTM(絶滅危惧種に関するIUCNレッドリスト)の鳥類に関する直近の評価によると、アフリカ大陸で最も大きく、同定しやすい猛禽類である、アフリカの11種類のハゲタカのうち6種類が、現在、絶滅の危険性がより高まっているとされている。

アフリカのハゲタカの個体数が減少した主な理由は、伝統的な薬にハゲタカの体の一部を使用するため、毒入りの餌でおびき寄せて無節操に毒殺されたからと考えられている。
また、ハゲタカがいると、不法に殺された大きな獲物の死骸があることを当局に教えることになるため、密猟者の意図的な標的になったことも一因と考えられている。

バードライフ・インターナショナルのアフリカプログラムの代表であるJulius Arinaitwe博士はいう。
「アフリカ大陸のハゲタカの急激な減少は、アフリカの空から、最も象徴的で比類ない鳥類の仲間を奪うだけでなく、人間にも深刻な影響を与えます。なぜなら、ハゲタカは腐った動物の死骸を片づけることで、病気の蔓延を防ぐのに役立っているからです」。

「しかし私たちは今、ハゲタカの急激な減少を知ったのです。この偉大な掃除人を確実に未来に残すために、自然保護活動家たちが、政治家や信念を持った団体、政府機関、そして地元の人々とともに行動を起こす時間はまだ十分にあります」。

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2016年3月23日 (水)

花粉媒介者の個体数増減についての初の世界的評価で、花粉を媒介する鳥類や哺乳類の減少が明らかに

和訳協力:蛯名 郁矢、校正協力:成田 昌子

2015年3月13日 IUCN International news release

IUCN(国際自然保護連合)と協力諸機関らによって行われた新たな研究によれば、花粉媒介をする鳥類や哺乳類の保全状態は悪化しており、絶滅から遠ざかる種より多くの種が絶滅に向かっている、とのことである。

花粉媒介をする鳥類や哺乳類のうち、ここ数十年間、毎年平均2.4種でIUCNのレッドリストカテゴリーが1段階絶滅の方へと進み、哺乳類と鳥類のどちらもが絶滅リスクが大きく増加していることを示している。

筆頭著者である、UNEP(国連環境計画)のWorld Conservation Monitoring Centre(世界自然モニタリングセンター)に所属するEugenie Regan氏は、次のように述べている。
「我々の研究で、花粉媒介者の個体数動向が初めて世界的に評価されました。その結果、地球上の受粉サービスに悪影響を及ぼしていると思われる憂慮すべき傾向があることが示され、その影響は、2150億ドル(約26兆5千億円、2015年6月18日付け換算レート:1USドル=123.39円)以上に相当すると見積もられています」。

現在確認されている鳥類や哺乳類のうち、9%が花粉媒介者だと分かっているか、もしくは推測されている。
哺乳類の中ではコウモリが主要な花粉媒介の担い手で、リュウゼツランやサボテンなどの経済的にも生態学的にも重要な数多くの植物の花粉を媒介している。
主な花粉媒介をする鳥類には、ハチドリやミツスイの仲間、タイヨウチョウ科やメジロ科の鳥などがいる。

顕花植物の約90%が動物を介して受粉しており、人間は食料、家畜の飼料、薬、原料、その他の様々な目的のために、これらの植物の多くの種に大きく依存している。

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2015年11月 2日 (月)

ギニアビサウでコイネズミヨウムの雛の密猟に大きな変化が

和訳協力:下島 深雪、校正協力:木田 直子

2015年4月1日 IUCN Redlist News Release

ビジャゴ諸島ではコイネズミヨウムが新たな繁殖期を迎え、巣の監視チームにおいては、昨年以上の成果を上げられるのでは、という期待が高まっている。
昨年末、密猟された雛が巣に戻され、親鳥が再び子育てを始めたことが、心温まる保全活動の話題をもたらし、かつてのオウム猟師を雇用する戦略が保全の成果を上げていることが明確になった。

ギニアビサウ共和国の沖合に位置し、UNESCO(国連教育科学文化機関)のBiosphere Reserve(生物圏保護区)になっているビジャゴ諸島は、わかっている限りではTimneh parrots(学名:Psittacus timneh、コイネズミヨウム)の巣が最も多く集中している場所である。
世界でVulnerable(絶滅危惧II類)とされるこの種は、西アフリカのわずかな国に生息する固有種で、ペット取引と生息地の消失が個体数に大きな影響をもたらしている。

IUCN(国際自然保護連合)のメンバーであるWorld Parrot Trust(ワールドパロットトラスト)が調整を行い、SOSが資金提供するプロジェクトの一環として、巣の監視と保護を行うために、近隣の村々から数名の地域住民が集められた。
これは、彼らの経験や知識、地域社会とのつながりが、オウムの密猟を大きく変化させることを期待してのことである。

毎年、巣の観察は注意深く行われる。
プロジェクトメンバーが定期的に訪れるほか、巣の入り口に向けて設定した一定時間間隔で撮影を行う経時自動撮影カメラも設置されるのだ。
昨年、巣穴のうろのまわりで、間違いなく山用のナイフによってつけられた傷を発見した際は、監視チームはなす術もなく最悪の事態を恐れるばかりだった。
密猟者がここに来たのだ。
勇敢な木登り名人の、以前は密猟者であったManjacoが素早く木をよじ登り、巣がすでに空であったことを確認した。
事実上、雛はチームの目の前で密猟されたのだ。

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2015年9月 4日 (金)

保全活動の成功にもかかわらず、ヨーロッパの鳥類の13%がまだ絶滅の危機に

和訳協力:戸井田 若菜、校正協力:星子 啓子

2015年6月3日 IUCN Redlist News Release

European Commission(欧州委員会)とBirdLife International(バードライフ・インターナショナル)が作成し、本日発表した新たなEuropean Red List of Birds(欧州版鳥類レッドリスト)によると、ヨーロッパの鳥類の13%が絶滅の危機にあり、その主な原因は生息地の喪失、生息環境の悪化、気候変動であるという。

「欧州版レッドリストを見ると、個体数があまりにも減ってしまった種を救うために、残された最後の生息地を保護し、外来種の根絶や命取りとなる送電線の絶縁対策といった活動を行うなど、私たちが適切な対策に取り組んできたことがわかります」と、バードライフのEuropean Species Programme((仮)欧州種プログラム)の責任者であるChristina Ieronymidou氏は語る。
「しかし現在私たちは、農地における生態系の劣化から気候変動に至るまでの、さらに大きな問題に直面しています。このような問題には、より広範囲にわたる厳しい対応が迫られるのです」。

全ヨーロッパレベルにおいて評価された533種の鳥類のうち、67種(13%)は地域的絶滅の危機にあり、6種はすでに絶滅している(1800年以降)。
2004年以降、レッドリストで格上げされた鳥類は全部で29種にのぼる。
それらはかつて、ヨーロッパでは軽度懸念と考えられていたが、現在は絶滅が危惧されるかまたは準絶滅危惧種とされている。

例えば、かつては非常によくみられた海鳥2種が、現在は絶滅危惧IB類に指定されている。
Atlantic Puffin(ニシツノメドリ)とNorthern Fulmar(フルマカモメ)は北大西洋の象徴的な鳥であるが、その個体数は近年、魚の乱獲と気候変動の両方の影響により激減し始めた。

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2015年6月29日 (月)

適応か死か:南アジアのハゲワシ保全に学ぶ

和訳協力:品川 暁子、校正協力:星子 啓子

2014年12月16日  IUCN Redlist News Release

SOS(Save Our Species)の助成を受けているAnanya Mukherjee氏にとって、dipstick technology(ディップスティック法:液体に浸けて、色の変化で液体の性質を判別する技術)からGPSが可能にした鳥類へのタグ取り付けによる調査への切り替えは、順応的管理の典型的な事例であった。
実際、ハゲワシ保護を目的とする大型プロジェクトは、この切り替えにより目標に向けて継続的に取り組むことが可能となった。
その目標とは、インド亜大陸における3つの効果的なVulture Safe Zones (VSZ:(仮)ハゲワシセーフゾーン)の創設である。

あなたは、ある計画をもつインドのハゲワシの保護活動家であると想像してほしい。
その計画は、VSZを創設し、そして残されたハゲワシの安全を十分に確保して、やがてはハゲワシが一団となって自然界の清掃係としての役割を再開できるよう再導入するというものだ。

しかし、物事が計画通りに進行しなかった場合、何が起こるだろうか。
自然からインスピレーションを受けてこんな風に言う者がいるかもしれない。
「適応か、それとも死か」!

VSZには、3万㎢にわたってジクロフェナク(非ステロイド性抗炎症薬)は存在しない、と公表されている。
ジクロフェナクは、古くから病気にかかった家畜の治療のために利用され、ハゲワシの仲間、中でも特に南アジア地域固有のGyps(シロエリハゲワシ属)のハゲワシにとっては大変有害であることもわかっていた。

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2015年5月26日 (火)

BP裁判のヤマ場はメキシコ湾沿岸への長期的影響

和訳協力:和田 一美、校正協力:東川 かよ

2015年2月2日 Ocean Conservancy Blog

ニューオリンズでBP裁判が続く中、先週、メリーランド大学の海洋科学の教授であるDonald Boesch氏が証言を行い、海を愛する人々の召集を実際に促すことになった。
海産魚やその生息環境、また野生生物に対する影響の多くが、「見えないものは忘れ去られていく」状況であり、その影響が一般公開されないケースも多々ある。

米国検事側の狙いは、Boesch教授の証言を通して、BP Deepwater Horizon (BP社のディープウォーター・ホライズン石油掘削施設)で起きた、原油流出による惨事の深刻さを浮き彫りにすることである。
また、8つの要因の1つが判事が定める環境面での制裁金を決定することになるため、その証言を、最高額で137億USドル (およそ1兆6千億円、2015年2月21日付け換算レート:1USドル=119.1円) の制裁金を課す論拠にしようとしている。
同教授は、深海のサンゴや原油にまみれたメキシコ湾の海底に生息するその他の生物たちを含め、海洋へ影響する可能性がある憂慮すべき実態を供述した。

イルカは肺病と体重の減少に苦しんでいる。
Sargassum (ホンダワラ属の海藻) は、ウミガメの子どもや群れをなす幼魚たちには不可欠な流れ藻だが、原油に覆われ、その重みで沈んでしまった。
メキシコ湾の食物網の基盤である、海面やその周辺に生息するプランクトンやバクテリア、原生動物や小型の甲殻類も、分散する有害物質や原油から逃れる術はまったくなかった。
ペリカンやカモメ、カツオドリなどといった、何十万羽もの海鳥や浜辺を利用する鳥も命を落とし、その大多数が海底に沈んだか、あるいは湾内のその他の人の手が届かない場所に流れ着いたと推定される。

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2015年5月 8日 (金)

太平洋の海鳥の集団死は、海洋食糧網のもろさを浮き彫りにする

和訳協力: サハデ 美穂、校正協力:佐々木 美穂子

2015年1月30日 Pew Charitable Trust News

2015年の1月に私は、多くの人々に衝撃を与えた残酷な光景を目の当たりにした。
オレゴン州とワシントン州の沿岸で、かつてないほどの規模での海鳥の集団死が起きているのだ。

干潮になったらマテガイの仲間を掘ろうと、その機会を待ちながら海岸に沿って歩いていると、小さな死がいをいくつか見つけた。
今後この2つの州にある多くの海岸で、この光景が悪化することになるということを私はわかっていなかった。

報道によれば、幼鳥の餌の大半を占める小さな殻を持つオキアミ類とカイアシ類の不足から、何千羽ものアメリカウミスズメが飢えているようだった。
全体像はまだ不確かだが、海鳥の集団死は、海洋食糧網が不安定である事実を浮き彫りにする。
つまり、カリフォルニア州の現在の海洋生態系は、最小の餌生物でさえ利用できるかどうかが変動する場合があるということである。

そのため、西海岸の漁業管理者が、生態系に基づくアプローチを適用する先駆者の一員となっていることは良いニュースである。
そのアプローチでは、海洋漁業の管理のために、大局的な考慮がなされている。
Pacific Fishery Management Council(太平洋漁業管理評議会)は、2013年に評議会の初のfishery ecosystem plan(漁業生態計画)を承認し、その計画の最初の具体的な第一歩として、この3月に最終的な措置をとる体制を整えている。
それは、生態系の重要な中間的な繋がりを形成している、数十種類もの餌用の魚の種の基本的保護対策の制定である。

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2015年5月 6日 (水)

渡りルート保全協定成立20周年

和訳協力:岩下 奈緒、校正協力:星子 啓子

2015年1月16日 CMS News

今年は、1995年6月にオランダ・ハーグにてAfrican-Eurasian Migratory Waterbird Agreement(AEWA:アフリカ・ユーラシア渡り性水鳥保全協定)の交渉成立から20周年記念の年である。

AEWAは、過去20年間アフリカ・ユーラシア間の渡りルートに生息する渡り性水鳥の個体群の保全と管理において、国際的な協力を得るための枠組みを提供してきた。
AEWAは世界中の渡りルート保全のための協調の手本となり、また渡り性水鳥の保全協力と取り組みの効果的な原動力となることを自分自身で証明する役割を果たしている。

AEWAは、ユーラシアおよびアフリカの7カ国が批准したことにより、必要とされる締約国の数に達し、1999年11月1日に効力を発した。
その1週間後に、1回目の締約国の会合がアフリカのケープタウン近郊の街、サマーセット・ウエストで開催された。
IUCN(国際自然保護連合)が協定の原案を初めて公表したのは1983年と早かった。
Convention on Migratory Species(CMS:移動性野生動物の種の保全に関する条約、通称「ボン条約」)の第1回締約国会議では、White stork(学名:Ciconia c. ciconia、シュバシコウ)と旧北区注)西部のカモ科(-カモ類、ガン類、ハクチョウ類)を、最優先で独立した国際文書にするべきとした。
後にこれら2種類の渡り鳥たちは、アフリカ・ユーラシア地域に生息する広範囲な水鳥たちに適用される一つの協定の提案書に盛り込まれた。
これがAEWAが発展し、ボン条約とその傘下の国際協定等を成長へと導いた経緯である。

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