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19 アジア

2018年9月18日 (火)

レンジャーがカンボジアの一つの公園内だけで約11万個ものくくり罠を発見

和訳協力:坂本 義教

2018年5月22日  The Gardianニュースより一部抜粋

小型オートバイ用の単なるブレーキケーブルが、東南アジアではトラやクマ、果ては若いゾウさえ殺すことがあるのだ。
地元のハンターは、こうしたどこにでもあるワイヤーを使い、森の無差別爆弾ともいえるくくり罠を作る。
その上、このくくり罠は東南アジアで最もカリスマ的な種だけでなく、あまり知られていない多くの動物の手足を不自由にし、殺してしまう。
科学雑誌『Biodiversity and Conservation』に掲載された新しい論文では、このくくり罠の増加の規模に注目している。
カンボジアの南カルダモン国立公園では、レンジャーがワイルドライフ・アライアンスと共同で、わずか過去6年で109,217個ものくくり罠を除去したのである。

「ベトナムには、リスより大きな哺乳類がまったく残っていない森林もあります」と、論文の筆頭著者でワイルドライフ・アライアンスのサイエンス・ディレクターを務めるThomas Gray氏は語った。
「これらの森林が潜在的にどれだけ多様性に富んだものであったかを考慮すると、生態系サービスや森林としての生物学的多様性全体に、このことが実質的な影響を与えていることは間違いないのです」。

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2018年9月15日 (土)

ロシア、希少動物のネット販売、罰則強化へ

和訳協力:矢内 一恵

2018年6月28日 RAPSIニュースより一部抜粋

ロシアのプーチン大統領は、絶滅危惧種も含めた野生動物や水産資源の違法なネット販売およびその購入に対して、処罰を厳しくする法案に署名し、法律が成立した。
法律の内容はロシア政府の法律関連情報を掲載する公式webサイトに掲載されている。

この法律では、インターネットやマスコミを通じての、動物自体、またその一部や派生製品の売買に対し、最長4年の懲役と罰金50万~150万ルーブル(約260万円)が科せられる。
公務員の場合は、懲役6年と罰金300万ルーブル(約530万円)となる可能性がある。
組織犯罪による場合は、懲役9年になる見込みである。

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2018年9月13日 (木)

多肉植物を盗掘し、1個50ドルで売ろうとしたアジア人観光客に懲役9年の刑

和訳協力:中島 薫

2018年5月16日 Next Sharkニュースより一部抜粋

3人のアジア人が、カリフォルニア州で数千個の多肉植物を盗み、アジアに輸送しようとした罪で、懲役9年の実刑を受けることになった。

刑を受けるのは、北朝鮮出身のTae Hun Kim(52歳)とTae Hyun Kim(46歳)、そして中国出身のLiu Fengxia(37歳)だ。

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2018年9月 6日 (木)

日本、年次南極海調査捕鯨で120頭を超える妊娠クジラを捕殺

和訳協力:長井美有紀(Myuty-Chic)

2018年5月28日 Newsweekニュースより一部抜粋

ある有名なアニマル・ライツ団体は、論争の的となる日本の捕鯨を非道だとしてきた。
それは、去年日本が年に1度実施してきた南極海での調査捕鯨で、120頭以上の妊娠したクジラを捕殺していたことが判明してからのことである。

最新データによると、作年夏、333頭ものクロミンククジラが捕殺され、そのうち181頭がメスで、さらにそのうちの122頭が妊娠していたとされている。

夏の年次調査は143日間にもおよび、国際捕鯨委員会の自然科学委員会の議事録によると、61頭もの幼齢のオス、53頭の幼齢メスのクジラ、合計で114頭も捕殺されている。

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2018年8月23日 (木)

州政府がゾウ殺しに関する情報に懸賞金をかける

和訳協力:榊原 清玄

2018年5月23日 Daily Expressニュースより一部抜粋

州政府が、ボルネオゾウの殺害者の逮捕につながる情報を提供した者に対して懸賞金を与えることにするという。

新任のサバ州観光・文化・環境大臣であるChristina Liew氏に対する5月22日火曜日の取材によれば、ボルネオゾウ殺害の根本的な原因に対処するために、この政策を再開する予定とのこと。

彼女はまた、サバ州でのボルネオゾウ殺害の状況はひどくなっているという。
悲しいことに、殺されたボルネオゾウの中にはわずか1歳のものもいたとのことだ。

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2018年8月16日 (木)

TRAFFICの報告書で北アフリカのウナギ取引の重要性が際立つ

2018年3月16日 Sustainable Eel Group News

和訳協力:會田 真弘、校正協力:長井 美有紀(Myuty-Chic)

報告書-EASTWARD BOUND:Analysis of CITES-listed flora and fauna exports from Africa to East and Southeast Asia((仮)CITES附属書の対象動植物種のアフリカから東アジアおよび東南アジアへの輸出についての分析)

ウナギに関する情報は以下のリンクサイトから入手可能

Outhwaite W & Brown L(2018): Eastward Bound:Analysis of CITES-listed flora and fauna exports from Africa to East and Southeast Asia 2006 to 2015. Traffic International, Cambridge, United Kingdom.

情報源:附属書IおよびII対象種のCITES取引データベース

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2018年8月11日 (土)

マルバノキおよびシッソノキの特定の標本を除く野生生物取引の禁止について(締約国への通達 No.2018/031)

和訳協力:鈴木 康子、校正協力:木田 直子

2018年3月26日 ジュネーブ

1.インドの管理当局は、第2項以下の内容を条件として、附属書I、II、およびIIIに掲載されるすべての動植物種の野生から採取された部位標本の、商業目的の輸出をインド政府が禁止したと事務局に通達した。

2.インド政府は、附属書IおよびIIに掲載されている植物種の栽培種およびその産物と証明されるものの輸出を許可する。また、野生のDalbergia sissoo(シッソノキ)およびDalbergia latifolia(マルバノキ)から生産された、木材および木材製品(丸太、製材、切り株、根、樹皮、木片(チップ)、木粉、細片(フレーク)、粉末および木炭)を除き、インドの管轄当局によって発行されたCITES輸出許可書と同等の許可書により輸出が承認されたすべての産物は、この全面的な輸出規制の対象外となる。シッソノキおよびマルバノキの産物は、インドの地方および国の法律に則り、かつ林業の原則に基づき定められた管理(作業)計画に則って合法的に採取され、そのすべてが法的な調達許可書によって守られる。これらのすべての産物は、政府の材木貯蔵所から競売を通して販売されるか、あるいは合法的に調達され、輸出される。

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2018年8月 7日 (火)

ボルネオゾウの将来のために極めて重要な保護地域管理の優先性

和訳協力:羽賀 秋彦、校正協力:西田 実幸

2018年3月 Biological Conservation掲載論文要約部分抜粋

熱帯の保護地域管理に関する戦略は長年、炭素貯蔵量が大きい原生林に偏ってきた。
この偏りのため、著しく伐採された地域などは結果として質が低いものとみなされ、土地改変される場所とされてきた。

我々は、マレーシアのサバ州において、手つかずの森から著しく伐採された森までの、ボルネオゾウにとっての重要性を評価した。
GPS遠隔測定法にて収集した29個体の分布データおよび空からの森林の3次元マッピングをもとに、サバ州全体でのゾウの分布のモデリングを行い、現在までで最も大規模なボルネオゾウの森林利用の分析結果を公開した。
樹高13m級の森林で、特に平坦で低地にあるものが、ゾウが最も好んで利用する環境であることが分かった。

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2018年8月 4日 (土)

ラオス人民共和国におけるクマの飼育および取引に関する再評価

和訳協力:加藤 有起枝、校正協力:久保 直子

2018年1月 Global Ecology and Conservation掲載論文要約部分抜粋

この調査は、ラオス人民共和国でのクマ飼育産業に関する再評価を行うものであり、現在の商業用クマ飼育施設(いわゆるクマの胆汁および、またはクマやクマの体の部位を取り引きしていると判断されたクマの飼育繁殖施設)の数や、これらの施設に収容されているクマの数を記録し、Livingstone and Shepherd(2014)で発表された、2000年から2012年の間の調査以降の変化に言及するものである。

我々はすでに把握されている商業用クマ飼育施設のすべてを調べ、これまで記録されていない施設も調さした。
そして今回の記録をLivingstone and Shepherd(2014)の調査結果と比較し、彼らの記録と重複するいくつかの記録を修正した。

2017年、我々はクマ専用飼育施設4つ、クマも収容していると報告されたトラ飼育施設3つの計7つの商業用飼育施設を記録した。
2012年から2017年の間に記録されたクマ専用飼育施設の数は2つ減り、クマも収容しているトラ飼育施設の数は1つ増えたことが分かった。
同期間内で、ラオス人民共和国にあるすべての施設で飼養されていたクマの総数にはほとんど変化はない(1頭増)が、各施設のクマの数には変化があった。
華僑が北部に所有するいくつかの施設は2012年から拡張し、中部および南部にある施設は規模を縮小または閉鎖した。

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2018年7月19日 (木)

世界の自然遺産の破壊:「コモドは臨界点に達しつつある」

2018年4月18日 The Guardianニュースより一部抜粋

インドネシアの国立公園は、いくつかの世界有数のダイビングスポットや美しい海洋生物を誇るが、違法漁業と持続可能でない観光事業が国立公園のユネスコ世界遺産たる資格を脅かしている。

2つの海の合流点に位置するコモド国立公園は、起伏に富む丘陵からなる島の連なりで、有名なコモドオオトカゲの生息地であり、外洋性の魚類やオニイトマキエイ類、カメなどの、美しくで多様な海洋生物のすみかでもある。

近年、地元のダイビング事業者は、違法漁業が激化し、公園の1日入場料は2015年に約500%、175,000ルピア(約1,500円)に値上げされ、今やコモドでダイビングするのはガラパゴスよりも高くつくにも拘わらず、海洋巡視の数だけが減ったという。

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