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08 類人猿

2018年9月 1日 (土)

コンゴのヴィルンガ国立公園を旅行者に対し2019年まで閉鎖

和訳協力:加藤 有起枝

2018年6月4日 The Gardianニュースより一部抜粋

アフリカで最も古い国立公園が、レンジャーの死亡と、今年の地元武装勢力によるイギリス人旅行者2名の拉致のために、2019年まで旅行者に対してその門を閉じることとなった。

コンゴ民主共和国のヴィルンガ国立公園は、世界的に有名なマウンテンゴリラの群れの生息域だが、国内はますます不安定になり、暴力事件が増加している。

この10か月の間、ヴィルンガ国立公園では少なくとも12名のレンジャーが武装勢力や密輸業者との衝突で殺害され、公園の歴史において最も血塗られた期間の一つとなった。

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2018年7月17日 (火)

新種の類人猿、中国のダム建設が脅威に

和訳協力:蛯名 郁矢

2018年4月23日 The Guardianニュースより一部抜粋

2018年11月、科学者から驚愕の発表があった。何気ない風景の中に新種の類人猿が潜んでいたことに気づいたというのだ。地球上に生息することが分かったようやく8種目となる類人猿である。

タパヌリオラウータンは、スマトラ北部で生存しており、既に世界で最も絶滅の危機に瀕している類人猿となっている。研究者によれば、生存している個体数は800頭以下だと見積もられている。こうした発見にも関わらず、タパヌリオラウータン個体群の生息地のちょうど真ん中で進められている、中国国営企業のSinohydro社(中国水利水電建設集団)による、巨大ダム建設計画に伴う森林伐採は中止されていない。複数のオラウータンの専門家は、Sinohydro社が建設するダムは、タパヌリオラウータンにとって喫緊の死活問題であるとしている。

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2018年6月21日 (木)

インドネシアのオランウータン保護計画事業での地方公務員の役割に活動家らの期待が高まる

和訳協力:深井 悠

2018年5月15日 Mongabayニュースより一部抜粋

インドネシアの活動家たちが、オランウータンの保全に関する一連の連邦ガイドラインの策定を求めている。それにより地方自治体と企業は、絶滅の危機に瀕する類人猿の保護に、より積極的な役割を担うことを余儀なくされるだろう。

その呼びかけは、最近の数か月の間に、インドネシアのボルネオ島で2頭のオランウータンが残酷に殺されたことを受けて起きたものだ。2007年に政府が開始した、スマトラ島とボルネオ島に残された生息地を守ることにより、野生オランウータンの個体数減少を食い止める10年計画の終了を受けての要求でもある。

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2018年4月10日 (火)

地球の半分は野生生物に渡すべき?

和訳協力:西田 実幸

2018年2月18日 The Guardianニュースより一部抜粋

オランウータンが暮らす森と引き換えに作られるパーム油プランテーションの拡大によって、2050年までに少なくともあと45,000頭のオランウータンがいなくなるだろう、と環境保護論者は言う。
地球上で最も目立つ生き物のひとつであるオランウータンは、コガシラネズミイルカやジャワサイ、ニシローランドゴリラ、アムールヒョウなど、現在劇的に減少が続いている多くの種とともに、忘れ去られようとしている。
これらの生き物は、人類の狩りたい・利用したい・開拓したいという衝動によって犠牲となった、タスマニアタイガーやドードー、ハシジロキツツキ、ヨウスコウカワイルカにすでに降りかかった運命によって脅かされている。

その結果、人類はまもなく野生生物がいなくなった世界に取り残されてますます孤立化し、飼い馴らされた生き物とその寄生生物だけとともに生活するようになる、と科学者たちは警告する。
この恐ろしいシナリオは、ロンドンで2月27~28日にかけて開かれる重要な会議―Safeguarding Space for Nature and Securing Our Future―の背景要因となっている。

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2017年11月16日 (木)

人間の活動によって世界の霊長類が絶滅の危機に-流れを逆転させるには世界規模の注目が必要

和訳協力:三尾 美里、校正協力:花嶋 みのり

2017年1月19日 African Conservation Foundation News

生物学上、私たちに一番近い親族である非ヒト霊長類は、多くの社会において、暮らし、文化、信仰に重要な役割を果たし、人類の進化や生物学、行動、新興感染症の脅威について独自の識見を提供している。
非ヒト霊長類は熱帯の生物多様性に不可欠な要素であり、森林再生と生態系の健全性に貢献している。

最新の情報によると、新熱帯区、アフリカ本土、マダガスカル、アジアに分布している79属504種の存在が明らかになっている。
驚くべきことに、霊長類の種の約60%が現在、絶滅の危機に瀕しており、約75%が個体数を減少させている。

このような状況は、霊長類自体とその生息環境に対して、主には世界的、地域的な市場の需要などといった、人間活動に起因する圧力が高まった結果である。
また、霊長類の生息する地域での産業型農業の拡大、大規模な牛の放牧、樹木の伐採、石油やガスの掘削、採鉱、ダムや新しい道路網の建設を通じて、広範囲におよぶ生息環境の喪失を招いている。

その他の重大な要因となっているのは、気候変動やヒト媒介性の疾患といった新たな脅威と併せて、ブッシュミートの狩猟の増加、霊長類のペットとしての違法取引や身体部分の違法取引である。
ほとんどの場合、こうした圧力が相乗効果的に働き、霊長類の個体数の減少に拍車をかけている。

極度の貧困によって特徴づけられ、急速に人口が増えている人間の集団と、霊長類生息地域が広範囲に重なることを考えれば、迫りくる霊長類絶滅の危機を覆すために、また持続可能な方法で地域の人々のニーズに応えるためには、直ちに世界中が注視することが必要である。

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2016年7月29日 (金)

ヴィルンガ中央山塊でマウンテンゴリラの個体数調査が始まる

翻訳協力:山本 真麻、校正協力:佐々木 美穂子

2015年10月7日 FFI News

マウンテンゴリラの個体数調査を新しく実施することは、国境を越えた今後の保全活動に必要不可欠だ。

本日開始される、Virunga Massif(ヴィルンガ中央山塊)に生息するマウンテンゴリラ(学名:Gorilla beringei beringei)の最新の個体数調査は、同地域での保全活動の効果の評価に役立つのみならず、絶滅危惧IA類のマウンテンゴリラとその脆弱で限られた生息地を守るための今後の取り組みを方向付けるという、重要な役割を担うだろう。

個体数調査は2010年以来初となり、Greater Virunga Transboundary Collaboration(GVTC-ヴィルンガ山地の維持管理を行う国境を超えた協力組織のこと)が指揮をとり、International Gorilla Conservation Programme(IGCP:国際ゴリラ保護計画)とその他のパートナーを通じて、Fauna & Flora International(FFI:ファウナ・フローラ・インターナショナル)とWWF(世界自然保護基金)が支援して実施される。
その2010年の調査では、ヴィルンガ中央山塊の451km2の範囲に、マウンテンゴリラ480頭が生息していると推定された。
この調査地はコンゴ民主共和国、ルワンダ、ウガンダにまたがり、マウンテンゴリラが今でも生息しているたった2つの場所のうちのひとつだ。

「レンジャー、保護活動家、近隣の地域コミュニティの人々による献身的な活動と、ゴリラの生息する3か国の協力し合った取り組みのおかげで、ヴィルンガ中央山塊に生息するマウンテンゴリラの個体数は、ここ20年は着実に増加する傾向にあります」と、IGCP代表のAnna Behm Masozera氏は話す。
「今回の個体数調査がこの増加傾向が続いていることを裏付けてくれることを願っています 」。

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2015年10月26日 (月)

中央アフリカにおける大型類人猿の個体数減少を食い止める新しい行動計画

和訳協力:古澤 陽子、校正協力:佐々木 美穂子

2015年4月7日  IUCN News story

IUCN(国際自然保護連合)、Wildlife Conservation Society(WCS:野生生物保護協会)、WWF(世界自然保護基金)、および支援者による新しい保全計画によると、密猟、生息地の消失、疫病に加え、広域で野生生物の保全に関する法が執行されず、司法手続きが腐敗していることにより、中央アフリカのゴリラやチンパンジーの個体数は減少し続けているという。

報告書「Regional Action Plan for the Conservation of Western Lowland Gorillas and Central Chimpanzees 2015-2025((仮)ニシローランドゴリラとツェゴチンパンジー保全のための地域行動計画2015-2025)」では、この地域に住むこれら大型類人猿の80%近くが保護地域の外で発見されていることなど、6カ国にまたがる生息域の大型類人猿への脅威が増大していることを概説している。

絶滅危惧IA類のニシローランドゴリラと絶滅危惧IB類のツェゴチンパンジーは、ともに国内法および国際法により守られているが、特に都市域におけるやみ市場での取引やブッシュミートの需要に付け込もうとする、密猟者や取引業者によって絶滅の危機にさらされ続けている。

地域での人口増加や採取産業、工業型農業の拡大による生息地の消失も、大型類人猿にとっての脅威となっている。
さらに、1990年から2005年の間に、ガボン北東部やコンゴ共和国西部で流行したエボラ出血熱により、何千頭ものゴリラやチンパンジーが死んだと考えられている。

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2015年9月 1日 (火)

農業関連企業がチンパンジーなどの大型類人猿にとって重要な熱帯雨林の生息地を破壊

和訳協力:三尾 美里、校正協力:K.M.

2015年2月23日 African Conservation Foundation News

グリンピース・アフリカからの新たな証言によると、絶滅の危機にある大型類人猿が、熱帯雨林の生息地を破壊され、中央アフリカでの農業関連事業の拡大に脅かされている。

グリンピース・アフリカが入手した衛星画像からは、カメルーン南部の中国が所有するHevea Sud ゴム・パーム油の利権地内において、Dja Faunal Reserve(ジャー動物保護区)に隣接する3,000ha以上の熱帯雨林がすでに破壊されていることがわかる。
保護区はユネスコ世界遺産であり、ニシローランドゴリラとチンパンジー、マンドリルの生息地でもある。

「農産工業の開発は、すぐにアフリカの熱帯林地帯における生物多様性を脅かす最大の脅威に浮上するでしょう」と、ジェームズ・マディスン大学の人類学の助教であるJoshua Linder博士は説明する。

「大規模な生息地改変の影響を軽減するための事前策がすぐに実施されなければ、アフリカの霊長類の多様性が急速に低下することが予想されます」。

ユネスコは以前、ジャー保護区に何らかの被害が出ているかどうかを評価するための調査を要求したが、現地当局の許可が下りなかった。
大農園が、Paul Biyaカメルーン大統領の地元選挙区に位置していたのである。

この森林伐採は、米企業Herakles Farmsがカメルーン南西部でパーム油事業のために行ったものよりもかなり大規模なものだ。
このプロジェクトもまた、重要な野生動物の生息地を破壊し、人々が生計を立てるために依存している森林を地域コミュニティから奪っている。

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2015年6月27日 (土)

最も知られざるチンパンジー、気候変動に脅かされる

翻訳協力:山本 真麻、校正協力:ジョンソン 雅子

2015年1月23日 WCS Press Releases

・ドレクセル大学、Wildlife Conservation Society(WCS:野生生物保護協会)、およびそのほかのグループが実施した新しい研究によれば、Nigeria-Cameroon chimpanzee(チンパンジーの亜種のナイジェリアチンパンジー)は、生息地の大半を今後5年以内に失う可能性がある
・気候変動が亜種に与える影響についての初めての研究である

将来の気候変動によって深刻な影響を受けると見られているのは、大型類人猿では人類のみではない。
ドレクセル大学やWCS、そのほかのグループが実施した新しい研究によると、チンパンジーのすべての亜種のなかで最も絶滅の危機に瀕しているナイジェリアチンパンジーは、今後5年以内に生息地の大半を失い、100年以内には個体数の半数を失う可能性があるという。

ナイジェリアチンパンジーの現在の生息地の大半が2020年までに衰退し、すでに密猟や森林伐採を始めとする様々な圧力に脅かされている、この珍しい大型類人猿の個体群に深刻な打撃を与えるであろうと、科学者らは予想している。
今回の研究は、気候変動がある亜種に与える影響を調査した初めてのものとなる。

本研究は、『BMC Evolutionary Biology(BMC進化生物学)』誌の最新刊にて発表された。

「ナイジェリアチンパンジーは、チンパンジーの全亜種のなかでおそらく最も研究されていない亜種でしょう。この種の分布と生息地についてこれほどまでに詳細に研究し、気候変動のもと、それがどのように変化するかの予測にそのデータを使用するのは、今回が初めてです」と、論文の第一執筆者であるドレクセル大学学士のPaul Sesink Clee氏は述べた。
「カメルーン中央部のサバンナ-森林地帯に生息しているナイジェリアチンパンジーが、最も性急に気候変動により脅かされており、さらに私たちが生きている間に生息地を完全に失うかもしれない、という結果には驚きました」。

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2015年1月23日 (金)

コンゴのカフジ・ビエガ国立公園における新ゴリラ計画

和訳協力:赤瀬 エリサ、校正協力:佐々木 美穂子

2014年9月26日  Fossey Fund News

今年4月、Fossey Fund(ダイアンフォッシー国際ゴリラ基金)はDemocratic Republic of Congo(DRC:コンゴ民主共和国)の東部に位置するKahuzi-Biega National Park(KBNP:カフジ・ビエガ国立公園)の高標高地域で、新しい調査地での活動を始めた。
カフジ・ビエガは、ルワンダのKarisoke Research Center(カリソケ研究所)およびDRCの東部の低地の森林に位置するNkuba-Biruwe Research and Conservation Baseとともに、Fossey Fundの長期にわたる研究と保全プログラムを行う3番目の地域となる。
この新しいプログラムは、2013年末にCongolese Institute for the Conservation of Nature(ICCN:コンゴ自然保護協会)により承認を受け、我々は2014年4月にデータ収集を始めた。
本研究を開始するにあたってはMargot Marsh Biodiversity Foundation(マーゴット・マーシュ生物多様性基金)から資金が提供された。

KBNPには人慣れしたGrauer's (eastern lowland) gorillas(ヒガシローランドゴリラ、別名グラウアーゴリラ)の集団のみが生息していた。
これまで研究者は、遠方にあるほかの調査地から、ヒガシローランドゴリラを追跡してデータを収集することができていたが、それはゴリラの営巣地、フン、食べ残し、あるいはカメラトラップ(温度センサーなどで自動的にカメラの近くを通った動物の写真を撮影するカメラのこと)の使用によるもののみであった。
この情報は、生息環境の必須条件、食生活、分布パターンや遺伝子に関する適切な見識ををもたらし、保全する際の重要な情報源となってきた。
しかし、保全の取り組みをさらに前進させるため、Fossey Fundは、我々がカリソケで47年間mountain gorilla(マウンテンゴリラ)を観察してきたように、ヒガシローランドゴリラの行動をじかに観察できるようにしたいと希望していた。

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