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02 トラ

2016年8月 4日 (木)

IUCN、2015年「世界トラの日」を祝う

和訳協力:下島 深雪、校正協力:浅原 裕美子

2015年7月29日 IUCN statement

「世界トラの日」に向けてのIUCN(国際自然保護連盟)のInger Andersen事務局長による声明

トラは、森を象徴する動物です。
強さ、優美さ、権力のシンボルでもあり、伝説の存在です。

子どもの頃に恐れ、驚いたこの素晴らしい動物が、絶滅の危機に追いやられるなど想像も及びませんでした。

ところが、現実にそうなのです。
今日は、世界トラの日ですが、これは、20世紀に97%のトラが姿を消し、その個体数が約10万頭から現在の約3千頭にまで急激に減少しているという衝撃的な事実を受けて開かれた2010年の国際サミットで制定されたものです。

残った個体群は今や孤立しており、アジアでの薬の取引のための密猟、生息地の喪失や分断化、人間が生活のために狩猟をするトラの餌となる種の減少などによって、さらに切迫した状況下にあります。
重要なトラの生息地およびその周辺で生活する住民が増え続けるにつれて、森林資源の減少という脅威も続くことになるのです。

捕食動物の頂点として、健全な生態系を維持するのにトラは重要な役目を担っています。
トラの運命は、生息地としている森林や草原の運命と本質的に結びついていて、同様に食糧の確保や生計を立てるためにこうした資源に依存している人々の運命とも関係しています。

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2015年7月21日 (火)

どうなる? タイの悪質なタイガーテンプルから没収されたトラ

和訳協力:菊地 清香、校正協力:鈴木 洋子

2015年4月17日 OneGreenPlanet Animal Monster

トラでいっぱいの寺院を救出するには軍隊一部隊が必要かもしれないが、そのトラ達によりよい生活を与えるにはひとつの村が必要だ。

どんなサクセスストーリーも始まりはひとつの思いつきだ。
まもなくタイガーテンプルから救出される146頭のトラにとっての完璧な結末を想像してみよう。
次に、真の保護区を思い描いてみよう。
その保護区は、とらわれた状態であれ、これらのトラたちに似つかわしく、幸福な生活を提供するためだけに運営されている。
人々は一致団結し、保護区を見事実現するために必要な要素を提供してきたのだから。

トラたちはどこへ行く?

DNP(国立公園・野生動物・植物保全局)が、146頭のトラすべてを4月末までに没収するという大いに称賛される発表をしてから、そのトラたちの救出後の生活の保護についての疑問が生じてきた。

囚われの身として生まれ育ち、大部分が雑種のトラたちは、野生に戻される可能性はない。

トラたちは「王国に保護されている動物」として、ラチャブリー県にある2つの別々の施設、Khao Prathap ChangおよびKhao Sonに送られる予定であり、現在これらの施設では適切にトラを収容するための準備が進められている。

しかし、トラたちは新しい施設に行く前に、まず移送されなければならない。

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2015年7月17日 (金)

タイ政府、非道なタイガーテンプルのすべてのトラの押収を計画

和訳協力:野中 祐子、校正協力:花嶋 みのり

2015年4月9日 One Green Planet―Animal Monster

一連の大きな出来事の末、タイのDNP(国立公園・野生動物・植物保全局)のNipon Chotiban局長は、タイガーテンプルにいるすべてのトラを4月末日までに解放するよう命令を下した。
これは、虐待と違法な野生生物取引に関する多くの報告を受け、15年以上に渡りこの施設の閉鎖を求めて闘ってきた、野生動物保護活動家たちと動物の権利保護活動家たちにとって、大きなニュースである。

これら「宗教的指導者たち」の道徳的な倫理観を問う多くの指摘とともに、インターネット上に多数の議論が巻きおこってきている一方、トラとのツーショット写真を撮影するために最高180ドル(約22,000円、2015年6月21日付換算レート:1USドル=123.3円)を支払っても良いという、観光客からの根強い、利潤の高い需要があるという事実も相変わらず存在する。
名の通ったメディアや影響力がある有名人によって思いがけず煽られた、もの珍しくて残忍な余興を自分も楽しみたいという自己陶酔的な欲望なのだ。

トラとのツーショット写真が動物虐待を煽る

新しく崇高なトラ保全の方法としてタイガーテンプルの僧たちの業績を歓迎するドキュメンタリーシリーズが2002年に放映されてから、寺の訪問者数とトラの個体数が急増したのは偶然ではない。
これらのトラが人間の利益のために奴隷として使われているという可能性を無視し、プロデューサーは僧たちを、トラたちの維持管理費の高騰のためにやむなく入場料を取っている、哀れみ深い世話人として描いている。
寺への多くの訪問者が、自分たちが実際にトラを助けているのだといかに信じるに至ったか、また海外からのボランティアたちがなぜ行政の救出措置を邪魔するに至ったかは容易に理解できる。

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2015年6月13日 (土)

トラの増加

和訳協力:黒木 摩里子、校正協力:浅原 裕美子

2015年2月5日 Born Free Foundation News

野生生物の保護に携わる者にとって、絶滅危惧種、特に深刻な脅威に苦しむ種に関して良いニュースを報告ができることは励みになるものであり、今インドではトラの数が増え続けているという心強い兆しがある。

1900年から続く減少傾向の影響を受け、最近の推測では野生のトラは世界に3,000頭ほどしかいないとされている。
1900年当時は南アジアから極東地域、南はスマトラ島、そしてトルコから中国にいたる中央アジア全域を、およそ10万頭のトラが歩き回っていた

しかし現在、体の部位やトラ製品の需要によってもたらされる密猟、餌動物の減少、生息環境の消失に苦しめられ、トラはそのほとんどが小さな孤立した地域に生息し、いずれの国でも亜種の個体数はわずかである。
世界の大多数のトラが生息するインドは例外であり、2015年1月に、インドのNational Tiger Conservation Authority(国立トラ保護当局)は4年前のトラの個体数調査以降、トラの数が1,706頭から2,226頭へと500頭以上増加したと発表した。
2006年の個体数調査では1,411頭と報告されたことを考えれば、この最新の報告は、インドがトラの数の減少という世界的傾向に逆らうためのトラの管理において成功し続けていることを示している。
おめでとう、インド!

インド最大のトラの生息地はサトプラの中央高原だが、Born Free(ボーン・フリー財団)はこの地で10年以上、Satpuda Landscape Tiger Programme((仮)サトプラ地域トラ保護プログラム)を通じてトラの保護活動に注力している。
長い年月を経て、この地のトラの数は安定しただけでなく、2010年の調査以降300頭から350頭ほどに増加していると考えられている。

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2015年2月28日 (土)

世界トラの日‐個体数が少ないにもかかわらず新たな希望?

和訳協力:佐野 かおり、校正協力:花嶋 みのり

2014年7月29日 IUCN Redlist News Release

野生のトラの数より飼育されているトラの数が多いという奇異な状況の下、今まさにWorld Tiger Day(世界トラの日)を迎えた。
アジアのトラが生息する13か国では、野生のトラはたった3,000頭しかいないと推定されている。
生息域はかなり広く、生息数は非常に少ないといえる。
実際、この100年余りの間に野生のトラの全体数が97%も減少してしまっているのだ。

これほど強い捕食動物でありながら、容赦なく拡大する人間社会に追い込まれ、絶滅の危機に瀕している。
個体群は互いに離れて孤立しており、トラとその部位のあらゆる商業取引を禁じているCITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通称「ワシントン条約」)附属書Iに記載されているにもかかわらず、密猟の脅威は増大している。
しかし、まだ希望は残っている。
というのも、今日はトラの個体数を回復させ得る理由や活動に光を当てる日であるからだ。
政策から現場での活動に至るまで、このような規模で効果的な保護活動を行うには協調的な努力が必要であり、Global Tiger Day (GTD:世界トラの日)は、一つの共通の運動をするように、別々に活動する多くの団体を結集することができる。

ちょうど4年前の2010年7月に、13か国のトラの生息国とその国際的なパートナーにより、トラの日を祝うというアイデアが生まれた。
2010年にサンクトペテルブルクにおいて開催されたTiger Summit(トラサミット)で、各国政府が2020年までに自国領土に生息するトラの個体数を倍増させると明言し、世界トラの日が正式に承認された(その宣言はこのページの下のリンクからダウンロードできる)。
その後、トラの生息国は2013年に中国の昆明で第3回世界トラの日を記念し、Global Tiger Recovery Program(GTRP:世界トラ回復プログラム)の始動という新しい局面を迎えた(このページからダウンロード可能)。

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2015年2月18日 (水)

インドネシアでトラの取引業者が逮捕される

絶滅危惧種であるスマトラトラの全身の毛皮と、頭部や足の剥製などの部位を売りに出した2名の取引業者が逮捕された。

林業省の西ジャワ州Natural Resources Conservation Agency(BKSDA:自然資源保全局)とインドネシア警察(ランプン署)による今回の逮捕は、WCS(野生生物保護協会)のWildlife Crimes Unit(野生生物犯罪対策チーム)が技術支援をしていた。

取引業者には最高で5年の懲役と、1万USドル(約120万円、2014年12月3日付換算レート:1USドル=119.44円、以降同レート)の罰金が科される。

和訳協力:山崎 有起枝、校正協力:遠藤 智子

2014年10月30日 WCS Press Releases

林業省の西ジャワ州自然資源保全局、インドネシア警察(ランプン署)、WCSの野生生物犯罪対策チームは本日、野生生物の不正取引業者2名を、ネット上でトラの部位を売りに出したとして、逮捕したことを発表した。

この逮捕には、トラの全身の毛皮1頭分、足の剥製2点、頭の剥製1点、トラの爪1点の積荷が絡んでいた。
最初に逮捕された取引業者Wdyは、申し立てによれば、トラの部位を魔術用の目的で取引していたとされ、ソーシャルメディアを通じて製品を宣伝していた。
2人目の取引業者Smrは、室内装飾品としてトラの毛皮や、トラ・クマ・ライオンの剥製をネット上で販売する業者だとされている。
この人物はトラの剥製を5,000~7,000USドル(約60~85万円)で売っていた。

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2015年2月16日 (月)

トラ個体群に新たなる脅威

犬ジステンパーウィルスによりトラ絶滅へ大きく加速の懸念

小集団により大きなリスク

和訳協力:野中 祐子、校正協力:日原 直子

2014年11月10日 WCS Press Releases

生息環境の喪失、密猟や獲物となる種の減少という困難に加え、野生のトラ個体群への新たなる脅威が、犬ジステンパーウィルス(CDV:Canine Distemper Virus)、という疫病の形で現れた。
Wildlife Conservation Society(WCS:野生生物保護協会)とその協力者らの新しい研究によると、CDVがトラを絶滅へと追いやる重大な原動力になる可能性があるとのことだ。

CDVが個体としてのトラの死因であることは最近明らかになっていたが、トラ個体群に対する長期的影響についてはこれまで研究されていなかった。

著者らは、ロシアのSikhote-Alin Biosphere Zapovednik(SABZ:シホテ・アリン国立自然保護区)におけるアムールトラ個体群へのこれらの影響を評価した。
ここでは、トラの個体数が2007年から2012年の間に38頭から9頭へ減少していた。
2009年と2010年には、トラの成体6頭が死亡したか、または保護区で見られなくなり、死亡した2頭のトラからCDVが検出された。
主席研究員らは、個体群全体としての減少にCDVが関係していると確信している。
2003年にCDVがトラで初めて確認されてから、シホテ・アリンにおけるWCSとロシアの研究者たち、そして地域のPrimorye Agricultural College(プリモルスキー農業大学)の獣医師たちは、CDVに関する共同研究に注目し続けている。

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2014年12月 5日 (金)

パンセラが野生のスマトラトラ保護のための取り組みを称賛

和訳協力:伊東 麻矢子、校正協力:佐々木 美穂子

2014年7月17日 PANTHERA Immediate Press Release

2014年7月16日、世界でも有数の野生ネコ科動物の保護団体であるパンセラは、Tigers Foreverプログラムの年次会合で、トラの生息域中での野生のトラを救うために闘う多くのパートナーによる目覚ましい成功を評価した。
インドネシアで絶滅の危機に瀕しているスマトラトラの長期にわたる保護の取り組みが評価され、とりわけ、Tambling Wildlife Nature Conservation(タンブリング野生動物自然保護区)におけるArtha Graha Peduli Foundationや、林業省、環境省、ランプン州政府、National Council on Climate Change(気候変動国内委員会)により行われたものが高く評価された。

パンセラのCEOであり、世界でも有名なトラの研究者であるAlan Rabinowitz博士は、タンブリング野生動物自然保護区での長期にわたる密猟に対する取り組みを称え、授賞式をジャカルタで催すことにした。
昨年発表された予備データは、この場所がスマトラ島における記録の中で最もトラの生息密度が高いことを示しており、スマトラ島だけでなくトラの全生息域全体においても、トラ保護の輝かしい成功例となった。

また、インドネシア林業省のZulkifli Hasan博士、環境省のBalthasar Kambuaya博士、ランプン州政府のBakhtiar Basri氏、気候変動国内委員会の議長であるIr. Rachmat Witoelar教授が、彼らの献身や政治的関与、保護法令の制定に対して表彰された。

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2014年10月20日 (月)

タイのタイガーテンプル―偽りの寺院

和訳協力:蔦村 的子、校正協力:日原 直子

2013年 Care for the Wild International blog

今日の話は、ここタイにある悪名高いタイガーテンプルへ、引き続き訪問した時の一部始終である。
2008年にCare for the Wild(ケア・フォー・ザ・ワイルド・インターナショナル)は、「寺院」への秘密潜入の報告書を発表し、その中で、動物福祉(動物の享受すべき幸福)についての懸念、治安問題、違法なトラの取引およびそのほかの違法行為を含む、一連の問題を提示した。
我々の報告書は世界中のメディアで報道され、現在、Lonely Planet(ロンリープラネット)で紹介されている(ロンリープラネットは、結果としてもはや旅行での訪問を勧めてはいない)し、また、タイガーテンプルの話が再び出る時にはいつも、今日なお、この報告書が引用されている。
そのことを念頭に、もう一度潜入して秘密調査を行い、我々の懸念する問題のいずれかが取り組みを受けているかどうかについて、確かめてみる時が来た。

タイガーテンプルへの道は長かった。
私は1日かけて、バンコクからタイガーテンプルに出かけたが、どの道をとっても通うのに3時間半ほどかかる。
タイガーテンプルの一帯に近づくにつれて、私は、あまりに多くの「elephant parks(ゾウ園)」が大通りで看板を掲げて宣伝されているか目のあたりにして、唖然とした。
看板にはすべて、陸上や川の中でゾウに乗った観光客が描写されていた。
そして、ここで交通手段を探したときに、私は、多くのタイガーテンプルのツァーに、ゾウ園への立ち寄りと、そこでゾウに乗ることも、今や追加料金1,000バーツ(約3,300円、1バーツ3.30円:2014年7月19日現在、以降、同率換算)で組み込まれていることに気づいた。
きっとどの観光客にとっても、動物虐待の長い一日になるだろう。

我々は向きを変えて、巨大なトラのアーチ道を抜けてタイガーテンプルへ入り、そして巨大なトラの彫刻を通り過ぎた。
運転手が待っている間、私は一般入場料として、600バーツ(約1,980円、約12ポンド)を支払った。
たいした金額ではないように思われるかもしれないが、私が道すがらコーラ1本を12バーツ(約40円)で買ったことを念頭に置けば、それはイギリスでは最低でも約1ポンド(約175.58円:2014年7月19日現在、以降、同率換算)であること、600バーツはこの地方の条件では実際の意味合いで約50ポンド(約8,779円)かそれ以上に等しいことを想定して欲しい。

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2014年7月20日 (日)

中国で大がかりな密猟を阻止

吉林省で過去最大の密猟への法執行が行われた

WCSは中国当局の迅速な処置を歓迎する

WCSが密猟防止パトロールと技術共有を支援

翻訳協力:井村 春菜、校正協力:久保 直子

2013年12月18日 WCS Press Releases

Wildlife Conservation Society(WCS、野生生物保護協会)は、最近行われた吉林省でのかつてない大がかりな密猟者5名の逮捕について、当局に歓迎の意を表した。

逮捕はHunchun Municipal Forestry Bureau(HMFB、琿春市林業局)のForestry Police(森林警察)によって行われ、ジープ2台で、猟犬18頭を連れた密猟団が、トラの餌となる動物を含む20匹以上の動物を殺したことを認めたと語った。
逮捕に加え、ジープと猟犬が押収された。

HMFBは、2011年にWCSが設立したLaw Enforcement Cooperation Framework(LECF、(仮)法執行協力フレームワーク)に所属する組織ひとつである。
HMFBはWCSの援助を得て、去る1月から、SMART(Spatial Monitoring and Reporting Tool、(仮)空間監視記録装置)を利用したパトロールおよび、わなの撤去活動を行うのと同時に、Hunchun National Nature Reserve(HNR、琿春国立自然保護区)の外側の田園地帯に設置した自動撮影カメラも管理している。
この7月にHMFBは、密猟防止や野生生物保護を強化するため、特別にWildlife Conservation Section(野生生物保護部局)を設立した。

SMARTを使った今回の逮捕は、野生生物に関する法の執行を改善する間に、森林警備隊の任務範囲を広げ、保護区内およびその周辺での違法行為に対する彼らの仕事の効果を最大限に高めるために重要な、達すべき過程の一段階である。

2008年、琿春国立自然保護区は中国で最初にSMARTを導入した保護区だった。
それ以来、その実施は、Wangqing and Changbaishan Nature reserves(汪清および長白山自然保護区)にも広まり、琿春の森林警察にも採用されている。
これまでに収集した証拠と活動の経験が、この方法の有効性を証明している。
この方法をなおいっそう広めることによって、中国の保護地域内およびその周辺の自然保護を推進することができるだろう。
WCSは、U.S. Fish and Wildlife Service(米国魚類野生生物局)およびLiz Claiborne and Art Ortenberg Foundationの支援を受け、10年以上の間、中国北東部でAmur tiger(アムールトラ)およびAmur leopard(アムールヒョウ)の保護に取り組んできた。
2001年12月、我々は中国のHunchun Tiger Leopard Reserve((仮)琿春トラ・ヒョウ保護区)の設置を援助した。
それ以来、地方政府やほかの団体と共に、トラとその餌となる動物の密猟といった脅威に立ち向かうため、そして、この重要な景観にトラやヒョウが戻るようにするための環境改善を推進していくために、活動を続けている。
WCSのChina Program(中国プログラム)は、先ごろ、その活動がFord Green Motor Companyに認められ、2013 Ford Green Pioneer Awardを受賞した。

この夏、WCSの自動撮影カメラが琿春に生息するトラのメス成獣の存在を記録し、そしてつい先日、子連れのメスのトラの足跡が報告された。
これは中国北東部のトラ個体数が回復の兆しにあることを示す。
先月WCSは、吉林省汪清自然保護区の自動撮影カメラが、中国で絶滅の危険性が極めて高いこのネコ科動物の初めての繁殖記録となる、2匹の子ヒョウを連れたアムールヒョウのメスの映像を記録したことを確認した。
これらのカメラは、中国・ロシア間の国境のロシア側にある主要なアムールヒョウ個体群から約30km(18mile)離れた場所に設置されており、Forestry Bureau of Jilin Province(吉林省林業局)が実施している地域全体の自動撮影カメラプロジェクトの一環として設置されたものである。

http://www.wcs.org/press/press-releases/major-poaching-arrest-in-china.aspx

 

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