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02 トラ

2019年1月 5日 (土)

中国、サイとトラの部位の取引禁止措置を緩和する決定を擁護

和訳協力:大森 康子

2018年10月30日  Phys.org記事より一部抜粋

「中国政府が事実上、絶滅危惧種の『死亡証明書』に署名した」との自然保護活動家らの警告を受けて、中国は本日、トラの骨と犀角の取引に対する25年間の禁止措置を緩和するという、物議を醸した決定を自身で擁護した。

10月29日、中国の内閣に相当する中国国務院は突然、「特別な状況」の下でサイとトラの製品の販売を許可すると発表した。

特別な状況には、科学的研究、文化財の販売や「医学研究または治療」が含まれる。

Lu Kang外務省報道官は10月30日に、犀角とトラの骨の製品に対する中国の以前の規制では、科学研究、教育、医療などでの『現実に即した合理的な必要性』が考慮されていなかった、と述べた。

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2018年12月27日 (木)

トラ及びサイの商業取引禁止を一部解禁する中国の影響を専門家が懸念

和訳協力:杉山 朝子

取引禁止の解禁は既に対策に苦労している貧しい国々に打撃を与えるだろうと自然保護活動家らは言う

2018年11月3日 The Guardian記事より一部抜粋

動物の違法取引に詳しい専門家によれば、トラの骨及び犀角の取引禁止措置を25年ぶりに中国が撤回することで、貧しい国々や、絶滅の危機に瀕した地球上の野生生物が抑圧を受けることになるだろうという。

北京の政府関係者らは、漢方薬に使用されるこれらの体の部位について割当量を導入すれば、法的に需要を管理できるようになると述べている。
しかし自然保護活動家らは、この措置が違法な供給を制限しようとするアフリカやアジア各国で、更なる紛争を引き起こすだろうと言う。

世界で最も多く違法取引される動物となっている多いセンザンコウについて言えば、連鎖反応のリスクがすでに明らかである。

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2016年8月 4日 (木)

IUCN、2015年「世界トラの日」を祝う

和訳協力:下島 深雪、校正協力:浅原 裕美子

2015年7月29日 IUCN statement

「世界トラの日」に向けてのIUCN(国際自然保護連盟)のInger Andersen事務局長による声明

トラは、森を象徴する動物です。
強さ、優美さ、権力のシンボルでもあり、伝説の存在です。

子どもの頃に恐れ、驚いたこの素晴らしい動物が、絶滅の危機に追いやられるなど想像も及びませんでした。

ところが、現実にそうなのです。
今日は、世界トラの日ですが、これは、20世紀に97%のトラが姿を消し、その個体数が約10万頭から現在の約3千頭にまで急激に減少しているという衝撃的な事実を受けて開かれた2010年の国際サミットで制定されたものです。

残った個体群は今や孤立しており、アジアでの薬の取引のための密猟、生息地の喪失や分断化、人間が生活のために狩猟をするトラの餌となる種の減少などによって、さらに切迫した状況下にあります。
重要なトラの生息地およびその周辺で生活する住民が増え続けるにつれて、森林資源の減少という脅威も続くことになるのです。

捕食動物の頂点として、健全な生態系を維持するのにトラは重要な役目を担っています。
トラの運命は、生息地としている森林や草原の運命と本質的に結びついていて、同様に食糧の確保や生計を立てるためにこうした資源に依存している人々の運命とも関係しています。

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2015年7月21日 (火)

どうなる? タイの悪質なタイガーテンプルから没収されたトラ

和訳協力:菊地 清香、校正協力:鈴木 洋子

2015年4月17日 OneGreenPlanet Animal Monster

トラでいっぱいの寺院を救出するには軍隊一部隊が必要かもしれないが、そのトラ達によりよい生活を与えるにはひとつの村が必要だ。

どんなサクセスストーリーも始まりはひとつの思いつきだ。
まもなくタイガーテンプルから救出される146頭のトラにとっての完璧な結末を想像してみよう。
次に、真の保護区を思い描いてみよう。
その保護区は、とらわれた状態であれ、これらのトラたちに似つかわしく、幸福な生活を提供するためだけに運営されている。
人々は一致団結し、保護区を見事実現するために必要な要素を提供してきたのだから。

トラたちはどこへ行く?

DNP(国立公園・野生動物・植物保全局)が、146頭のトラすべてを4月末までに没収するという大いに称賛される発表をしてから、そのトラたちの救出後の生活の保護についての疑問が生じてきた。

囚われの身として生まれ育ち、大部分が雑種のトラたちは、野生に戻される可能性はない。

トラたちは「王国に保護されている動物」として、ラチャブリー県にある2つの別々の施設、Khao Prathap ChangおよびKhao Sonに送られる予定であり、現在これらの施設では適切にトラを収容するための準備が進められている。

しかし、トラたちは新しい施設に行く前に、まず移送されなければならない。

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2015年7月17日 (金)

タイ政府、非道なタイガーテンプルのすべてのトラの押収を計画

和訳協力:野中 祐子、校正協力:花嶋 みのり

2015年4月9日 One Green Planet―Animal Monster

一連の大きな出来事の末、タイのDNP(国立公園・野生動物・植物保全局)のNipon Chotiban局長は、タイガーテンプルにいるすべてのトラを4月末日までに解放するよう命令を下した。
これは、虐待と違法な野生生物取引に関する多くの報告を受け、15年以上に渡りこの施設の閉鎖を求めて闘ってきた、野生動物保護活動家たちと動物の権利保護活動家たちにとって、大きなニュースである。

これら「宗教的指導者たち」の道徳的な倫理観を問う多くの指摘とともに、インターネット上に多数の議論が巻きおこってきている一方、トラとのツーショット写真を撮影するために最高180ドル(約22,000円、2015年6月21日付換算レート:1USドル=123.3円)を支払っても良いという、観光客からの根強い、利潤の高い需要があるという事実も相変わらず存在する。
名の通ったメディアや影響力がある有名人によって思いがけず煽られた、もの珍しくて残忍な余興を自分も楽しみたいという自己陶酔的な欲望なのだ。

トラとのツーショット写真が動物虐待を煽る

新しく崇高なトラ保全の方法としてタイガーテンプルの僧たちの業績を歓迎するドキュメンタリーシリーズが2002年に放映されてから、寺の訪問者数とトラの個体数が急増したのは偶然ではない。
これらのトラが人間の利益のために奴隷として使われているという可能性を無視し、プロデューサーは僧たちを、トラたちの維持管理費の高騰のためにやむなく入場料を取っている、哀れみ深い世話人として描いている。
寺への多くの訪問者が、自分たちが実際にトラを助けているのだといかに信じるに至ったか、また海外からのボランティアたちがなぜ行政の救出措置を邪魔するに至ったかは容易に理解できる。

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2015年6月13日 (土)

トラの増加

和訳協力:黒木 摩里子、校正協力:浅原 裕美子

2015年2月5日 Born Free Foundation News

野生生物の保護に携わる者にとって、絶滅危惧種、特に深刻な脅威に苦しむ種に関して良いニュースを報告ができることは励みになるものであり、今インドではトラの数が増え続けているという心強い兆しがある。

1900年から続く減少傾向の影響を受け、最近の推測では野生のトラは世界に3,000頭ほどしかいないとされている。
1900年当時は南アジアから極東地域、南はスマトラ島、そしてトルコから中国にいたる中央アジア全域を、およそ10万頭のトラが歩き回っていた

しかし現在、体の部位やトラ製品の需要によってもたらされる密猟、餌動物の減少、生息環境の消失に苦しめられ、トラはそのほとんどが小さな孤立した地域に生息し、いずれの国でも亜種の個体数はわずかである。
世界の大多数のトラが生息するインドは例外であり、2015年1月に、インドのNational Tiger Conservation Authority(国立トラ保護当局)は4年前のトラの個体数調査以降、トラの数が1,706頭から2,226頭へと500頭以上増加したと発表した。
2006年の個体数調査では1,411頭と報告されたことを考えれば、この最新の報告は、インドがトラの数の減少という世界的傾向に逆らうためのトラの管理において成功し続けていることを示している。
おめでとう、インド!

インド最大のトラの生息地はサトプラの中央高原だが、Born Free(ボーン・フリー財団)はこの地で10年以上、Satpuda Landscape Tiger Programme((仮)サトプラ地域トラ保護プログラム)を通じてトラの保護活動に注力している。
長い年月を経て、この地のトラの数は安定しただけでなく、2010年の調査以降300頭から350頭ほどに増加していると考えられている。

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2015年2月28日 (土)

世界トラの日‐個体数が少ないにもかかわらず新たな希望?

和訳協力:佐野 かおり、校正協力:花嶋 みのり

2014年7月29日 IUCN Redlist News Release

野生のトラの数より飼育されているトラの数が多いという奇異な状況の下、今まさにWorld Tiger Day(世界トラの日)を迎えた。
アジアのトラが生息する13か国では、野生のトラはたった3,000頭しかいないと推定されている。
生息域はかなり広く、生息数は非常に少ないといえる。
実際、この100年余りの間に野生のトラの全体数が97%も減少してしまっているのだ。

これほど強い捕食動物でありながら、容赦なく拡大する人間社会に追い込まれ、絶滅の危機に瀕している。
個体群は互いに離れて孤立しており、トラとその部位のあらゆる商業取引を禁じているCITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通称「ワシントン条約」)附属書Iに記載されているにもかかわらず、密猟の脅威は増大している。
しかし、まだ希望は残っている。
というのも、今日はトラの個体数を回復させ得る理由や活動に光を当てる日であるからだ。
政策から現場での活動に至るまで、このような規模で効果的な保護活動を行うには協調的な努力が必要であり、Global Tiger Day (GTD:世界トラの日)は、一つの共通の運動をするように、別々に活動する多くの団体を結集することができる。

ちょうど4年前の2010年7月に、13か国のトラの生息国とその国際的なパートナーにより、トラの日を祝うというアイデアが生まれた。
2010年にサンクトペテルブルクにおいて開催されたTiger Summit(トラサミット)で、各国政府が2020年までに自国領土に生息するトラの個体数を倍増させると明言し、世界トラの日が正式に承認された(その宣言はこのページの下のリンクからダウンロードできる)。
その後、トラの生息国は2013年に中国の昆明で第3回世界トラの日を記念し、Global Tiger Recovery Program(GTRP:世界トラ回復プログラム)の始動という新しい局面を迎えた(このページからダウンロード可能)。

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2015年2月18日 (水)

インドネシアでトラの取引業者が逮捕される

絶滅危惧種であるスマトラトラの全身の毛皮と、頭部や足の剥製などの部位を売りに出した2名の取引業者が逮捕された。

林業省の西ジャワ州Natural Resources Conservation Agency(BKSDA:自然資源保全局)とインドネシア警察(ランプン署)による今回の逮捕は、WCS(野生生物保護協会)のWildlife Crimes Unit(野生生物犯罪対策チーム)が技術支援をしていた。

取引業者には最高で5年の懲役と、1万USドル(約120万円、2014年12月3日付換算レート:1USドル=119.44円、以降同レート)の罰金が科される。

和訳協力:山崎 有起枝、校正協力:遠藤 智子

2014年10月30日 WCS Press Releases

林業省の西ジャワ州自然資源保全局、インドネシア警察(ランプン署)、WCSの野生生物犯罪対策チームは本日、野生生物の不正取引業者2名を、ネット上でトラの部位を売りに出したとして、逮捕したことを発表した。

この逮捕には、トラの全身の毛皮1頭分、足の剥製2点、頭の剥製1点、トラの爪1点の積荷が絡んでいた。
最初に逮捕された取引業者Wdyは、申し立てによれば、トラの部位を魔術用の目的で取引していたとされ、ソーシャルメディアを通じて製品を宣伝していた。
2人目の取引業者Smrは、室内装飾品としてトラの毛皮や、トラ・クマ・ライオンの剥製をネット上で販売する業者だとされている。
この人物はトラの剥製を5,000~7,000USドル(約60~85万円)で売っていた。

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2015年2月16日 (月)

トラ個体群に新たなる脅威

犬ジステンパーウィルスによりトラ絶滅へ大きく加速の懸念

小集団により大きなリスク

和訳協力:野中 祐子、校正協力:日原 直子

2014年11月10日 WCS Press Releases

生息環境の喪失、密猟や獲物となる種の減少という困難に加え、野生のトラ個体群への新たなる脅威が、犬ジステンパーウィルス(CDV:Canine Distemper Virus)、という疫病の形で現れた。
Wildlife Conservation Society(WCS:野生生物保護協会)とその協力者らの新しい研究によると、CDVがトラを絶滅へと追いやる重大な原動力になる可能性があるとのことだ。

CDVが個体としてのトラの死因であることは最近明らかになっていたが、トラ個体群に対する長期的影響についてはこれまで研究されていなかった。

著者らは、ロシアのSikhote-Alin Biosphere Zapovednik(SABZ:シホテ・アリン国立自然保護区)におけるアムールトラ個体群へのこれらの影響を評価した。
ここでは、トラの個体数が2007年から2012年の間に38頭から9頭へ減少していた。
2009年と2010年には、トラの成体6頭が死亡したか、または保護区で見られなくなり、死亡した2頭のトラからCDVが検出された。
主席研究員らは、個体群全体としての減少にCDVが関係していると確信している。
2003年にCDVがトラで初めて確認されてから、シホテ・アリンにおけるWCSとロシアの研究者たち、そして地域のPrimorye Agricultural College(プリモルスキー農業大学)の獣医師たちは、CDVに関する共同研究に注目し続けている。

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2014年12月 5日 (金)

パンセラが野生のスマトラトラ保護のための取り組みを称賛

和訳協力:伊東 麻矢子、校正協力:佐々木 美穂子

2014年7月17日 PANTHERA Immediate Press Release

2014年7月16日、世界でも有数の野生ネコ科動物の保護団体であるパンセラは、Tigers Foreverプログラムの年次会合で、トラの生息域中での野生のトラを救うために闘う多くのパートナーによる目覚ましい成功を評価した。
インドネシアで絶滅の危機に瀕しているスマトラトラの長期にわたる保護の取り組みが評価され、とりわけ、Tambling Wildlife Nature Conservation(タンブリング野生動物自然保護区)におけるArtha Graha Peduli Foundationや、林業省、環境省、ランプン州政府、National Council on Climate Change(気候変動国内委員会)により行われたものが高く評価された。

パンセラのCEOであり、世界でも有名なトラの研究者であるAlan Rabinowitz博士は、タンブリング野生動物自然保護区での長期にわたる密猟に対する取り組みを称え、授賞式をジャカルタで催すことにした。
昨年発表された予備データは、この場所がスマトラ島における記録の中で最もトラの生息密度が高いことを示しており、スマトラ島だけでなくトラの全生息域全体においても、トラ保護の輝かしい成功例となった。

また、インドネシア林業省のZulkifli Hasan博士、環境省のBalthasar Kambuaya博士、ランプン州政府のBakhtiar Basri氏、気候変動国内委員会の議長であるIr. Rachmat Witoelar教授が、彼らの献身や政治的関与、保護法令の制定に対して表彰された。

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