フォト
無料ブログはココログ
2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

にほんブログ村

  • にほんブログ村

01 ゾウ

2018年4月26日 (木)

英国首相が、野生生物の違法取引根絶に向けて中国との新たな協力活動を発表

-政府が実施した調査によれば、圧倒的多数の一般市民が象牙の売買禁止を支持している-

和訳協力:立田 智恵子、校正協力:木田 直子

2018年2月1日 Gov. UK Press Releases

象牙売買の全面禁止という提案に対し、7万人以上から反響があった。
これは英国環境・食糧・農村地域省の歴史において最大の反響のひとつである。

当局は現在も反響を分析中だが、「圧倒的多数」が禁止を支持していることは明らかだという。
政府は、間もなく反響の詳細を発表する予定である。

野生生物取引の取り締まりを目的とした英国政府の世界的な取り組みの一環として、メイ首相は、国際協力を強化するために英国と中国間で一致団結すると発表。
2018年に開催される野生生物の違法取引に関するロンドン会議に先駆け、両国は南部アフリカの国々と、同分野における専門知識を共有する姿勢を示している。

英国国境管理隊は、野生生物の違法取引を食い止めるため、密輸された象牙を見つけるための専門知識を世界の同胞らと共有する。

また英国軍は、アフリカの国々で密猟者を取り締まる精鋭部隊の訓練を実施する。

今週、英国および中国の専門家による法施行ワークショップがヨハネスブルグで開催され、野生生物の違法な国際取引に対する最も効果的な対策方法が紹介される予定だ。

2017年10月、環境相は英国における象牙売買の全面禁止という提案についてパブリックコメントを募る調査を立ち上げた。

この提案は、犯罪者が違法に密猟して得た象牙を取引する機会がなくなり、ゾウの保護や密猟の根絶を支援するものとなる。

続きを読む "英国首相が、野生生物の違法取引根絶に向けて中国との新たな協力活動を発表" »

2018年4月24日 (火)

世界有数の象牙調査員のEsmond Martin氏がナイロビで死亡

和訳協力:立田 智恵子

2018年2月5日 The Starニュースより一部抜粋

世界を代表する象牙取引調査員で、ケニヤに住んでいたEsmond Bradley Martin氏が、2018年2月4日にナイロビの自宅で刺殺されているのを発見された。

Esmond氏は75歳で、自宅にはほかに誰もおらず、首に刺し傷を負っていた。

続きを読む "世界有数の象牙調査員のEsmond Martin氏がナイロビで死亡" »

2018年3月27日 (火)

パンバ付近でプラスチック廃棄物によりゾウが死ぬ

和訳協力:伊川 次郎

2018年2月7日 The Times of India記事より抜粋

サバリマラ寺院で行われたMakaravilakkuフェスティバル終了後1週間を経た1月27日、パンバにある下水処理場から1kmも離れていないValiyanavattom付近で、20歳の雌のゾウが死んでいるのが発見された。

死体解剖の結果、大量のプラスチックが消化管を塞ぎ、その結果内出血と主要臓器の機能不全が起きて、ゾウが死んだことが明らかになった。
この死亡事故は、2016年に高等法院がサバリマラ寺院での全面的なプラスチックの投棄禁止を命じた後、唯一で初めての哺乳類の死亡ではあるが、森林事務官らによれば、丘陵地にある寺院を含む森林地帯全域に渡り、哺乳類の糞の主要な内容物がプラスチックであったとのことである。

続きを読む "パンバ付近でプラスチック廃棄物によりゾウが死ぬ" »

2018年2月27日 (火)

国内象牙市場の閉鎖に関するCONF.10.10 (COP17改正版) 決議の履行の観点

和訳協力:ジョンソン 雅子

1.本文書はブルキナファソ、コンゴ、ケニア、ニジェールによって提出された。

2.概要:本文書は、CoP17 (第17回締約国会議) で取り上げられ、また決議Conf. 10.10 (CoP17改正版) に含まれる、国内象牙市場閉鎖の緊急な履行について、常設委員会が推進することを要求するものである。  特に、本文書は、締約国がその国内象牙市場の合法性について状況を事務局に通知する必要性について、また密猟もしくは違法取引に寄与するこれらの市場の閉鎖の必要性を緊急の問題として取り上げるものである。

CoP17 (2016) における国内象牙市場 (DIMs) に関する決定

3.CoP17では、ゾウ生息国の要求に対応し、いくつかの国が合法的な国内象牙市場を閉鎖する手順をとっていることを承認した。 締約国はまた、各国政府に生牙及び加工象牙の商取引に関する国内市場閉鎖を呼びかけた、2016年9月10日のIUCNの世界自然保護会議で採択された動議についても考慮した。 締約国会議では、米国およびアフリカの締約国10カ国によって提出された国内象牙市場閉鎖のための公式な提案が考慮された後、現在のCITES決議Conf. 10.10 (CoP17改正版) にある、緊急に国内象牙市場閉鎖を勧告するという改定内容が総意として合意された。

4.決議Conf. 10.10 (CoP17改正) の国内象牙市場に関する重要な提言を下に示す。

続きを読む "国内象牙市場の閉鎖に関するCONF.10.10 (COP17改正版) 決議の履行の観点" »

2017年11月 7日 (火)

日本は象牙製品にノーと言えるのか

和訳協力:柳川 さやか、校正協力:清水 桃子

2016年12月13日  African Conservation Foundation News

私はイギリスの外交官と結婚した一日本人女性である。
3~4年毎に異動があり、ケニヤに4年滞在の後、現在はマラウイに住んでいる。
ケニヤにいたころから、ケニヤ、ザンビア、南アフリカ共和国のたくさんの国立公園や鳥獣保護区に訪れ、アフリカの豊かな自然を享受してきた。
悲しいことに、どの公園でも密猟の深刻な被害に悩まされていると知った。
主にゾウやサイが、牙や角を狙った密猟の犠牲になっており、マラウイも例外ではない。

マラウイでは、密猟によりゾウの数が激減している。
1980年代に比べ、ゾウの数は半分に減少した。
密猟者のわなや銃による傷で、ゾウはじわじわと痛みに苦しみながら死んでいく。
母ゾウが殺された場合、子ゾウも死ぬ可能性がある。
人間の象牙への貪欲かつ不必要な欲望を満たすためだけに、ゾウは残酷に殺されている。

これは動物福祉の問題だけにとどまらない。
この勢いでゾウが殺されれば、この地球上から永遠にゾウが消滅することもあり得る。
野生生物の観光業に頼っているマラウイなどの国は、経済成長に必要な貴重な資源を失うことになるのだ。

さらに、野生生物の違法取引は世界で4番目に規模が大きい国際犯罪であり、マラウイも国際犯罪組織による違法象牙の輸送ルートとなっている。
このこと自体が国の安全保障を脅かしている。

続きを読む "日本は象牙製品にノーと言えるのか" »

2017年10月13日 (金)

CITES事務局立ち会いのもと、中国が国内の象牙市場閉鎖に動き出す

和訳協力:清水 桃子、校正協力:ジョンソン雅子

2017年3月31日 CITES Press Releases

2016年12月30日、中国政府は、2015年9月にアメリカ合衆国大統領と中国国家主席が共同声明を発表した、国内の象牙取引市場の閉鎖を2017年末までに履行すると発表した。
CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通称「ワシントン条約」)のJohn Scanlon事務局長立ち合いの下、最初の象牙加工工場と小売店が閉鎖された。

この発表は、国内象牙市場の閉鎖を求める第17回締約国会議(CoP17、2016年9月/10月ヨハネスブルグにて開催)での決議採択を受けてのものである。

CITES事務局長が到着する直前、本日閉鎖された67か所を含む、国内すべての象牙加工工場と小売店を対象とする閉鎖実施計画を国家林業局が発表した。
残りの105か所については12月31日までに閉鎖される計画である。

「昨年12月、中国は国内の象牙市場閉鎖の決定を発表しました。現在その決定が迅速に実行されており、今週の北京訪問でそれは明らかになりました」と、CITESのJohn Scanlon事務局長は語る。
「中国政府による国内象牙市場の閉鎖は、州内および州間での象牙の加工、取引、動向に影響し、さらには全国にも大きく広がっています」。

国家林業局のLiu Dongsheng副局長は次のように語る。
「中国政府による象牙の国内市場の閉鎖の決定と、先週発表された詳細なスケジュールで明らかなように、中国は責任ある国であり、我々に課された国際的義務を真摯に受け止めています。国内の象牙加工工場12か所と小売店55か所を永久に閉鎖することで、本日更なる措置が講じられ、確実に前進しました。象牙の取引禁止を履行するにあたり、我々は様々な課題に直面することを認識していますが、この禁止措置が確実に実施されることを中国政府は確信しており、この決断に妥協することはありません。我々はこの決定を進める全過程におけるCITES事務局からのあらゆる支援に感謝しています」。

続きを読む "CITES事務局立ち会いのもと、中国が国内の象牙市場閉鎖に動き出す" »

2017年8月11日 (金)

2016年のアフリカゾウの密猟傾向が公表される-CITESのMIKEプログラム

和訳協力:松岡 淳子、校正協力:木田 直子

2017年3月3日 CITES Press Releases

アフリカでは、2016年もゾウの存続にとって大変危険な密猟レベルが続いており、アフリカ全土におけるゾウの個体数は引き続き減少傾向を示した。中西部では深刻な危機的状況にあるが、東部では多少の回復が見られた。

CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通称「ワシントン条約」)のMIKE(Monitoring the Illegal Killing of Elephants:ゾウ密猟監視システム)プログラムが今日公表した、2016年のアフリカゾウの密猟傾向を示す値によれば、2006年以降増え続け2011年に最多を記録した違法捕殺は、増加が止まり落ち着いてきたものの、いまだに容認できない高水準にある。

2011年を境に捕殺水準が安定し、少しずつ減少してきてはいるが、密猟件数はいまだにゾウの自然増加率や持続可能な限界値を超えていると推測され、ゾウの全体的な生息数は2016年も減少したと思われる。

2015年と同じく、ほとんどの明るいニュースはアフリカ東部からのものだ。
東部では、2016年とそれまでの5年間連続で状況が改善しており、報告された違法捕殺数は自然死の数より少なかった。
アフリカ東部では2016年には2008年度のレベルを下回ったとされ、ツァボ自然保護区を含むケニアでは、記録された密猟レベルが特に低かった。

アフリカ中西部では、再び高い密猟レベルが記録された。
アフリカ南部では全体的な密猟レベルは、限界値を下回ったままだ。
特に密猟が多いのが、コンゴ民主共和国のガランバ国立公園やマリのグルマ地区、コンゴ共和国のオザラ・コクア国立公園、モザンビークのニアサ州だ。
最近の報道によると、ガボンのミンケベ国立公園内およびその周辺で密猟レベルが上昇したとのことだが、2015年と2016年のガボンの公式記録はまだ提出されていない。

続きを読む "2016年のアフリカゾウの密猟傾向が公表される-CITESのMIKEプログラム" »

2017年7月 4日 (火)

ジンバブエでゾウの密猟にシアン化合物が使用される

2015年10月16日 WILDAID News

和訳協力:岡 盛晶、校正協力:山本 真麻

ジンバブエではここ数週間で少なくとも40頭ものゾウが密猟、それも特に残酷で効率的な方法により惨殺されている。
「シアン化合物注1)による毒殺」だ。

ワシントンポストの報告によると、ボツワナとの国境に位置するコネティカット州程度の広さを持つワンゲ国立公園で、ゾウが集まる水飲み場や塩なめ場に密猟者が工業用のシアン化合物を盛っている。
シアン化合物入りのオレンジも使われており、密猟対象ではない種までもが犠牲となっている。

国立公園のレンジャーは、火曜日に26体ものゾウの死骸を発見し、その一週間前にも14体もの他の動物の毒殺死骸を発見した。
これまでのところ、この事件における逮捕者はいない。

「野生動物のことを心から思っている人は皆、このような手段で野生動物が密猟されていることに心を痛めるでしょう」と、ジンバブエのParks and Wildlife Management Authority(国立公園・野生動物保護庁)の広報担当であるCaroline Washaya-Moyo氏がPost紙のインタビューに答えている。

この手段は致死率が高いのに加え、シアン化合物は容易に入手できる。
鉱山で鉱石から金を取り出すのに使用されているためだ(金はジンバブエではプラチナに次ぎ第2位の輸出規模が大きい鉱物である)。

「密猟者としては、シアン化合物をひとつの水飲み場に投入すれば、安価でしかもストレスもさほど感じずにたくさんのゾウを殺せるのです」と、ワイルドエイド南アフリカキャンペーンの主任のAdam Welz氏はMotherboard誌に述べた。
「シアン化合物が一度効果を発揮すれば、狭い範囲の茂みの中を少し歩くだけで、たくさんの象牙を採取できてしまいます」。

続きを読む "ジンバブエでゾウの密猟にシアン化合物が使用される" »

2016年12月16日 (金)

象牙取引プロセスに関する意思決定メカニズム-ナミビア等提案-付属文書(CITES CoP17の決議案)

和訳協力:成田 昌子、校正:JWCS

象牙の国際取引プロセスに関する意思決定メカニズム

意思決定メカニズム(DMM)の目的は以下のとおりである

a)条約の見地から、承認されるべき象牙の国際商取引のやり方について、どのように決定を下すかを合意する基礎を築く

b)ワシントン条約の附属書IIに掲載されているアフリカゾウの個体群が生息する国々からの、象牙の国際商取引に承認を与えるためのCITESの組織としての役割を明確にする

c)規制された象牙の国際取引について、輸入国同様に輸出国が遵守する基準を明記する

d)象牙取引の承認を得た国々に適応される取引システムに取り入れるべき原則/条件に関する指針を準備する

e)象牙の国際取引に関する条件のモニタリングおよびその条件を遵守しているかの評価について、CITES本来の役割を決定する

続きを読む "象牙取引プロセスに関する意思決定メカニズム-ナミビア等提案-付属文書(CITES CoP17の決議案)" »

2016年12月 2日 (金)

象牙取引プロセスに関する意思決定メカニズム-ナミビア等提案(CITES CoP17の決議案)

和訳協力:成田 昌子、校正:JWCS

1.本文書はナミビア、南アフリカ共和国、ジンバブエから提出されたものである。

背景

2.第14回締約国会議(CoP14、於ハーグ、2007年)において、締約国は以下の通り、象牙取引プロセスに関する意思決定メカニズムに関する決議14.77を採択した。

常設委員会への直接的働きかけ

条約事務局の補佐を受けた常設委員会は、締約国会議の支援のもとに、遅くとも第16回ワシントン条約締約国会議において、象牙取引プロセスに関する意思決定メカニズムについての承認を得るための提案をするものとする。

3.この決議は、9年間の象牙取引の停止およびアフリカゾウ行動計画の進展に対するボツワナ、ナミビア、南アフリカ共和国、ジンバブエの合意を含む一妥協案である、Cop14の提案Prof4および、CITESのCoP14で採択された関連する決議草案(CoP14 Inf.61) [CoP14 Plen6 (Rev.1)]の修正版の一部分を成していた。

4.CoP14の委員会1での討議中、CITES締約国は次のように認識するよう要請を受けた。つまり、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ共和国、ジンバブエの個体群はすでに付属書IIに含まれているため、締結国会議レベルでの象牙やその他の部位の取引の更なる決議の必要性はない、というものだった。

続きを読む "象牙取引プロセスに関する意思決定メカニズム-ナミビア等提案(CITES CoP17の決議案)" »

より以前の記事一覧