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« 密猟による大規模な野生生物の損失への対処には景観レベルの調査が必要 | トップページ | 4億5000万年生き抜いてきたカブトガニが中国で絶滅のおそれ »

2020年11月10日 (火)

科学者らが2030年までに世界の3分の1の海洋を保護する手法を立案

和訳協力:森田 みゆき、校正協力:佐々木 美穂子

2019年4月4日 PHYS ORG News

ヨーク大学の科学者らは、野生動物の保護と気候変動の影響緩和のため、2030年までに世界の1/3以上の海洋を保護する手法を打ち出した。
この研究では、30%または50%におよぶ世界の海洋を完全に保護する重要性を調査している。
2億3千万km2におよぶ国の管轄区域を超えた海域の保護を目的とした、Global Ocean Treatyの採択に向けた国連での協議の一環で、これらの数値目標は広く話し合われてきた。

研究者らは、類似する大規模なある研究で、地球のほぼ半分をカバーする範囲の海を、縦100x横100kmの正方形で2万5千個に分けて分析した。
次に、野生生物とその生息環境や主要な海洋学的特徴を含む、458の異なる保全上の特徴の分布を地図上で示し、有害な人間活動の影響がおよばない、地球規模の海洋保護区ネットワークとはどのような姿になるのかという、何百ものシナリオを作成した。

ヨーク大学とオックスフォード大学、およびグリーンピースの研究者からなるチームは、公海の海洋保護区ネットワークを取り入れれば、野生生物のホットスポットの保護目標を達成できると説明した。

海洋保護区ネットワーク

ヨーク大学環境学部の海洋保護生物学者であるCallum Roberts教授は、次のように述べている。
「海鳥、ウミガメ、サメ、海洋哺乳類が異常に減少しているという事実から、管理システム破綻していることは明らかで、各国政府は緊急に国連の場でその修正をしなければなりません。」

「このレポートは、野生生物種を絶滅から救い、急速に変化する環境での生き残りを助ける保護区ネットワークを作るために、保護区域を公海全域に広げる手法を示すものです。」

科学者らは海洋が世界的に、漁業、深海底採掘の脅威の高まり、気候変動による海水温の上昇、プラスチックなどによる汚染で危機に瀕していると警告している。

またとない機会

Greenpeace UKのキャンペーン担当者であるLouisa Casson氏は次のように述べている。
「今後18か月の間に、各国政府は海洋保護の世界的な枠組みを確立するための、またとない機会を手にします。」

「世界が団結すれば、十分に保護された海洋保護区のネットワークを通じて、2030年までに世界の海洋の30%を保護するという目標を促進できます。」

協力

この保護計画は、Greenpeaceのインタラクティブマップ上に表示されるレポートで見て使うことができる。

英国環境事務局長のMichael Gove氏は次のように述べている。
「英国はすでに英国海域の半分以上を順調に保護しているので、私はグリーンピースに加わり、英国とほかの国々が国連公海条約の採択に向けて協力するよう呼びかけます。国連公海条約は、2030年までに世界の海の少なくとも30%を保護する道を開くものとなるでしょう。」

ニュースソース:
https://phys.org/news/2019-04-scientists-world-oceans.html

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