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2019年1月15日 (火)

世界最大規模の蛇の狩猟が東南アジア最大の湖に及ぼす影響

和訳協力:松岡 淳子

2018年10月17日 ナショナルジオグラフィック記事より一部抜粋

1997年にユネスコ・エコパーク(生物圏保存地域)に登録されたトンレサップ湖は、東南アジア最大の湖にして、自然の驚異に満ち溢れた場所だ。
例年6月頃から数か月間続く雨季には、増水で湖の面積が最大6倍にまでなり、乾季には元の大きさに戻る。
この湖の大きさの伸縮の繰り返しは心臓の鼓動のような働きをするもので、トレンサップ湖の名前の由来でもある川を通じて湖が満ちたり引いたりする。
それに最も役立っているのはメコン川だ。

トンレサップ湖の経済的な価値は非常に高い。
年間に捕られる魚の量は、少なく見積もって50万tであり、これは北米のすべての川と湖を合わせた漁獲高を上回る量だ。
そして何百万人ものカンボジア人の食を支えている。

その漁獲量には驚愕だが、ネバダ大学リノ校の教授でありナショナルジオグラフィックの探検家も務めるZeb Hogan氏によると、今日の湖は、20年前の湖の豊かさ比べると、豊かとは言えないという。
かつての湖は魚にあふれ、水中にボウルを一回沈めただけで、その日の夕飯に十分な量が捕れていた、と彼は言う。

米国国際開発庁(USAID)の『Wonders of the Mekong(メコン川の驚異 )』と名付けられた調査プロジェクトを20年間にわたり率いてきたHogan氏は、トレンサップ湖における漁獲圧が、大型または中型の魚の数を減らしているという。
「中でも、現在のところ世界最大の淡水魚としての記録を持つメコンオオナマズのような魚は特に脆弱で、その姿を見ることはほぼありません」と、彼は言う。

そのほかの、より価値の高い種の漁獲量の減少に直面した漁師がたちがヘビを捕獲し始めたのは、1990年代後半のことである。
ワニ皮のためにワニを飼育している業者に、エサとして売るためだ。
2000年の研究によると、数万人もの漁師がトレンサップ湖から毎年雨季の間に捕獲するミズヘビの数は、700万匹を超すという。
雨期の間はミズヘビ達は毒を持たず、湖で棲み家を変えた時であり、一番捕まえやすいのだ。

2000年の研究ではこのことを、世界で起こっている『単一ヘビ集団に対する世界最大級の乱獲』としている。
(食料、伝統薬、革、その他の製品のために行われるヘビ猟は、日本やベトナム、タイなどでも広範囲に行われ、また、過去10年間にアジア各国でヘビの養殖が増えている。)

ニュースソース:
https://www.nationalgeographic.com/animals/2018/10/news-cambodia-water-snake-hunt-tonle-sap/?user.testname=none

 

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