フォト
無料ブログはココログ
2022年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

にほんブログ村

  • にほんブログ村

« アジアゾウが象皮取引という新たな脅威に直面 | トップページ | アフリカでの密猟と汚職との闘いにアメリカの麻薬戦争が果たした役割とは »

2019年1月22日 (火)

警察がスペインでクロマグロの違法取引のネットワークを壊滅

和訳協力:鳥居 佳子

2018年10月17日 Illict Trade News Network記事より一部抜粋

ヨーロッパ各国の法執行機関が協力して、スペインにおけるクロマグロの違法販売を含む詐欺事件に関わった人々を逮捕した。

スペイン、フランス、イタリア、ポルトガルおよびマルタの当局がユーロポール(欧州刑事警察機構)に協力して捜査を行った結果、79人を拘留し、80tを超える違法なクロマグロが押収された。
かなりの量の魚とともに、50万ユーロ(約6500万円)、7台の高級車、宝石、時計のほか様々な高級品も押収された。

この詐欺事件の犯罪ネットワークの裏では、年間2500tのマグロの違法取引が行われていたと考えられる。

Tarantelo注)作戦は、スペイン市民警察の警官が、地中海においてクロマグロ漁に関する違法行為が多発していると警告された後、開始された。

この作戦によって、イタリアやマルタの海域で捕獲されたかなりの量の魚が、フランスの漁港を介して密輸された後、スペインで違法取引されていることが判明した。

詐欺事件の背景にある犯罪グループのメンバーは、彼らが取引したマグロ1kgごとに少なくとも5ユーロ(約650円)稼いでいたと言われており、推定利益総額は12.5億ユーロ(約1600億円)にもなった。

注:スペイン語でマグロの特定の部位を表す言葉

ニュースソース:
https://www.illicit-trade.com/2018/10/police-smash-crime-network-behind-illicit-trade-of-bluefin-tuna-in-spain/

 

★ニュース翻訳を続けるためにご協力ください!
→JWCSのFacebookでページのイイネ!をして情報をGET
→JWCSの活動にクレジットカードで寄付

※日本ブログ村の環境ブログに登録しています。クリックしてランキングにご協力ください。
にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へ
にほんブログ村

« アジアゾウが象皮取引という新たな脅威に直面 | トップページ | アフリカでの密猟と汚職との闘いにアメリカの麻薬戦争が果たした役割とは »

37 野生生物犯罪」カテゴリの記事

15 魚類」カテゴリの記事

35 レッドリスト 絶滅危惧種」カテゴリの記事

23 ヨーロッパ」カテゴリの記事

36 野生生物の利用と取引」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 警察がスペインでクロマグロの違法取引のネットワークを壊滅:

« アジアゾウが象皮取引という新たな脅威に直面 | トップページ | アフリカでの密猟と汚職との闘いにアメリカの麻薬戦争が果たした役割とは »