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2019年1月12日 (土)

現地取材:アマゾンのジャガー闇市場

翻訳協力:木田 直子

2018年9月18日  The Brazilian Report記事より一部抜粋

一見すると、Li Mingと妻のYin Lanはごく普通の中国人に見えるだろう。
ベンチに座って優しそうな笑みを浮かべ、訪ねてきてくれた親戚たちに心のこもった挨拶をしている。
昼食の時間だ。
訪問者の一人が米と鶏肉の入った容器を2つ持って2人に近づいてきた。
Yinが立ち上がり、私の隣に座っている警察官に、血の巡りが悪くなっているので手錠を少し緩めてもらえないかと丁寧に頼む。
3時間近くが経過した。
MingとLanが告訴されている野生生物の違法取引を担当する裁判官はまだ現れない。
これで6回目になるが、審理は保留になった。

Li MingとYin Lanは、ボリビアのIDカードを持つ中国人だ。
2018年2月23日にサンタ・クルス・デ・ラ・シエラ市内にある自分たちの鶏肉料理店で、アマゾンジャガーの牙185本、ジャガーの皮3枚、さまざまな動物の部位のいくつか、22口径のピストル1丁、それに多額のボリビア通貨と外国通貨を所有していたとして逮捕された。

2か月にわたる詳細な追跡調査の後、サンタ・クルス市の当局と国家警察、検察庁が共同捜査を実施し、それが中国人夫婦の逮捕につながった。
前例のない事件であり、関係機関はボリビアの生物多様性に対する強烈な打撃であると考えている。

2013年から2018年の間に、ボリビアの森林で跡をつけられ、虐殺されたアマゾンジャガーはおよそ171頭に上る。
これは、毛皮を目的に狩られていた1970年代以来、最悪の殺戮数の一つに数えられる。
今日ではこのネコ科動物は、ジャガーの部位、主に牙を売買する闇市場の犠牲になっている。
現時点までで、当局は中国人密輸業者から合計684本のジャガーの牙を押収した。
そのうちボリビアから送られた119本の歯は北京の税関当局が押収したものだ。
ほとんどの場合、犯罪を犯していることがわからないようにするために、牙はキーホルダーやネックレス、チョコレート、ワインの箱などに隠されていた。

こういった違法な品々は人間の貪欲さの象徴であり、迷信や野生生物の違法取引という犯罪により取引が助長されている。
野生生物の違法取引額は毎年世界中で推定190億米ドルともなっており、南北アメリカ最大のネコ科動物に対する、今日最も深刻な脅威の一つなのだ。

ニュースソース:
https://brazilian.report/society/2018/09/18/amazon-jaguar-black-market/

 

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