UAEで将来的にエコツーリズムが増加するとされる理由
和訳協力:清水 香芳
2018年7月12日 Abu Dhabi World Onlineニュースより一部抜粋
エコツーリズムの目的地として一流の国という立場を確立するための新しいプロジェクトが始まった。
アラブ首長国連邦(UAE)の気候変動・環境省(MoCCAE)は、アブダビとUAEがサステイナブル・ツーリズム(持続可能な観光産業)の先進地となるための国家エコツーリズムプロジェクトを発表した。
UAEは、2016年を6.5%上回る1500万人の観光客を2017年に獲得した。
そして今回、2021年までに年間2500万人以上の観光客獲得を目指す活動の一環として、この計画が導入された。
MoCCAEの作成したUAE's National Wonderというモバイルアプリとwebサイトは、自然保護に興味があり、自分のエコロジカル・フットプリント注)を最小限にできる目的地を訪れたいという旅行者をターゲットにしている。
この新たに作成されたデジタル・プラットフォームでは、訪れる可能性のある人々に向けて、アブダビのマングローブ国立公園やマラワ海洋生物圏保護区を含む、国内の43の保護地域の中からいくつかの場所を紹介している。
注:人間活動が環境に与える負荷を、資源の再生産および廃棄物の浄化に必要な面積として示した数値のこと。通常は、生活を維持するのに必要な一人当たりの陸地および水域の面積として示される。
ニュースソース:
http://www.adwonline.ae/ecotourism-will-big-uae/
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