森林破壊:ナイジェリアは自国の森林の96%を失っている
和訳協力:易 あかね
2018年9月2日 The Premium Times記事より一部抜粋
ナイジェリア自然保護基金(NCF)のMuhtari Aminu-Kano事務局長によると、ナイジェリアは森林破壊によって、自国の森林の96%を失っているそうだ。
「私たちが植物に覆われる森を失っていることは残念なことです。森は多ければ多いほど良いので、ラゴス内だけではなく国中で、より多くの木を育てるための一致協力した努力が絶対に必要とされているのです」と、ラゴスにあるNews Agency of Nigeria(NAN)に事務局長が語った。
Aminu-Kano事務局長は、NCFは向こう30年で、現在の4%から少なくとも25%に国内の自然植生を増加させる方法を研究している、と言った。
Aminu-Kano事務局長によると、方法の一つはより多くの木を植え、また煮炊きの燃料や家具作成のため材料としての木の伐採を止める、ということだった。
事務総局は次のように語った。
「私たちは『Green Recovery Nigeria Initiative((仮)ナイジェリア緑の回復イニシアティブ)』を通じて、失った緑を一部でも取り戻す方法を探っています。このイニシアティブは、政府や信用できる指導者、旧来の統治者、その他の、問題の解決のために考えてくれる利害関係者を連れてきてくれるでしょう」。
★ニュース翻訳を続けるためにご協力ください!
→JWCSのFacebookでページのイイネ!をして情報をGET
→JWCSの活動にクレジットカードで寄付
※日本ブログ村の環境ブログに登録しています。クリックしてランキングにご協力ください。
にほんブログ村
« 租税回避地の環境面での隠れた影響 | トップページ | 捕食者がいない島であることが絶滅危惧種を救うことに役立つ理由 »
「22 アフリカ」カテゴリの記事
- ディスコライトでパニック:ボツワナのチョベ地区におけるアフリカゾウの侵入を防ぐ太陽光発電ストロボライト(2021.10.19)
- コロナ禍でのトロフィー・ハンティングの禁止がアフリカの野生動物と人々の生計を脅かす(2021.08.31)
- ボツワナでゾウ狩りライセンスのオークションが開始される(2021.01.15)
- 9.5tものセンザンコウのうろこの押収により、野生生物犯罪への対応強化がナイジェリアで必至に(2020.10.20)
- 保護区域周辺の人間と野生動物の対立を緩和するための地域密着型の戦略の実験的調査(2020.07.07)
「42 野生生物の暮らす環境」カテゴリの記事
- 最後に残された最上級の熱帯林が緊急に保護の必要があることが、最新の研究により明らかとなる(2021.08.17)
- 地球規模の生物多様の新たな研究が、陸と海の生命の統一マップを利用可能に(2020.12.22)
- 絶滅危惧リストに掲載するよう新たに100種類以上のユーカリの木本種を提言(2020.11.24)
- 計画中の水力発電用ダム、ガボンの魚類への脅威に(2020.07.28)
- エルニーニョがアマゾンに生息する昆虫の急減の一因であることが最新の調査で明らかに(2020.06.16)
「18 植物」カテゴリの記事
- 最後に残された最上級の熱帯林が緊急に保護の必要があることが、最新の研究により明らかとなる(2021.08.17)
- 絶滅危惧リストに掲載するよう新たに100種類以上のユーカリの木本種を提言(2020.11.24)
- 研究によりカーリー盆地の水不足と自然植生の減少のつながりが明らかに(2020.02.25)
- コンゴ共和国がゴリラやゾウの住処となる新しい国立公園を指定(2019.02.16)
- 中国人消費者の熱狂的な欲望がローズウッドを絶滅に追いやる(2019.01.10)
« 租税回避地の環境面での隠れた影響 | トップページ | 捕食者がいない島であることが絶滅危惧種を救うことに役立つ理由 »
コメント