サンダンカンの川に浮かぶの死魚が村の生活に影響を与える
和訳協力:櫻葉汀 ミホ
2018年5月28日 Borneo Post Newsより一部抜粋
Kampung Segaliud村人達は、金曜日から、Segaliud川のサンダカンとキナバタンガンを結ぶ道から36ページマイル(約58km)のところで、死んだ魚が浮いているのが多く発見した。
これは、河川汚染が深刻であることを示している。
住民らは、これが近隣の5つのパーム油工場からの廃液の放流の結果であると疑がわれることから、関連当局の即時対応を求めた。
ここの村人の1人であるAzman Atchil氏は、川に浮かぶ死んだ魚、死んだカニ、そして死んだエビを見た後、汚染源を確認するために上流に向かったという。
「汚染は近くにある5つのパーム油工場の汚水の放流によるものだと思われます。私たちはどの工場が河川に工場廃液を流し、汚染を引き起こしているのかを特定することはできませんでした」。
「村の住人の70%が漁民であることから、この問題は村人達の生活に大きな影響を及ぼしているため、関与する当事者の注意を喚起するために警察へ報告書を提出しました」と、Azman氏は述べた。
また、彼は以下のように付け加えた。
「私たちは、この問題が実際に私たち村人の収入に大きな影響を及ぼすことから、関係する当事者が迅速な措置を取り、この問題を調査することを望んでいます。私たち漁民はまた、一部の当事者による無責任な行動から生じた損失に対しての補償を望んでいます」。
ニュースソース:
http://www.theborneopost.com/2018/05/28/dead-fish-in-sandakan-river-affecting-villagers-livelihood/
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