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2018年8月16日 (木)

TRAFFICの報告書で北アフリカのウナギ取引の重要性が際立つ

2018年3月16日 Sustainable Eel Group News

和訳協力:會田 真弘、校正協力:長井 美有紀(Myuty-Chic)

報告書-EASTWARD BOUND:Analysis of CITES-listed flora and fauna exports from Africa to East and Southeast Asia((仮)CITES附属書の対象動植物種のアフリカから東アジアおよび東南アジアへの輸出についての分析)

ウナギに関する情報は以下のリンクサイトから入手可能

Outhwaite W & Brown L(2018): Eastward Bound:Analysis of CITES-listed flora and fauna exports from Africa to East and Southeast Asia 2006 to 2015. Traffic International, Cambridge, United Kingdom.

情報源:附属書IおよびII対象種のCITES取引データベース

ウナギに関する情報について:
・北アフリカでは、生きたままのEuropean Eel(学名:Anguilla Anguilla、ヨーロッパウナギ)のとその食肉に取引が集中している(2ページ)
・kg単位で食肉の輸出が報告されたのは次の3種のみであった:ナイルワニ、ヨーロッパウナギ、ミナミアフリカオットセイ(12ページ)
・2015年5月にAfrican Union(アフリカ連合)で採択された、African Strategy on Combating Illegal Exploitation and Illegal Trade in Wild Fauna and Flora(アフリカの野生動植物の違法搾取および違法取引防止戦略)(15ページ)
・AFRICA-TWIX(Trade Wildlife Information eXchange)(16ページ)
・生きたままのヨーロッパウナギ個体の輸出は、モロッコが170,092匹、チュニジアが53,104匹であった(22ページ)
・2014年の最大輸出量は197,036匹を記録:その大部分はモロッコからの輸出であり、163,822匹であった(26ページ)
・条鰭亜綱の生物種のうち、kg単位での輸出量はすべて、ヨーロッパウナギであった(28ページ)
・条鰭亜綱の食肉を輸出している国はチュニジアとモロッコのみで、それは全てヨーロッパウナギであった(それぞれ273,390kgと216,650kg)(31ページ)
・最もヨーロッパウナギの食肉を輸入した国は韓国(242,082kg)で、次が香港特別自治区(193,860kg)であった(32ページ)
・CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通称「ワシントン条約」)の取引データによると、2006年から2015年までの間、北アフリカにおけるアジアへの最大輸出国はモロッコで、その総輸出量は170,092個体と加えて612,656kgであり、そのすべてがヨーロッパウナギによるものであった。
・個体数およびkgでの輸出数量の報告の大部分が、ヨーロッパウナギであった(39ページ)
・北アフリカでの取引におけるヨーロッパウナギの占有率を考慮すれば、生きたままの動物の最多輸出国がモロッコとチュニジアであることは当然の結果である
・最大の輸入国が韓国であるのは、ヨーロッパウナギの輸入が大きく関係している(総輸入量は223,196個体と加えて621,181kg)(41ページ)
・2006年から2015年にかけて、CITES附属書掲載種の全部で228,052の標本がモロッコとチュニジアから輸出された:このことは、その大部分が生きたヨーロッパウナギと(223,196標本)、ヨーロッパウナギの食肉(490,040kgおよび4,839個体分)であったことと結びついている(47ページ)
・輸出された生きたままのヨーロッパウナギは、2015年にチュニジアとモロッコの両国が養殖ウナギ2,000kgを輸出したのを除き、すべてが野生個体であった(47ページ)
・生きたままの個体および食肉の両方の最大の輸入国は韓国であった(228,005個体、および866,374kg)(47ページ)
・2017年に開催された29th Animal Committee(AC29:第29回動物委員会)において、ヨーロッパウナギはその危機的状況と急激な取引量の増加のため、Review of Significant Trade(RST:著しい取引の再検討)プロセスの対象とされることとなった。モロッコ、チュニジアおよびアルジェリアからの輸出は今後、その持続可能性を検討されることになるだろう。

ニュースソース
http://www.sustainableeelgroup.org/2018/03/16/traffic-report-highlights-significance-of-eel-trade-from-north-africa/

 

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