世界有数の象牙調査員のEsmond Martin氏がナイロビで死亡
和訳協力:立田 智恵子
2018年2月5日 The Starニュースより一部抜粋
世界を代表する象牙取引調査員で、ケニヤに住んでいたEsmond Bradley Martin氏が、2018年2月4日にナイロビの自宅で刺殺されているのを発見された。
Esmond氏は75歳で、自宅にはほかに誰もおらず、首に刺し傷を負っていた。
彼はケニヤでのサイおよび象牙の密輸や、中国、ベトナム、ラオスでの取引に関するそれまでにない画期的な調査報告書をいくつか執筆していた。
また彼は、新たな象牙や犀角の密輸を明らかにするために取り組んでいると言われていた。
以前は、サイの保護を行う国際連合の特使を務めていた人でもある。
生前の1993年には、中国で合法だった犀角の取引を中止させ、昨年は同じく中国での象牙の取引をやめさせるなどの偉業を成し遂げた。
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