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2017年1月12日 (木)

SOSが特別な取り組み「SOS Lemurs」のもとに進める11のプロジェクトのうち、最初の9つを発表

2015年10月30日 IUCN News story

和訳協力:清田 美弥子、校正協力:山本 真麻

今日はWorld Lemur Day(世界キツネザルの日)。
マダガスカルに生息するキツネザルの独自性と多様性を讃える日だ。
キツネザルは、地球上のほ乳類の中で最も絶滅の危機にある分類群である。
とはいうものの、Save Our Species(SOS)による11の新しいキツネザル保全プロジェクトのうち、最新の9つが本日発表され、この魅力的な霊長類とその生存に依存している地域コミュニティの未来は若干明るくなりそうだ。

具体的には、これらの9つのプロジェクトとは、優先度の異なるの9つの地域における直接的な保護活動を支援するのと同時に、絶滅のおそれのあるキツネザル24種の保護を援助するものだ。
これにはアイアイ、シファカ類、インドリとともに、その他多くのあまり知られていない種も含まれる。
第一フェーズで得た支援金は、絶滅危惧種に関するIUCN Red List of Threatened SpeciesTM(絶滅危惧種に関するIUCNレッドリスト)における、絶滅危惧IA類9種、絶滅危惧IB類9種、絶滅危惧II類6種の保護活動に全額が充てられる。
なお、全11のプロジェクトの詳細については、プロジェクトが開始され、それぞれに情報を発信し始める2016年の3月ごろまでに提供される予定だ。

9つの新プロジェクトへの支援金総額は、IUCN(世界自然保護基金)、WorldBank(世界銀行)と共にSOSの3つの資金協力団体であるGlobal Environment Facility(地球環境ファシリティ)や、Fondation Segré((仮)セグレ基金)、その他匿名寄付者からの寛大な寄付によって、50万USドル(約6100万円、2015年12月10日付換算レート:1USドル=122円、以降同率とする)を超えた。

2015年8月の「SOS Lemurs」の発表を機に、マダガスカル固有の生物多様性を保護する、より長期的で広範囲にわたる活動の新たなフェーズが始まった。
SOSの特別な取り組みとしてIUCNが取りまとめを行い、IUCNのSSC(種の保存委員会)のPrimate Specialist Group(霊長類専門家グループ)が2014年に発表したLemur Action Plan(キツネザル行動計画)と密な連携が取られている。

その後の一般公募に応じ、現地を拠点とする保全活動家たちから様々なプロジェクト案が寄せられた。
上記の行動計画に沿って定められた目標に貢献するプロジェクトがその中から選出され、評価を受けた。

SSCの霊長類専門家グループの議長であるRussell A. Mittermeier博士は、報道関係の取材に対して以下のように述べた。
「マダガスカルに生息するキツネザルはどれも、地域固有の種ばかりです。地球に残された霊長類の多様性の一部であるこのユニークな種たちを確実に生存させるための壮大な挑戦は、まだ始まったばかりです。SOS Lemursの開始にあたって集められた資金は、既存の政府機関の管理する保護地域の保護、地域コミュニティが管理する保護区の造成、そして何よりも地域コミュニティの生計手段の開発に充てられます。そうすれば地域の人々がキツネザルの保護活動における主要な担い手となってくれるからです」。

IUCNのGlobal Speacies Programme(グローバル種プログラム)の副責任者であるJean-Christophe Vié氏はこう付け加えた。
「自然保護には、気候変動や天然資源のことだけでなく、野生動物や地域コミュニティに関することも含まれます。資源を蓄え、科学的根拠をもとに協力し合って活動することで、種を保護することができるのです。SOSはそのことを実践してみせましたし、我々はキツネザルをもって、ひとつの国家とひとつの動物についてのモデルを提示していきます」。

同時に、SOS Lemursはマッチファンディングキャンペーンを通じた直接的な援助も受け付けている。
Global Giving USA(グローバル・ギビングUSA)、Global Giving UK(グローバル・ギビングUK)、1% for the Planet(1%フォー・ザ・プラネット)およびSOSのwebサイトの寄付ボタンを通じて、2015年12月31日までに寄付されたSOS Lemursへの寄付金はすべて直接SOS Lemursに寄与され、SOSによってそれと同額となる総額20万USドル(約2440万円)が寄付される見込みだ。

このプロジェクトへの支援の詳しい方法は、webサイト(www.saveourspecies.org/sos-lemurs)内の本取り組みに関する短い動画で確認できる。

SOS Lemursの全体としての目的は、マダガスカルの現場での保護団体の取り組みの連携と調整を進め、キツネザル行動計画への資金800万USドル(約9億7600万円)を3年の期間内で最大限活用し、キツネザルを絶滅から救うことだ。

そのためにも、SOSは引き続き、活動に加わってくれる可能性のある公的機関や民間部門の寄贈者との繋がりを密にし、今後の資金調達フェーズでの協力を積極的に呼びかけていく。

ニュースソース
http://www.iucn.org/news_homepage/?22087/SOS--Save-Our-Species-announces-the-first-9-projects-under-special-initiative-SOS-Lemurs

 

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