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2016年1月 8日 (金)

私たちの助力を今必要とする違法な野生生物取引であまり知られていない4種類の犠牲者

和訳協力:山崎 有起枝、校正協力:花嶋 みのり

2015年3月27日 OneGreenPlanet Animal Monster

トラ、ゾウ、サイの窮状は軽んじられるものではない。
これらの動物は世界で最も絶滅の危機に瀕しており、違法な野生生物取引のために、前例のない速さで姿を消している。

例えばニシクロサイは、角のために密猟され、すでに絶滅してしまった。
アフリカゾウの個体群は、今後20年以内に象牙取引のために絶滅するだろうと予測されている。
そして、トラは野生におよそ3,000頭しか残っていない。
その残されたトラたちは、体の部位をとるために殺されたり、売られて飼育されたりしているのだ。

悲しむべきことに、この切迫した運命に直面しているのはこれらの動物だけではない。
科学者らは、種の絶滅率は現在、通常の1,000倍の速さだと推定しており、私たちが世界中の動植物の「第6の大量絶滅時代」のまっただ中にいると信じるに至っている。
不幸にも人類の行動が、こうした動植物の消失に多大な影響を与えている。

生息地の消失や気候変動は、種の絶滅の一因となっているが、違法な野生生物取引は間違いなく、種の消失の最も大きな要因となっている。
私たちは皆、このような取引がゾウやトラ、サイにどのように打撃を与えるかわかっている一方で、受けるに値する注目を受けずに命を失っている動物も他に多数、存在する。
知ってのとおり、大小に関わらずすべての動物は、生態系のバランスの維持において重要な役割をもっている。

人類の行動がこれらの動物を絶滅の瀬戸際へと追いやってしまっているので、あまり知られていないこれらの種の保護のために立ち上がることは私たちの責任である。
私たちは共に、違法な野生生物取引からこうした動物を保護し、願わくばニシクロサイと同じ道を辿らないよう、守りたいものである。

1. センザンコウ

過去10年で、100万匹近くのセンザンコウが違法取引されている。
世界で最も違法取引されている動物とされるセンザンコウは、幸運のお守りと考えられ、医薬品としての価値があると信じられている。
またセンザンコウは美味とされ、対価を支払うことを厭わない客たちに高級レストランで饗されている。

違法な野生生物取引と闘うすばらしい組織であるTRAFFIC(トラフィック)をサポートすることで、あなたもセンザンコウの保護に助力することができる。
United for Wildlifeからこの絵をシェアして、センザンコウの情報の拡散を支援しよう。

2. スローロリス

この可愛らしい霊長類は、ペット取引の主な標的となっている。
2009年にさかのぼるが、スローロリスの映像がYouTubeで広く知れ渡り、スローロリスのを直接追いまわしたり、密猟したり、違法取引されたりすることが増加した。
貴重な珍しいペットを求める人々がスローロリスを欲しがることを否定はしないが、それはスローロリスが永遠にペットとして飼われるべきだということではない。

実際には、スローロリスは世界で唯一毒をもつ霊長類として知られており、扱いが危険だ。
結果として密猟者は、闇市場で売る前に、ペンチでスローロリスの歯を抜く。
さらに悪いことに、多くの伝統的な漢方医学の民間療法で、スローロリスの体の部位が使用されている。

幸運にも、スローロリス保護のために保護区で活動している人が数多く存在する。
例えば、International Animal Rescue(インターナショナル・アニマルレスキュー)はスローロリスの救出とリハビリテーションのプログラムを実施している。
国際動物救援協会のスローロリス保護活動のサポート方法についてはこちらを参照のこと。

3. リクガメと淡水ガメ

これらの爬虫類は2億2千万年の間、大きな問題もなく地球上に生き残ってきた。
今日、リクガメと淡水ガメ全体の半数近くが、違法な野生生物取引のために絶滅の危機にさらされている。

過去6年で、タイでは、19,000匹以上のリクガメと淡水カメが野生生物の違法取引業者から押収された。
全世界では、1日で23,800匹以上の淡水ガメが闇市場で取引されている。

リクガメと淡水ガメを食用のために購入する文化もあれば、伝統的な漢方薬のために体の部位を購入する文化もある。
べっ甲(実際にはタイマイの甲羅から作られた)はしばしば高級な装飾品を作るために使用される。
小さめの種類のカメは闇市場でペットとして売られている。

ここ米国では、カメの保護のためにできることはたくさんある。
第1に、カメを決してペットとして購入しないことだ。
なぜなら、それらが野生生物取引の結果もたらされていることが多いためである。
第2に、すべてのべっ甲の装飾品を使わないことだ。
カメを買うのを止めた時に、殺戮もなくなるのだ。

4. フクロウ

インドではフクロウの違法取引が、どうしようもなくはびこっている。
TRAFFICの報告によれば、フクロウは「黒魔術」の儀式用に使われたり、見せ物のために調教されたり、食用や剥製にするために殺されているという。
大きな羽のフクロウは、小さな羽のフクロウよりも「魔力がある」と考えられていてより需要があるため、密猟者の最もよくねらう標的となっている。
インドでは1972年に野生生物保護法が可決されたが、フクロウは執拗に狙われている。

密猟者と闘うTRAFFICの活動を支援することにより、野生のフクロウの個体群の減少を遅らせることができる。

どうしたら絶滅を食い止められるか―手遅れになる前に

違法な野生生物取引は何十億ドルものビジネスであり、動物やその体の部位の需要がある限り続いていくだろう。
これらの動物が魔力や薬効を持つという主張は間違いで誤解を招くものであり、食用やペットにすることは極めて残酷なことだ。

この残酷な行いを周囲の人々がとることのないように思いとどまらせ、私たちの利益のためにこれ以上の種を絶滅させないかどうかは、私たち次第なのだ。

ニュースソース
http://www.onegreenplanet.org/animalsandnature/lesser-known-victims-of-the-illegal-wildlife-trade/

 

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