フォト
無料ブログはココログ
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

にほんブログ村

  • にほんブログ村

« クマ・パトロール隊、ホッキョクグマの毛皮の違法取引を監視 | トップページ | 太平洋の海鳥の集団死は、海洋食糧網のもろさを浮き彫りにする »

2015年5月 6日 (水)

渡りルート保全協定成立20周年

和訳協力:岩下 奈緒、校正協力:星子 啓子

2015年1月16日 CMS News

今年は、1995年6月にオランダ・ハーグにてAfrican-Eurasian Migratory Waterbird Agreement(AEWA:アフリカ・ユーラシア渡り性水鳥保全協定)の交渉成立から20周年記念の年である。

AEWAは、過去20年間アフリカ・ユーラシア間の渡りルートに生息する渡り性水鳥の個体群の保全と管理において、国際的な協力を得るための枠組みを提供してきた。
AEWAは世界中の渡りルート保全のための協調の手本となり、また渡り性水鳥の保全協力と取り組みの効果的な原動力となることを自分自身で証明する役割を果たしている。

AEWAは、ユーラシアおよびアフリカの7カ国が批准したことにより、必要とされる締約国の数に達し、1999年11月1日に効力を発した。
その1週間後に、1回目の締約国の会合がアフリカのケープタウン近郊の街、サマーセット・ウエストで開催された。
IUCN(国際自然保護連合)が協定の原案を初めて公表したのは1983年と早かった。
Convention on Migratory Species(CMS:移動性野生動物の種の保全に関する条約、通称「ボン条約」)の第1回締約国会議では、White stork(学名:Ciconia c. ciconia、シュバシコウ)と旧北区注)西部のカモ科(-カモ類、ガン類、ハクチョウ類)を、最優先で独立した国際文書にするべきとした。
後にこれら2種類の渡り鳥たちは、アフリカ・ユーラシア地域に生息する広範囲な水鳥たちに適用される一つの協定の提案書に盛り込まれた。
これがAEWAが発展し、ボン条約とその傘下の国際協定等を成長へと導いた経緯である。

20周年を記念するにあたり、様々なキープレーヤーに敬意を表し、"people behind the Agreement((仮)協定を支持した人々)"の名簿の形で、AEWAのウェブサイトで特集を組む予定だ。
それによって、多くの政府関係者、NGOの代表、専門家、コンサルタントや利害関係者、そしてプロジェクトスタッフたちの功績と献身に注目が集まるだろう。
これらの人々の努力なしには、AEWAがこのような役割を果たし、成果をもたらすことはできなかっただろう。

2015年は、AEWA調印から20周年を記念するばかりでなく、6回目の加盟国会合が開催される年でもある。
会合はボンで開催される予定で、ボンはこの協定の事務局所在地であり、またCMSおよびAEWAと同様な二つの協定の事務局所在地でもある。
"20th Anniversary and MOP6 (20周年記念と第6回締約国会合)"の新しいロゴは、二つのイベント開催を象徴する要素をもとにデザインされた。
ボンでAEWA締約国の会合が開催されるのは今回で2回目であり、前回は2002年の第2回締約国会合で、水鳥保全のための渡りルートというコンセプトの効率性を強調するスローガン、"Making flyway conservation happen ((仮)渡りルート保全を実現させよう)"が選ばれた。
歩みはまだ続いていく。

今年もうひとつ注目すべきなのはWorld Migratory Bird Day(WMBD:世界渡り鳥デー)で、2015年5月9と10日は10周年を記念するものになるだろう。
世界渡り鳥デーは2006年にAEWAが始めたもので、年々その対象が広がって評判を呼び、世界の渡り鳥に対する意識向上のための主要なキャンペーンのひとつとなった。
キャンペーンはAEWAがCMSと共同で計画している。
2015年のテーマは"Energy - make it bird-friendly! ((仮)鳥に優しいエネルギーを!)"になるだろう。
そしてこのキャンペーンによって、渡り鳥たちの送電線への衝突から感電死に至るまで、エネルギー開発がもたらす渡り鳥への悪影響を減少させるために二つの国際機関が策定した国際的なガイドラインが脚光を浴びることになるだろう。

注:旧北区とは、生物地理区の一区分で、ユーラシア大陸のヒマラヤ山脈以北の領域およびサハラ砂漠以北のアフリカ北部のことをいう。

ニュースソース
http://www.cms.int/en/node/6789

 

★ニュース翻訳を続けるためにご協力ください!
→JWCSのFacebookでページのイイネ!をして情報をGET
gooddoでクリックやFacebookいいね!をしてJWCSを支援
クリックで守ろう!エネゴリくんの森でゴリラの保全に協力
→JWCSの活動にクレジットカードで寄付

※日本ブログ村の環境ブログに登録しています。クリックしてランキングにご協力ください。
にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へ
にほんブログ村

« クマ・パトロール隊、ホッキョクグマの毛皮の違法取引を監視 | トップページ | 太平洋の海鳥の集団死は、海洋食糧網のもろさを浮き彫りにする »

13 鳥類」カテゴリの記事

32 ボン条約」カテゴリの記事

33 その他国際条約」カテゴリの記事

40 保全対策」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/498291/59794418

この記事へのトラックバック一覧です: 渡りルート保全協定成立20周年:

« クマ・パトロール隊、ホッキョクグマの毛皮の違法取引を監視 | トップページ | 太平洋の海鳥の集団死は、海洋食糧網のもろさを浮き彫りにする »