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2015年4月16日 (木)

マラウィで密猟者が記録的な懲役刑に

和訳協力:藤木 香、校正協力:木田 直子

2015年2月5日 African Conservation Foundation News

先週金曜日にカスングの裁判官達がこれまでになく重い判決を言い渡したとき、野生生物犯罪に関わる犯罪者たちは厳しい警告を受けた。
Ganizani Nkhata被告は2014年8月にカスング国立公園で1頭のサーバルキャットを密猟した後に罰金450,000MK(約1000USドル、約12万円、2015年2月18日付換算レート:1MK(マラウイ・クワチャ)=0.2677円、以降同レートとする)を支払うことができず、4年間の懲役刑となった。

マラウィ警察と、Lilongwe Wildlife Trust(リロングウェ野生生物トラスト)およびDepartment of National Parks and Wildlife(国立公園・野生生物局)の協力的取組みの甲斐あって、この密猟事件は解決を見た。
中央州の検察官で、警察庁副長官であるLevison Mangani氏はこの日、検察チームを率いるためにリロングウェから出張してきていた。

今回のこの密猟事件に巻き込まれたサーバルキャットは、地元の野生生物愛護団体であるリロングウェ野生生物トラストによって以前救助され、後に野生に返された個体だった。
サーバルキャットはまだら模様の小型の猫で、ヒョウと間違えられることもある。
リロングウェ野生生物トラストは、今後の野生へ返す活動に必要な情報を得るため、研究目的でGPS追跡首輪を装着させていた。

「今回密猟被害に遭ったサーバルキャットは、2014年7月11日にカスング国立公園内に再導入された個体で、GPS装置付きの首輪をしていました。その首輪から人工衛星へ、さらには地上のコンピューターへと送られる信号を通して、チームは国立公園内でのサーバルキャットの動きを監視することができていました」と、満員の法廷でMangani氏は証言した。

Mangani氏は続けて、カスング国立公園内での信号は8月12日以降に途絶え、サーバルキャットと、サーバルキャットが装着している首輪の両方に何かが起こったのではないかと思った、と陳述した。
GPSが損傷を受けた後、衛星からのデータは受け取ることができなかったが、首輪からの信号はまだ届いていたので、彼らは動物管理官の協力を得て捜索を開始した。

「首輪を追跡するうちに、彼らは首輪がKawamba伝統領内のMunye村にあることを突き止めました。そして精度の高い信号によってついに、Ganizani Nkhata被告の家の藁葺き屋根を葺いている草の中に首輪が隠されていることが判明したのです。これにより、被告は告訴され、KU警察署へと連行されました」。

GPS首輪は被告に対する犯罪証拠の裏付け強化の一端を担ったが、それは判決における決定的要素ではなかった。
Senior Resident Magistrate((仮)最先任地方裁判官)のDamiano Banda氏は、当局が野生生物犯罪を深刻に受け止めており、この種の犯罪行為がマラウィの野生生物の今後、そしてまたツーリズム、ひいては経済を脅かしていることを示すために、自身のあらゆる影響力を行使したと明言した。

Nkhata被告は2件に関して有罪が確定した。
一つ目は、2014年8月にカスング国立公園で絶滅危惧種であるサーバルキャットを殺害した罪であり、これによりNkhata被告にはMK350,000(約9万円)の罰金が課せられた。
二つ目はGPS装備に悪意をもって損失を与えたことに対する罪で、MK100,000(約3万円)の罰金を命じられた。
Nkhata被告はこの罰金を支払うことができなかったため、48ヵ月の懲役刑に服すことになる。

この判決を受け、リロングウェ野生生物トラストの動物ケアマネジャーのJasper Iepema氏は次のように述べた。
「この絶滅危惧種を野生に戻すためにつぎ込まれた努力が全て無駄になってしまったことは、大変衝撃的です。しかし、今日の判決にはいくつか良いこともあります。今回の出来事は、野生動物犯罪に手を染めようとしている他の者たちにとっての教訓となるでしょう」。
今回の事件は今後の訴追に対する基準点となる、との見方をアナリストたちは示している。

ニュースソース
http://www.africanconservation.org/wildlife-news/record-jail-sentence-for-poacher-in-malawi

 

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