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2015年4月 6日 (月)

森林再生を通してより多くの国が気候変動に立ち向かう

和訳協力:東川 かよ、校正協力:浅原 裕美子

2014年9月23日 IUCN international news release

世界のリーダーたちは、ニューヨークで開催されたUN Climate Summit(国連気候サミット)において、現在荒廃した状態にある3000万ha以上の森林を再生するという新たな誓約を発表した。
これは、エチオピア、コンゴ共和国、グアテマラ、ウガンダなどの国が宣言したもので、伐採され、荒廃した1億5000万haの森林を2020年までに再生するという世界的な目標-Bon Challenge(ボン・チャレンジ)の達成に寄与する面積を倍以上にするというものである。

この声明は、少なくとも3億5000万ha、つまりインドの国土より広い範囲を2030年までに再生するという世界的な再生目標値の拡大と併せて発表された。
新たなこの目標は、本日のサミットのNew York Declaration on Forests(森林に関するニューヨーク宣言)で明らかにされた。
IUCN(国際自然保護連合)をはじめとする100以上の国や企業、先住民、市民団体が署名に加わったこの宣言では、2020年までに森林伐採の比率を半減させ、2030年までに世界的な森林伐採を完全に停止させることも訴えている。

「ボン・チャレンジを達成しようとする国々や、『森林に関するニューヨーク宣言』を支持する様々な世界的リーダーたちが示している勇気あるリーダーシップは、森林景観の回復といった自然に基づく解決策こそ、気候変動に立ち向かい、温室効果ガスを削減するための抜本的なニーズに対応するうえで、極めて重要な役割を果たせるということを明確に示しています」と、IUCNのJulia Marton-Lefevre事務局長は述べている。

IUCNの見積もりでは、1億5000万haというボン・チャレンジの目標を達成するだけで、およそ850億USドル(約10兆円、2014年12月20日付換算レート:1USドル=118.6円)が国と地方の経済に流れ込み、年間さらに10億tの炭素を大気中から削減することができるという。

国連事務次長で、UNEP(国連環境計画)事務局長のAchim Steiner氏は、「アフリカとラテンアメリカの諸国による、森林伐採と闘い、森林再生目標を2倍以上にするという本日の誓約は、気候変動への取り組みに非常に役立つでしょう。同時にこのような意欲的なイニシアチブは、全国的に、また地域中で、貧困の削減や経済成長、食料安全保障の実現に大きく貢献すると考えています」と述べている。

森林再生についての誓約、および『森林に関するニューヨーク宣言』は、来年パリで開催される気候変動会議に向けて合意されたもので、新しい世界的な気候変動政策をもたらすものとして、大きな期待が寄せられている。
ニューヨークでのこの進展は、ポスト2015年パリ気候変動会議での合意および開発アジェンダの一部として、喪失し、荒廃した森林の再生を推進するための大きな支えとなる。

「荒廃し、伐採された土地を再生するには、ただ木を植えればよいというわけではありません」と、IUCNのボン・チャレンジ大使であり、Bianca Jagger Human Rights Foundation(ビアンカ・ジャガー人権財団)の創設者兼会長でもあるBianca Jagger氏は述べている。
Jagger氏はさらに、「人々や地域社会こそが、荒廃した不毛の土地を、健康的で肥沃な景観へと変える再生への取り組みの要なのです」と語った。

「『森林に関するニューヨーク宣言』は、我々が再生を担う世代へ進むにあたっての道しるべです」とWorld Resources Institute(WRI、世界資源研究所)所長兼CEOのAndrew Steer氏は述べている。
Andrew 氏はまた、「この宣言には、さらなる水と食料の安全保障をもたらし、暮らしを良くし、気候変動への取り組みを支援するという、3つのメリットがあります。我々は、人々と地球に利益をもたらすこれらの誓約を、リーダーたちが確実に果たすことができるよう共に取り組めることを楽しみにしています」と語った。

ボン・チャレンジに向けた再生への誓約は、国や機関がそれぞれ掲げる目標を支援し、現場で実際に再生活動を開始するという高官レベルによる確約であることを意味する。

「現場で始まったIUCN主導の森林景観再生活動が、今再び現場の活動に戻ってきたのです」と、IUCNのNature-Based Solutionsプログラムのグローバル・ディレクターであるStewart Maginnis氏は述べている。
「現場のニーズと課題に取り組むために、草の根的アプローチとして始まった活動が、今や世界中の公的、民間、そして市民社会のリーダーたちの注目を集めるようになりました。こうしたリーダーたちは現在、現場のニーズと国際的な気候変動への誓約を同時に満たすため、現地での活動を始めようとしています」。

ニュースソース
http://www.iucn.org/news_homepage/?18363/More-nations-commit-to-fight-climate-change--by-restoring-forests

 

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