フォト
無料ブログはココログ
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

にほんブログ村

  • にほんブログ村

« 愛知目標は失敗? | トップページ | とても希少なクロスリバーゴリラの保護区をカメルーン南西部に新設 »

2015年1月17日 (土)

生物多様性の危機回避に向け、いまだ足取り重い各国政府

和訳協力:河島 佳代子、校正協力:K.M

2014年10月17日 IUCN International news release

生物多様性の危機と、それが人類の健康に及ぼす影響への認識が高まりつつあるにも関わらず、政府の対応の規模は被害の大きさに全く見合っていない。
International Union for Conservation of Nature(IUCN:国際自然保護連合)は、本日韓国で幕を閉じたConvention on Biological Diversity(生物多様性条約)の12th meeting of the Conference of the Parties(COP12:第12回締約国会議)で、このように述べている。

「今年の生物多様性に関する協議は、2020年までの生物多様性目標を達成しようとするならば、状況は切迫したものであるという新たな認識をもって終結しました」と語るのは、IUCNのJulia Marton-Lefevre事務局長である。
「生物多様性の危機に対する独創的で興味深い対応が発表され、自然がどのようにして非常に多くの社会的課題に対する解決策を提供できるのかが強調されました。しかし、UN Decade on Biodiversity(国連生物多様性の10年)に残された数年間で強い影響力をもたらすには、進行中の効果的な活動の大幅な規模拡大を念頭に置く必要があるでしょう」。

10月6日の会議初日に公表されたfourth edition of the Global Biodiversity Outlook 4(GBO-4:地球規模生物多様性概況第4版)の結果は、生物多様性の現状改善をもたらすには、各国が生物多様性保全措置を強化し、Strategic Plan for Biodiversity(生物多様性戦略計画)の加速度的実施の責任を果たす必要があることを明らかにした。

生物多様性戦略計画は、2020年までに達成すべき20の生物多様性目標などからなり、名古屋で開催された2010年の国連生物多様性サミットで、各国政府の大多数によって合意された。
この戦略計画は、長期にわたり進行している生物多様性喪失の進行を食い止めるための、地球規模で統一された唯一の行動計画である。
IUCNによると、今年の会議での政府の対応は「相変わらず」であり、多くの国々にとって戦略計画の大望を十分に達成するまで道のりはまだ長いことが明らかになった。

また会議では、生物の生育・生息環境の喪失と地球上の多くの地域で感染が広がっているエボラ出血熱などのような伝染病の発生とが、非常に高い関連性を持つことを認識するとともに、このような関連性を広く世界で明らかにするよう、一層努力することを誓った。

「生物多様性の喪失は、自然災害の発生頻度の増加、気候変動や食糧不足を含む、非常に多くの社会問題と関連しています」と、IUCNの生物多様性保全グループ局長のJane Smart氏は語る。
「生物多様性保全を政治的な重要課題に引き上げ、今回の会議でのすばらしい発言や誓約を、地球上の生物のために具体的な行動に移すことが、各国政府の義務なのです」。

会期中に、遺伝資源へのアクセス及び利益配分に関するNagoya Protocol(名古屋議定書)が発効したことで、世界中の遺伝資源の提供者と利用者にとっての金銭的、非金銭的な利益はともに高まるだろうとみなされた。
このことは、生物多様性の保全と持続可能な利用を一層促進することになるだろう。

各国は、ほかの分野や国家の開発政策と計画段階において、生物多様性を実質的な主要テーマとして位置付けることを求められ、また戦略計画の実施にかかる資金支援を大幅に増やすよう繰り返し要求された。
締結国は、生物多様性に関連する資金支援を倍にするか、少なくとも現行水準を2020年まで維持することを約束した。

ニュースソース
http://www.iucn.org/news_homepage/?18485/Governments-still-behind-on-commitments-to-avert-biodiversity-crisis

 

★ニュース翻訳を続けるためにご協力ください!
→JWCSのFacebookでページのイイネ!をして情報をGET
クリックで守ろう!エネゴリくんの森でゴリラの保全に協力
→JWCSの活動にクレジットカードで寄付

※日本ブログ村の環境ブログに登録しています。クリックしてランキングにご協力ください。
にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へ
にほんブログ村

« 愛知目標は失敗? | トップページ | とても希少なクロスリバーゴリラの保護区をカメルーン南西部に新設 »

31 生物多様性条約」カテゴリの記事

34 IUCN 国際自然保護連合」カテゴリの記事

40 保全対策」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/498291/58569560

この記事へのトラックバック一覧です: 生物多様性の危機回避に向け、いまだ足取り重い各国政府:

« 愛知目標は失敗? | トップページ | とても希少なクロスリバーゴリラの保護区をカメルーン南西部に新設 »