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2014年10月 8日 (水)

各国が違法・無報告・無規制漁業を厳重に取り締まる

和訳協力:山崎 有起枝、校正協力:佐々木 美穂子

FAO(国際連合食料農業機関)のCommittee on Fisheries(COFI、水産委員会)は、Voluntary Guidelines for Flag State Performance((仮)旗国注1)の取り組みに関する任意ガイドライン)を承認

2014年6月11日 FAO News Article

本日、各国は、その国の国旗を掲げる漁船の活動に一層の責任を持たせるという、国際的なガイドラインの制定を支持することで、illegal, unreported and unregulated fishing(違法・無報告・無規制な漁業、通称IUU漁業)と戦うための大きな一歩を踏み出した。

FAOのVoluntary Guidelines for Flag State Performanceは、各国の船舶が、持続的な漁業と関連する生計に対する最大の脅威の一つであるIUU漁業を行わないことを、旗によって示し、登録することを保証する、というものである。

ガイドラインは任意のものであるが、現在ローマで会議を開いているFAOの水産委員会メンバーによる承認は、各国が旗国の取り組みにおける基準を共有するという、決意の象徴になっている。
何年もの交渉の結果、ガイドラインは今、広範囲なレベルで国際的に利用、支持されている。

正確な数は不明だが、IUU漁業は特に公海において、20年以上にわたって増加していると思われ、不正な漁獲高は毎年1,100万から2,600万t、100億から230億ドルに相当すると見られている。

「今日の決定は、IUU漁業との戦における大きな進展であることを意味しています。IUU漁業は海洋生態系に危機をもたらすだけでなく、国や地域や国際的なレベルで、持続可能な方法で漁業を管理する取り組みを無駄にしてしまうのです」と、FAOの水産・養殖局事務局次長のArni M. Mathiesen氏は語った。

「IUU漁船の港への登録を拒否し、その結果、不正な漁獲の国内外市場への流通を防ぐという、FAOの2009年のAgreement on Port State Measures(寄港国措置協定)とともに、これらのガイドラインは、今後数十年にわたりIUU漁業と戦う有力な手段となるでしょう」と付け加えた。

flag hopping(旗の付け替え)の根絶

旗国はどこの国であったとしても-沿岸の国であれ、内陸の国であれ-漁船を登録し、旗を掲揚する権限を持つ。

旗国は、既に登録した漁船の記録とともに、捕獲する魚の種類や使用する装置の型のような、漁への権限の情報を保管することが要められている。

しかし、違法漁業を行う多くの漁船が、「旗の付け替え」によって上記のような規制を回避している。
それは、発見されまいとして、次々と新しい旗国に登録する方法で、対IUU漁業の努力を台なしにしている。

任意ガイドラインはその実施により、各国間で一層の協力と情報交換をすることで、ほかの問題の中でも特にこの問題を厳重に取り締まることを目指している。
それにより旗国は、事前にIUU漁業が報告されている船舶や、既にほかの旗国で登録している船舶の登録を拒む立場にある。

またガイドラインは、発展途上国が旗国の責任を果たすための援助への国際的な協力を強めるだけでなく、各国がどのように遵守できるかや、遵守しない船舶に対する対策について提言している。

ガイドラインは、1993のFAOのCompliance Agreement(フラッギング協定)や、1995年のFAOのCode of Conduct for Responsible Fisheries(責任ある漁業のための行動規範)、2001年のFAOのInternational Plan of Action to Prevent, Deter and Eliminate IUU fishing (IUU漁業の防止、抑制、廃絶のための国際行動計画)のような国際的な手段だけでなく、既存の国際海事法に基づいたものとなっている。

水産委員会

COFIは、国連総会を除く唯一の政府間の国際フォーラムであり、国際的な漁業や養殖に関する課題や論点を定期的に議論し、政府や地域の漁業団体、NGO、漁業者、FAO、国際社会に対して勧告を行う。

加盟国は今週末までローマのFAOの本部で、COFIの第31回会合を開いている。

注1:漁船などの船舶の国籍(船籍)の国のこと

ニュースソース
http://www.fao.org/news/story/en/item/233912/icode/

 

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