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« メキシコでのCITES国際会議にて、野生種への注目高まる | トップページ | 海からの持ち込み(Introduction from the sea)に関する決議 »

2014年9月30日 (火)

エクアドルで危機せまる野生生物の生息地を恒久的に保護

和訳協力:滝野沢 ゆり、校正協力:長井 美有紀(Myuty-Chic)

2014年5月2日 IUCN News story

IUCN SSC(国際自然保護連合種の保存委員会)のAmphibian Specialist Group(両生類専門家グループ)/Amphibian Survival Alliance((仮)両生類保存同盟)やRainforest Trust(RT、(仮)レインフォレスト・トラスト)、Global Wildlife Conservation(GWC)、American Bird Conservancy(ABC、アメリカ鳥類保護協会)などの協力団体が集まって、地元の協力団体であるFundacion Jocotoco(ホコトコ財団)が6,100エーカーにおよぶエクアドルの重要な野生生物の生息地を購入できるよう取り計らった。
ホコトコ財団は、6000エーカーほどの土地と隣り合ったSunfohuaycoの土地をそれに先立って購入していた。
広大な土地を取得したことにより、ほかの場所では発見されていない絶滅危惧種の3種のカエルや、Andean Condor(Vultur gryphus、アンデスコンドル)の北アンデスでもっとも大きな個体群を、恒久的に保護できるようになる見通しだ。

最後にHacienda Antisanillaと呼ばれる6,100エーカーの土地を取得し、Ministry of Natural Resources of Ecuador(エクアドル非再生天然資源省)、ホコトコ財団、キト市当局、そして絶滅危惧種を保護するとともに首都エクアドルの重要な飲用水源を確保するQuito Water Authority(EMAAP-Q、キト市上下水道公社)による、プロジェクトがついに完了した。
このグループによる保護地域は、全体でおよそ27万エーカーにおよぶ。

「Hacienda Antisanillaを購入したことは、大きな意味を持つものでした。この土地は、エクアドルの国鳥で、国旗にもあしらわれているアンデスコンドルにとって、ねぐらと営巣地としてもっとも重要な場所です」と、ホコトコ財団常任理事のRocio Merino氏は語った。
「そうして長年にわたる苦労の末に、Rainforest Trustとキト市の関係当局の継続的な支援のおかげで、この土地を購入して保護することができました」。

高さ3.5マイルにおよぶAntisana Volcano(アンティサナ火山)の氷河は、独特な高地ステップへと移り変わり、下っていくとアンデス山脈の斜面の青々とした亜熱帯林となり、さらにアマゾンの熱帯雨林にいたる。
キトからちょうど20マイルに位置する、広大で未開発なこの地域は、1980年代に初めて自然保護活動家の注目を集めた。
1993年にエクアドル政府がこの地域を生態保護区に指定したが、土地は民有地のままであった。
大部分の土地は耕作され続け、過度な放牧や火災、密猟によって野生生物はますます脅かされていた。

アンデス北部で単一では最も大きなコンドルの個体群が生息するアンティサナには、Cougars(ピューマ)やSpectacled Bears(メガネグマ)、絶滅危惧種であるWoolly Tapir(ヤマバク)も頻繁に見られる場所である。
アンティサナは生物多様性の観点から世界的に非常に重要で、Papallacta robber frog(Pristimantis acerus)、Fire robber frog(Pristimantis ignicolor)、Antisana robber frog(Pristimantis lividus)という絶滅が危惧されるカエル3種も生息していることにより、Alliance for Zero Extinction(絶滅ゼロ同盟)の指定した保護サイトとして注目されている。

「この広大な土地を保護するプロジェクトがいっそう重要な意味を持つのは、発展し続けるキト市にとってもっとも重要な水源を守ることになるだけではなく、Cayambe-Coca Ecological Reserve((仮)カヤンベ・コカ生態保護区)とGran Sumaco国立公園という2つの隣接した保護地区をつなげる場所だからです」と、Rainforest TrustのCEO、Paul Salaman博士は述べた。
「これらの保護地域を合わせると、1800万エーカーにおよぶ、生物学的に多様なアンデスとアマゾンの生態系を守ることになるのです」。

この土地購入プロジェクトが実現できたのは、Paul G. Allen Family Foundation(ポールG.アレン一族財団)、ホコトコ財団、Rainforest Trust、Ministry of Environment(環境省)、キト市当局、キト市上下水道公社、キトのWater Fund(FONAG、水保護基金)、EcoFondo、アメリカ鳥類保護協会、Blue Moon Fund(ブルームーン基金)、Global Wildlife Conservation、Andrew Sabin Family Foundation ((仮)アンドリュー・サビン一族財団)、March Foundation((仮)マーチ財団)らの努力と、個人の寄付による。

http://www.iucn.org/news_homepage/?14753/Critical-wildlife-habitat-now-permanently-protected-in-Ecuador

 

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