フォト
無料ブログはココログ
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

にほんブログ村

  • にほんブログ村

« 中央アフリカ共和国の新しい報告書:暴力の背後にダイヤモンド、石油、象牙や地域の利害関係があることをEnough Projectが発見 | トップページ | 国際司法裁判所が禁止の判決を言い渡して数週間で日本の捕鯨船団が出港 »

2014年8月15日 (金)

EUおよび世界レベルでの野生生物の密売に対するより効果的な対処を議論すべく専門家らが集結 

和訳協力:板井 恵津美、校正協力:木田 直子

2014年4月10日 European Commission Press release

欧州委員会による招致を受けて、EUが野生生物の密売によりうまく対処するにはどうしたらよいかを話し合うため、170人の専門家が今日、ブリュッセルに集まった。

会議はCommunication by the Commission(欧州委員会コミュニケーション)のコミュニケーション文書(COM(2014)64 final)をもって、2月7日に始まった公開協議の終結とした。
委員会の取り組みの背景には、ここ数年にわたり世界レベルでの野生生物の密売が急増し、数種類の絶滅危惧種の生存を脅かし、良好な治世と持続可能な開発を阻害する水準に達したことがある。
EU内でも、組織犯罪とこの利益になるビジネスとの関わは深い。

会議を開いた環境担当委員のJanez Potocnik氏は、「野生生物の密売による被害は甚大で、我々が効果的に密売と闘うための取り組みは、事の重大性に相当するものでなければなりません」と述べた。
また彼は、「野生生物の密売は、例えば麻薬密売よりも発見され、制裁される危険性が低い、大きな利益をもたらすビジネスになり得ます。ですから我々はこの環境犯罪に対する戦いを強化する必要があります」という、EU内務担当委員のCecilia Malmstrom氏からのメッセージを伝えた。

議論では、EU内での法執行の強化の方法、組織的な野生生物犯罪へのより効果的な対処方法、そして野生生物犯罪に対してのEUのより戦略的な外交と開発支援に役立つ役割を確実に果たす方法に焦点を置いた。

明日は引き続き専門的なワークショップが予定されているが、会議の参加者たちは26のEU加盟国と、アフリカ、アジア、そして南北アメリカの供給国と市場国から来ている。
主要な国際組織、たとえばEuropol(欧州刑事警察機構)、Eurojust(欧州司法機構)、Interpol(国際刑事警察機構)、国連のいくつかの部門とWorld Bank(世界銀行)からも代表者が参加した。
市民社会も20以上の団体を通じ、積極的に参加した。
European Parliament(欧州議会)は、野生生物の密売に対するEU Action Plan(EU行動計画)への呼びかけを繰り返した。

政府のすべての関係部署(外交、開発、環境、内務、司法)の代表が、法執行にかかわる一連のすべての実務担当者と一堂に会したのは初めてのことであり、そこには、重要で複雑な組織犯罪の問題と持続可能な開発に対する脅威への、より総合的な取り組みの必要性が反映されている。

専門家は、EUレベルの法執行における多くの問題を取り上げた。
資源の不足、政府機関間の協力の不十分さ、一部の加盟国における抑止力のない制裁レベルや、問題の範囲を分析するための信頼性のあるデータの不足など、である。
また、国境にまたがる事例において、加盟国間の連携を強化する方法についても議論が行われた。
組織犯罪については、野生生物の密売により生じた違法な収益の痕跡をたどる必要性も強調された。

野生生物の密売に対する国際的な取り組みへのより効果的な支援のために、専門家は、既存の国際ルール徹底の必要性と、野生生物の密売の影響を受ける国々への高レベルの外交活動の重要性を強調した。
彼らはまた、国境を越えて組織化されたネットワークを捜査し、制裁措置を取るために、国際的な連携を最大限に発揮する方法と、開発協力援助に関する資金提供者が優先する課題の中に、野生生物犯罪を織り込ませる最適な方法を話し合った。

委員会は、今日の協議と会議において専門家から提供されたすべての忠告を慎重に分析し、この忠告に基づき既存の政策や施策を見直す予定である。

http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-417_en.htm

 

★ニュース翻訳を続けるためにご協力ください!
→JWCSのFacebookでページのイイネ!をして情報をGET
クリックで守ろう!エネゴリくんの森でゴリラの保全に協力
→JWCSの活動にクレジットカードで寄付

※日本ブログ村の環境ブログに登録しています。よろしければクリックしてください。
にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へ
にほんブログ村

« 中央アフリカ共和国の新しい報告書:暴力の背後にダイヤモンド、石油、象牙や地域の利害関係があることをEnough Projectが発見 | トップページ | 国際司法裁判所が禁止の判決を言い渡して数週間で日本の捕鯨船団が出港 »

23 ヨーロッパ」カテゴリの記事

37 野生生物犯罪」カテゴリの記事

40 保全対策」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/498291/56883533

この記事へのトラックバック一覧です: EUおよび世界レベルでの野生生物の密売に対するより効果的な対処を議論すべく専門家らが集結 :

« 中央アフリカ共和国の新しい報告書:暴力の背後にダイヤモンド、石油、象牙や地域の利害関係があることをEnough Projectが発見 | トップページ | 国際司法裁判所が禁止の判決を言い渡して数週間で日本の捕鯨船団が出港 »