アイスランド沖でシーズン初のミンククジラ殺される
和訳協力:伊東 麻矢子、校正協力:小林 恵
2014年5月11日 WDC NEWS
5月1日、アイスランドのミンククジラの猟が解禁になり、すでに2頭のミンククジラが捕殺されている。
ミンククジラの捕鯨会社Hrafnreydur ehfのオーナーであるGunnar Bergmann Jonsson氏は、「今の計画では50頭を目指しています」と述べた。
去年は35頭のミンククジラが殺された。
アイスランドは今シーズンの割り当て量として229頭が与えられている。
ますます高まる世界的な非難と、(ファクサ湾やほかの生息域で、捕鯨会社と同じくミンククジラを対象とした観察ツアーで何倍もの利益を得ている)収益の大きいアイスランドのホエールウオッチング業者からの強い抗議にもかかわらず、捕鯨が行われている。
しかも、この海域での明白で憂慮すべきミンククジラの個体数の減少と相まって、ミンククジラ肉の需要が低下しているにもかかわらず、である。
“クジラ製品をEU港から出まわらせるな”という私たちの運動(英語のページにリンクします)にご賛同願います。
http://uk.whales.org/news/2014/05/first-minke-whales-of-season-killed-off-iceland
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