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2014年6月16日 (月)

中南米諸国がサメ類の持続的な世界取引の促進に一丸となり取り組む

翻訳協力:湊 紗矢可、校正協力:赤木 理恵

2013年12月5日 CITES Press Releases

ラテンアメリカとカリブ海の28カ国より70名以上の代表が、2013年12月2日から4日にブラジルのレシフェに集まり、Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora (CITES、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」、通称「ワシントン条約」)で採択された、サメ類5種の国際取引に関する新しい基準の履行に焦点を当てたワークショップに参加した。

2013年の初めにバンコクで開かれた会合で、CITES加盟国は商業的に利用されているサメ類5種の取引を規制することに同意した。
oceanic whitetip shark(ヨゴレザメ)、hammerhead sharks(シュモクザメ属)の3種(scalloped(アカシュモクザメ)、smooth(シロシュモクザメ)、great(ヒラシュモクザメ))およびporbeagle shark(ニシネズミザメ)が、ワシントン条約の附属書Ⅱに掲載された。
これは、これらの種のいかなる国際取引においても、それらの種が持続可能かつ合法的に捕獲されたことを証明するワシントン条約の文書を伴わなければならないことを意味する。
新しい附属書のリストは2014年9月に施行される。

これらのサメ類に対する新たな国際取引の必要事項の履行について、ラテンアメリカ・カリブ海諸国を支援するため、アメリカ合衆国や条約事務局および、いくつかのCITESのパートナー組織のサポートのもと、ブラジル政府が「(仮)ワシントン条約付属書Ⅱに記載されたサメ類に関する地域ワークショップ―施行に向けて」を主催した。
この地域ワークショップには、新たなサメ類の国際取引の必要事項を履行する諸国を支援するのに有効なツールや方策について議論するため、CITESの管理当局および科学当局、そして漁業の専門家が世界中から集結した。

「このワークショップは、サメ製品の持続的利用と取引の促進に関するものです」とUniversidade Federal Rural de Pernambuco(ペルナンブコ連邦農科大学)の漁業・水産養殖学科の教授であるFabio Hazin博士は言う。
「今日集った多くの国々にとってサメ漁はとても重要です。これほど多くのラテンアメリカ・カリブ海諸国が参加したことは、この地域の持続可能なサメ取引に対する強い意欲の表れです。我々はサメ漁がしっかりと管理されることにより、サメの種が保全され、誰もが、そして将来の世代も利用できるようにしたいのです」。

「条約事務局は2014年9月14日まで、関係当局がサメ類の新しいリストの履行に十分備えられるよう、各国や利害関係者と密接に連携して活動しています」とCITESのJohn E. Scanlon事務局長は言う。
「我々は、この成功を収めた地域的イニシアティブに関して、ブラジル政府とアメリカ合衆国のリーダーシップに大変感謝しています。これにより、新しい規制に係わるすべての人々-規制当局や漁業者、取引業者そして消費者のための実用的手段を、水産業界とCITES当局が、ともに築き上げることができました。我々はCITESの加盟国や協力機関とともに、ほかの発展途上地域でもこのようなワークショップを開催していきたいと思います」。

専門家は、このワークショップで、事前に各国から具体的に必要だとみなされたことを元にして、法的な課題、管理上の課題および科学的論題を幅広く取り上げた。
特にサメ類の識別能力の向上や、その地域で捕獲されたサメについてのデータ収集およびデータ報告の改善、そして取引されているサメ個体の追跡強化に役立つ情報を提供し、ツールや技術の使い方についての実演を行った。
参加者には、現在リストに記載されている種に対してのCITES履行状況についての実例が紹介され、またサメ製品を、捕獲から輸出するモニタリングするために、一連の管理をどのように組み立てているかが発表された。

ワークショップは、サメ類の保全および管理に関する国際的な措置についての認識を高めることにも役立った。
参加者は、地域のニーズやラテンアメリカ・カリブ海諸国でのCITESのサメ類リストを履行するための次のステップを確認した。
サメ類の現状についての科学的調査、国内法、サメの取引における関税コードの統一化、そしてDNA検査の技術移転が優先事項として挙げられた。
これらの優先分野は、2014年9月の施行日に向け、今後の活動を決める際に役立つはずである。

持続的なサメ類の取引は、強力な国際協力を介してのみ取り組める地球規模の課題である。

ワークショップで行われた議論のおかげで、終了時には参加者は情報交換の機会を得ることができ、また新しいサメ類リストの施行へ向けての次のステップを確認し、前へ進むためのツールやアイディアについて話し合った。
「コロンビアにとって、ほかの国々がどのようにサメ漁や取引規制について管理しているかの実例を聞くことができたのは、とても有意義なことでした」とコロンビア環境省のJuan Pablo Caldas氏は言う。
「ここで議論されたサメ類の識別方法は非常に役立ちました。本国でも活用しようと思っています」。

http://www.cites.org/eng/news/pr/2013/20131205_shark_workshop.php

 

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