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2014年6月20日 (金)

環境犯罪

翻訳協力:山崎 有起枝、校正協力:石野 精吾

2013年9月 INTERPOL FACT SHEET

■国際的対応
INTERPOL(国際刑事警察機構)の加盟国は、INTERPOL's Environmental Crime Programme(インターポール環境犯罪プログラム)を通して、環境の安全性を高めるために多くの革新的な企画や事業を行っている。
このプログラムでは、第一線にいる法執行者のため、情報主導の法執行や違法伐採を含む問題についてのマニュアル、さらには密輸や密輸を隠す方法や、野生生物の密猟者に質問する技術、「おとり捜査」を使った活動の指導などの手引書を発行する。

さらに、インターポール環境犯罪プログラムは、環境犯罪と闘うために、実証された効果的な方法として、National Environmental Security Task Forces(NESTs、国家環境安全保障タスクフォース)の設立を進めている。
NESTは、警察、税関、環境部局、その他の専門部局、検死解剖医、非政府機関や政府間の協力相手など国際的な協力団体など、省庁の枠を超えて様々な機関が協同する国家機関である。

■情報
INTERPOLの通知は、警察が世界中の警察と、犯罪や犯罪者、脅威、などについての情報交換をするための国際的な警報である。
通知により広められる情報は、重大犯罪や行方不明者、身元不明遺体、脅威の可能性、刑務所の脱走者、犯罪の手口などについての、個々の関連情報である。
通知では重大犯罪や事故に関するものが特に目立つ。

■プロジェクト
5つの長期計画は、訓練コース、運用、情報交換や情報分析を含む包括的な取り組みを通して、絶滅の危機に瀕した動植物の種を保護し、自然環境の健全性を守ることを目指している。

・Project Eden-有害な廃棄物、特に電子機器の廃棄物に関しての違法な取引との戦い。
犯罪の発見や法執行を改良するための、国際的な活動を、情報主導政策、能力構築を通したもの。

・Project Leaf(Law Enforcement Assistance for Forests:森林のための法律執行援助)-違法伐採やそのほかの森林犯罪との戦い。INTERPOLとUnited Nations Environment Programme(国連環境計画)が主導するもので、作戦の実施を支援し、訓練や戦術的な支援をもたらし、情報の集積を向上させる。

・Project Predator-世界に残るアジアの大型ネコ科動物の保護活動の向上。情報交換を活発にし、アジアの大型ネコ科動物に対する犯罪の脅威についての全体像づくり、犯罪ネットワークの撲滅、犯罪者の逮捕を通じたもの。

・Project Scale-漁業犯罪の探査と戦い。漁業犯罪に対抗するだけの力のない加盟国の要求を評価し、地域や産物に特有な法執行の実施を指揮し、Fisheries Crime Working Group(漁業犯罪ワーキンググループ)を開設し、専門技術を高め、INTERPOLの国際海洋執行ネットワークを拡張する。

・Project Wisdom(プロジェクト・ウィズダム)-ゾウやサイに関する犯罪と違法な象牙取引との戦い。国際的な作戦の実施、情報主導の政策、世間への意識付けの強化、この種の犯罪に対して有効に戦うための地元警察の訓練を通じてこれらの種の保護を模索する。

■事業の成果
INTERPOLは環境犯罪の背後にある組織化された犯罪ネットワークの撲滅のために、世界中で法執行の実施を調整し、支援している。以下には最近人員を動員した例を含む。

・Operation Cage(2012)-鳥類とその製品についての違法取引と搾取に対抗するもの。鳥類と、爬虫類・哺乳類・昆虫を含む動物が8,700以上押収され、この作戦で32カ国で4,000人近い人間が逮捕された。

・Operation Enigma, Phase I(2012)-electronic waste(e-waste、電気電子機器廃棄物)の違法取引との戦い。この作戦は240t以上の電子機器や電化製品を押収し、40社以上の犯罪調査を開始することとなった。

・Operation Lead(2012)-大規模な違法伐採と森林犯罪を対象とした、INTERPOL初の国際的な作戦。194人を逮捕し、ラテンアメリカ全域で800万米ドルに相当する木材と、150台の車輛を押収した。

・Operation Libra(2012)-センザンコウの密猟と違法取引に対抗するもの。作戦はインドネシア、ラオス、マレーシア、タイ、ベトナム全域での調査と取り締まりを含み、調査がはじまった200件の事件を含め、40人以上を逮捕した。

・Operation Prey(2013)-アジアの大型ネコ科動物と野生生物からなる製品の違法取引を対象とする包括的作戦。この作戦はアジアの大型ネコ科動物が生息するすべての国で実施され、作戦全体で42人を逮捕し、生きたトラ、トラとヒョウの皮や骨、そのほかの野生動植物製品などを押収した。

・Operation Wendi (2013)-西アフリカと中央アフリカでの象牙取引との戦い。おおよそ4,000の象牙製品、50本の象牙が押収され、一緒に148の野生生物の部品や派生品と88の銃火器も押収された。さらに、222の生きた野生動物が野生に戻された。

・Operation Worthy(2012)-アフリカ14カ国での、象牙とサイの角の違法取引に対抗するもの。押収したものには、2t近くの象牙密輸品と20kg以上のサイの角、様々な野生生物製品と30以上の違法な銃火器があった。

http://www.interpol.int/Crime-areas/Environmental-crime/Resources/からのダウンロードファイル

 

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