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2014年4月 5日 (土)

アジアのサイの個体数回復に向けた大きな一歩

翻訳協力者:清水 美緒子、校正協力:浅原 裕美子

2013年10月3日 IUCN International News release

アジアのサイ生息国5ヵ国(ブータン、インド、インドネシア、マレーシア、ネパール)の会合において、アジアのサイの個体数を2020年までに年間3%以上増加させることを目標とした共通の行動計画が、本日合意された。

Bandar Lampung Declaration(バンダールランプン宣言)と呼ばれる本合意は、インドネシアのバンダールランプンで開催された、インドネシア政府が主催し、IUCN(国際自然保護連合)Species Survival Commission(SSC:種の保存委員会)が進行を務めた、Asian Rhino Range States Meeting((仮)アジアのサイ生息国会議)での2日間にわたる交渉の末に到達した。

「私達が本会議の主催を決定したのは、サイという種の保護のために私たちのできるあらゆることを実行しようとする、インドネシアの決意の表れなのです」と、インドネシアのMinister of Forestry(森林省大臣)Zulkifli Hasan氏は述べた。
「Sumatran Rhino(スマトラサイ)のように、生息密度がとても低くなり、著しく個体数が少なくなった場合、その動物が相手を見つけて繁殖できるよう、特別な対策を講じる必要があることが明らかになりました」と語る。

この宣言には、アジアのサイ3種-スマトラサイ、Javan(ジャワサイ)、Greater One-horned(インドサイ)-のすべてにおいて、安定した成長率の確保に必要な特別な保全活動の概要がまとめられている。
これらには、種の生物学的管理と監視の改善、サイ生息地の保全の強化、徹底的な反密猟活動の実施、アジアのサイを違法に殺した者に対するより厳しい罰則の導入、あらゆるサイ製品の国際取引の禁止の継続が含まれる。

「現在、アジアのサイ、特にジャワサイとスマトラサイの生息数はとても少なく、個体数を維持するだけでは、生存を確保するのに十分ではありません」と、IUCNの種の保存委員会委員長Simon Stuart氏は述べる。
「私達が目指すのは、これらの種の個体数回復と安定した増加です。アジアのサイ生息地であるすべての国が、共通かつ非常に特殊な行動計画に合意したことは、この目標の達成に向けた大きな一歩になります」。

サイのすべての種の密猟による圧力は近年著しく増加しており、これはアジア市場、特にベトナムと中国でのサイの角の非伝統的な使用の急増や、その取引の増加が主な原因となっている。

スマトラサイ(Dicerorhinus sumatrensis)は、絶滅危惧種に関するIUCNレッドリストで絶滅危惧IA類に指定されており、総個体数が100頭を下回っているとみられる。
同じく絶滅危惧IA類に指定されるジャワサイ(Rhinoceros sondaicus)は、推定個体数が50頭とされ、ジャワのウジュンクロン国立公園に生息している。
インドサイ(Rhinoceros unicornis)は主にインドとネパールに生息し、その推定個体数は3,339頭である。
絶滅危惧II類に指定されており、昨今のサイの角の違法取引が続けば、簡単に絶滅してしまうだろう。

IUCNの種の保存委員会のアジアサイ専門家グループは、これら3種の現状と傾向に関する最新の情報を提供し、それに基づいた協議の末、今回の合意に至った。

http://www.iucn.org/news_homepage/?13794/Major-step-towards-Asian-Rhino-recovery

 

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