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2014年3月 8日 (土)

コンゴのオザラ・ココウア国立公園、ゾウの頭数維持、ゴリラの減少は続く

翻訳協力:山本 真麻、校正協力:上仲 淳子

2013年10月12日 African Conservation Foundation News

コンゴ共和国のOdzala-Kokoua National Park(オザラ・ココウア国立公園)にはおよそ9,600頭のマルミミゾウがまだ生息していることが、2012年のAfrican Parks(アフリカン・パークス)実施の調査から分かったと最近報じられた。
この予想を超える頭数は、公園外の密猟の多い地域からオザラ国立公園の中心部へと、ゾウの生息地域を圧縮させた効果だと考えられている。

Wildlife Conservation Society(WCS、野生生物保護協会)がアフリカン・パークスを代表し2005年、2008年に続く追跡調査を2012年に行った。
208kmにもわたる全83の観察地を歩いて回り、その結果をWCSが前回の調査結果と比較、3回にわたる調査を一貫して分析した。

この調査を監督したFiona Maisels博士が、およそ9,600頭のゾウが現在オザラ国立公園に生息していることが結果から読み取れると述べた(統計的な信頼度は95%、7,500から12,400頭の範囲)。
このうち65%は南の区域に生息している。
「ゾウの生息密度に関しては、2005年に実施した初めての大規模な調査以来、特に大きな変化は見られません」と博士は述べる。

オザラ・ココウア国立公園を管理するアフリカン・パークス所属のLeon Lamprecht氏はこう話す。
「数年前には公園内にて密猟がまだ見られましたが、監視人を設置したこともあってか、今は密猟の手からもよく守られています。今やオザラ国立公園は、ゾウからも安全な場所だと認識されており、隣国ガボンなどの未保護で危険な地域から逃げ出したゾウが、オザラ国立公園へと移住してくるようになりました」。

しかし調査結果によると、オザラ国立公園一帯での森林伐採活動の活性化に伴い、職を探す大量の人々がオザラへと流入してきた。
伐採活動の増加は道路整備にもつながり、それがゾウの密猟を促進してしまったという。
調査中にも、調査チームは17頭ものゾウの死骸を公園内で発見し、そのほとんどは密猟によるものであった。
ここ数年間で見られたよりもより奥まった場所に人間が侵入し活動した形跡も見られた。
キャンプ跡、罠、薬きょうなど、密猟が行われていることを示す形跡が公園周囲の随所、特に西と北の区域に多く見つかった。
それと比べると、公園の中心部はいまだ人間には踏み込まれずにすんでいる。

アフリカ中部では、過去40年にわたり約80万頭ものゾウが死亡したと推測される。
前例にない規模の乱獲のみを原因として、2011年には、2002年にいた頭数に比べ62%の減少となった。
13,000km2の敷地を有するオザラ・ココウア国立公園は、コンゴ共和国最大の動物保護区であり、マルミミゾウとニシローランドゴリラの保護に関しては、極めて重要な役割を担っている。
WCSのデータによると、オザラ国立公園に生息するゴリラの数はここ10年間で大きく減少した。
2005年に40,000頭近くいたゴリラが、2012年には22,000頭にまで減少している。

チンパンジーは2,700頭程度生息していると推測され、生息密度としては2005年から2012年の間に大きな変化はない。
公園に生息する類人猿のうち70%は公園の南の区域に生息し、この分布にも2005年以降変化は見られない。

Lamprecht氏はこう述べている。
「ゴリラの減少の原因としては、密猟に加え、公園の西側に2005年頃までまん延していた致死率の高いエボラ出血熱も挙げられるでしょう。エボラ出血熱の感染によって、単独で行動していた雄を除いて、多くの群れが消滅に追い込まれ、それによって繁殖能力が低下してしまいました。もしかすると2005年以降も数年間、エボラウイルスが残っていたのかもしれません。これからは、反密猟活動の拡大によって、公園内のゴリラとチンパンジーの密猟被害をきっと減らせると思います」。

Odzala-Kokoua Foundation(オザラ・ココウア財団)の下、アフリカン・パークスが2011年始めにオザラ・ココウア国立公園の管理を開始したが、それ以前は公園の中心地域は4年間もパトロールされていなかった。
アフリカン・パークスによる管理が始まって以来、公園に対して警鐘を鳴らす、効果的で多岐にわたる計画の数々が導入されてきた。

Lamprecht氏は述べる。
「まずは、反密猟体制と情報収集能力を強化し、エボラ出血熱の脅威に立ち向かうべく、類人猿のなかで進行中の病の監視を指揮しています。特に反密猟チームには今年大きな活躍が見られました。密猟団の中心人物を逮捕し、今彼は5年の禁固刑に処されています」。

http://www.africanconservation.org/wildlife-news/elephants/item/healthy-elephant-numbers-but-gorilla-decline-recorded-at-odzala-kokoua-national-park-in-congo

 

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