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2014年1月15日 (水)

最大規模の漁業禁止区域を発表

翻訳協力:山本 桃子、校正協力:川西 恭平

2013年10月17日 IUCN International news release

南インド洋における二つの公海区域が漁業団体による遠洋底びき網漁禁止区域網に追加され、この区域は世界最大の遠洋底びき網漁禁止区域となった、とIUCN(国際自然保護連合)およびSouthern Indian Ocean Deepwater Fishers Association(SIODFA、南インド洋深海漁業協会)が発表した。

南インド洋深海漁業協会が2006年に自主的に漁業禁止区域とした11の区域とともに、新たに追加された漁業禁止区域は、「benthic zone(海底層)」とよばれる海底区域とそこに生息する多様な生態系の保護・保全につながるだろう。
今回追加された区域を合わせると、この漁業禁止区域はノルウェーの国土と同じくらいの広さになる。

「助成金を受けなくとも収益性があり、環境的にも持続可能な漁業活動を維持するという目的のために、自主的に制限を設ける。このようにして南インド洋深海漁業協会は遠洋漁業の責任ある運営の国際的最良モデルを作ろうとしています」と、IUCN Global Marine and Polar Programme((仮)世界海洋・極地プログラム)のディレクター、Carl Gustaf Lundin氏は語る。
「海洋資源を保護して持続的に活用することがいかに大切かを認識し、ほかの団体もこの例に続いてくれることを望みます」。

今回追加された二つの区域にはBanana Seafloor Feature(マダガスカル島沖の孤立した岩石地帯)および南西インド洋海嶺のMiddle of What海山の一部も含まれる。
このあたりの海底は深海珊瑚や海綿動物、またキンメダイ類やオレンジラフィなどの商業的に重要な魚種の生息地となっている。
この区域は海洋生物のホットスポットであり、世界的に重要な生態系を支えている。
サメやマグロ、海棲哺乳類、海鳥が餌を求めて海山のまわりに集まるのである。

「これらの区域での漁業活動を禁止することによって、そこに豊富にあるが、失われやすい資源の保護・管理に貢献できることを南インド洋深海漁業協会のメンバーは望んでいます」と、南インド洋深海漁業協会の主任科学者Graham Patchell氏は語る。

底びき網漁は、成長や再生が遅い深海の生態系に深刻なダメージを与えうる。
例えば、オレンジラフィは性的成熟期に達するまでに30年から40年を要し、サンゴ礁は物理的なダメージから回復するのに何百年、もしくは何千年もかかると言われている。
過去の見境のない漁業は海底動物相にダメージを与えてしまった。

南インド洋深海漁業協会は2006年に結成され、南インド洋での商業目的の漁業活動が、生態系的にも経済的にも持続できるよう取り組んでいる。
会員にはAustral Fisheries Pty Ltd,(オーストラリア・パース)、金井漁業株式会社(北海道)、シーロード・グループ社(ニュージーランド・ネルソン)、ORAFCO(英国領・ジャージー)などが名を連ねる。

http://www.iucn.org/news_homepage/?13875/Biggest-zone-closed-to-fishing-announced

 

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