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2014年1月 9日 (木)

オバマ大統領の野生生物不法取引との戦い

大統領令によって、地球規模で広がる種の絶滅、犯罪組織、不安定性、安全性への脅威、病気などの誘因となっている不法取引や密売に対して、立ち向かおうとする強い気運が高まっている。
 
翻訳協力:赤瀬 エリサ、校正協力:五十川 妙子
 
2013年7月4日 FFI News
 
Faun & Flora International(FFI、ファウナ・フローラ・インターナショナル)は、オバマ米大統領が新たに立ち上げた野生生物不正取引に対抗する取組みを称賛している。
この取組みでは、大統領の権限を用いて不法取引に措置を講ずることとなる。
野生生物の不法取引に関する大統領のタスクフォースは、野生生物の不法取引や絶滅の恐れがある生物の密猟をくいとめるため、今後6ヶ月間で国レベルの方策を構築する予定である。
 
この発表と同時に、規模が拡大し続ける絶滅危惧種の密猟の阻止を目指し、必要とされる資源、つまり政府協力と資金という両面の支援投入が発表された。
行政の協力および財政の双方の点で、リソースの導入が大いに必要とされ、拡大する絶滅の危機に瀕している種の密猟の比率を抑えることを意図としている。
ホワイトハウスによると、米国務省はアフリカにおける密猟に対抗するための訓練および技術支援として総額1000万ドルを提供する。
内訳は南アフリカに300万ドル、ケニアに300万ドル、そのほかのサハラ砂漠以南の国々に400万ドルである。
 
FFIの米国担当責任者Nav Dayanand氏は、「オバマ大統領の発表によって、野生生物の不法取引は世界中で、そして生物の生息地で行われ、多くの種を絶滅に追い込んでいるという現状を明らかにしました。大統領のタスクフォースの活動が進むにつれ、野生生物関連の犯罪を阻止する大切さも広がっていくでしょう。そして、この問題を世界の表舞台に引っぱり出し、米国に利益をもたらすと同時に、世界に大きな影響を与えることになるでしょう」と語った。
 
ホワイトハウスは次のように声明を発表した。
「保護されている種の密猟や生きた野生動物の不法取引、野生生物の体の部位や製品の不正な取引は、拡大を続ける国際的な危機の象徴です。密猟行為は、小規模で日和見的な形から、武装した犯罪集団による組織的な虐殺へと拡大しています」。
 
ゾウ、サイ、霊長類、トラ、サメ、マグロやカメなどの種は発展途上国で密猟され、より豊かな国で売買される。
自然保護団体の推計によると、その売り上げは年間で100億ドルにも達する。
その結果、野生動物の不法取引は、金額的には薬物や武器の不法取引、人身売買などと同程度の大規模な国際的不法行為となっている。
 
FFIは世界中の数百の組織と効果的な提携をしている。
これらの連携により、多くの野生生物が密猟される危険を減らす手助けをし、貴重な生息地の保全に世界規模で貢献している。
例えば、ケニアのオル・ペジェタ自然保護区には百頭以上のシロサイやクロサイが生息しているが、効果的に法の執行を行い、公園を警備したことにより、過去2年間で密猟はほぼゼロとなった。
 
FFIは、ホワイトハウスの取組みを歓迎している。
この取組みは、世界規模での危機的状況に対処するため、野生生物やその体の部位といった不法な製品の需要と供給に歯止めをかけるなど包括的な働きかけを求めているからである。
 

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