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2014年1月31日 (金)

アフリカゾウの密猟阻止をボツワナとIUCNが世界に要請

翻訳協力:桐生 洋子、校正協力:榎本 まなみ

2013年10月10日 IUCN News story

アフリカゾウの密猟と象牙の違法取引が急増している問題で、ボツワナ政府とIUCN(国際自然保護連合)はアフリカゾウについての首脳会議を呼びかけている。
アフリカ大陸全土にわたる違法取引の阻止と棲息するゾウの個体数の確保を目的とし、世界各国のより思い切った行動を要求している。

ボツワナ共和国のイアン・カーマ大統領が会議を主催し、アフリカゾウが棲息する国々・地域の首脳に参加を呼びかける方針だ。
また、アフリカゾウの象牙取引における輸送中継国や消費国からも首脳を招請する予定だ。

「アフリカ大陸の自然資源を有効に管理していくには、アフリカのすべての国からの協力がかつてないほど重要になっています」と、Minister of Environment,Wildlife and Tourism, Botswana(ボツワナ政府環境・野生生物・観光省大臣)のT S Khama氏は語る。
「アフリカにおける野生生物の売買・取引問題の解決には、世界各国のサポートが必要です。野生生物を使った製品が世界中で求められているからこそ、アフリカ大陸で密猟が行われるのだし、それが種の生存を脅かす結果となっているからです」。

最近、Clinton Global Initiative(クリントン・グローバル・イニシアティブ)が違法象牙取引の撲滅のために8000万米ドル(81億9400万円 1米ドル=102.425円 2013年11月30日現在)を投じたプロジェクトを開始したが、この首脳会議は、それに続く試みとなる。
この問題には、African Development Bank(アフリカ開発銀行)、UN Security Council(国際連合安全保障理事会)、そして野生生物の違法取引またそれと関連した組織犯罪と闘うため、今年初め新たに1000万米ドル(10億2425万円 1米ドル=102.425円 2013年11月30日現在)を投じた計画に着手した、アメリカ合衆国のオバマ大統領も積極的に取り組んでいる。

「この問題に国際的な注目が集まっていることは、大きな励みとなります」と、IUCN 事務局長であるJulia Marton-Lefevre氏は述べる。
「野生生物の取引は組織犯罪ネットワークとますます強く結びついていますし、アフリカゾウの直面している危機は、環境相や野生生物保護官のみにゆだねておける状況ではありません。このような複雑かつ緊急性の高い問題を扱うには、首脳レベルの取組みが不可欠です」。

IUCNとそのパートナーからの最近の報告によると、殺害されたゾウの数は過去10年間で2倍、採取された象牙の量は3倍になっている。
ゾウの密猟・違法取引は、アフリカだけでなく、世界各国の安全面・経済面・政治面・環境面に深刻な影響を及ぼす重大な懸念事項である。

犯罪組織は高度に武装してゾウを殺害、トップレベル高官と癒着し、象牙を国境外・アフリカ大陸外に運び出している。
このような犯罪ネットワークの一連の活動は、アフリカ各国の民主政治を侵害し、国内・国境間の紛争にかかわる武装集団や反政府グループの資金源ともなっている。

「このような深刻な状況を打破するために、この首脳会議はアフリカ・アジアの各国政府が緊急に協力し、それぞれの責任を果たす絶好の場となるでしょう」と、IUCNのSSC(種の保存委員会)African Elephant Specialist Group(アフリカゾウ専門家グループ)会長のHolly Dublin氏は語る。
「アフリカゾウを救う解決策を見出すことは、同じような野生生物犯罪の脅威にさらされているほかの種を救う今後の重要な糸口になるでしょう」。

アフリカゾウ(Loxodonta africana)は現在IUCN Red List of Threatened Species(絶滅危惧種に関するIUCNレッドリスト)で絶滅危惧II類に指定され、その生存個体数は約50万頭と推定されている。

「ボツワナ共和国が2012年に実施した国内全土にわたる野生生物航空測量の結果では、国境内に20万7千頭以上生存していると推測されました。年5%の増加です」と、環境相のMr T S Khama氏は語る。
「この結果を国として誇りに思う一方で、これまでにない困難として認識してもいます。ゾウやそのほかの野生生物を保護するのは、費用のかかる手ごわい課題です。また、人間と野生生物とがなかよく暮らせるようにしなくてはいけません。だから野生生物の身近に暮らす人々へのサポートはなくしてはならないのです」。

アフリカゾウの首脳会議はボツワナ共和国の首都ガボローネで2013年12月2日から4日まで開催される。

http://www.iucn.org/news_homepage/?13833/Botswana-and-IUCN-call-for-global-action-to-stop-African-elephant-poaching

 

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