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2013年12月12日 (木)

オオカバマダラのマッピング

移動パターンから個体数減少の手掛かりを知る
 
翻訳協力:森 尚、校正協力:石野 精吾
 
2013年8月9日 Yale Environment 360 Digest
 
渡り鳥のように渡りをするチョウとして有名なMonarch Butterfly(オオカバマダラ)が、北米での移動パターンを記した広域マップのおかげで、生息地の喪失や餌がなくなる危機から守られたと、国際調査チームは言う。
アメリカの南テキサス地方からカナダのアルバータ州に至るまでのアメリカの17州と、カナダの2州での調査で、カナダ、アメリカ、およびオーストラリアの生物学者がオオカバマダラの北への移動を辿り、一つの繁殖期に数世代生まれていることを記録した。
成虫の羽から検出される誕生地特有の化学的特徴を分析した結果、アメリカ中西部での急激な繁殖を確認できた。
そしてそこから多くが北へ移動してアルバータ州に入ったのである。
カナダのUniversity of Guelph(グウェルフ大学)の博士課程の学生で、生物科学の学術雑誌Proceedings of the Royal Society Bに掲載された論文の筆頭著者でもあるTyler Flockhart氏によると、トウワタが減少したことや遺伝子改良された農産物が急激に増えたことがオオカバマダラの生存に影響を与えている可能性があるとのことである。
「アメリカ中西部で生息地が減り続けるようだと、オオカバマダラの北限であるここオンタリオ州も含めて、繁殖地が拡がる可能性はなくなるかもしれません」と彼は話した。
今年の初め頃、メキシコで越冬するオオカバマダラの個体数調査を行なったところ、過去のいずれの調査結果よりも減少していることがわかった。
 

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