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2013年11月12日 (火)

ICCWCがスリランカに野生生物事件の支援チーム(WIST)を派遣

翻訳協力:清水 美緒子、校正協力:アダムス・雅枝
 
2013年7月25日 CITES News
 
効果的に違法取引に対抗するための新たなアプローチの必要性に応え、International Consortium on Combatting Wildlife Crime(ICCWC、野生生物犯罪と闘う国際コンソーシアム)は、スリランカの要請でWildlife Incident Support Teams(WIST、(仮)野生生物事件支援チーム)を初めて派遣した。
 
WISTは、コロンボ港でスリランカの税関が押収した象牙359本からDNA試料を収集することを目的とし、2013年3月3~14日にタイのバンコクで開催された、絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約(CITES、通称ワシントン条約)の第16回締約国会議(CoP16)において、採択された決議に応えるものであった。
この決議で要求されていることは、法執行者または関係の専門家からなるWISTを設立することや、CITESにより取引を規制されている生物の密猟による深刻な影響を受けている国または、これらの生物の大量の押収を行っている国からの要請で派遣すること。
さらにはこうした国を支援し、事件直後の影響に対する適切な追跡調査活動の方向を示し、その活動を促進することにあった。
 
DNA試料は、ICCWCに代わってINTERPOL(国際刑事警察機構)が主導しているWISTによって収集されたが、この試料は、法医学の技術を用いて押収した象牙の出所を判定することで、関連する国内当局を支援している。
大量の象牙の押収期間中に押収象牙の原産地域を特定することは、有効な法執行の対応や介入方法を企画する上で重要なことである。
これによって確実に、最も深刻な密猟が行われている地域に援助の手が向けられることになる。
また、押収された象牙の出所を判定することは、全犯罪組織が原産国、経由国、消費国にわたって関与していることを確証する重要な手掛かりにもなる。
 
「INTERPOLによるスリランカでのWISTの配備が成功したことは、ICCWCを通してCITESの加盟国に現場への支援が行われているという実例を示しています」と、CITESの事務局長であるJohn E. Scanlon氏は強調した。
 
Scanlon事務局長はまた、「スリランカで押収されたような大量の象牙の密輸の多くは、組織的な犯罪集団がかかわっていることを示唆する指標となります。特に犯罪組織の後ろに隠れている『親玉』に的を絞った追跡調査および起訴を遂行することが、極力必要となってきます。国境を越えた野生生物の組織犯罪の調査に、野生生物の法医学利用を含む、あらゆる入手可能な資源を有効に利用することはきわめて大切なことです」と語った。
 
これらの試料は、象牙の出所を特定するためDNA分析を行っている、米国ワシントン大学の保全生物学センターへ、また同位元素分析で象牙の年齢を測定するため、ドイツ連邦自然保護庁にそれぞれ送られた。
 
ICCWCは、CITES事務局、INTERPOL、UN Office of Drugs and Crime(UNODC、国連薬物犯罪事務所)、世界銀行、World Customs Organisation(WCO、世界税関機構)による共同の取り組みであり、野生生物に関する法律を施行する官公庁への支援を調整すると共に、日常的な自然資源の保護活動をする地域および地域のネットワークへの支援を調整する。
WISTの配備は、ICCWCに代わってINTERPOLが管理するプロジェクトでは、欧州委員会が十分な資金を提供した。
 

 

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