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2013年10月 3日 (木)

計画から行動へ-絶滅の危機を回避するために主要組織が協力

翻訳協力:林 れい、校正協力:杉山 朝子

2013年5月28日 IUCN International News release

種の減少がかつてない勢いで進み、2万種以上がIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧種と評価されたことを受け、IUCNをはじめとする各種組織はこれ以上の種の消失を回避するために、協力して世界的な生物多様性目標の達成を目指す。

Friends of Target 12と称するこのパートナーシップは、絶滅危惧種の減少を食い止め、もっとも急速に減少が進む種の保全を強化する活動において各国を支援していく。
このパートナーシップにより、2010年に日本で開催された生物多様性条約(Convention on Biological Diversity/CBD)の締約国会議で採択された愛知ターゲットの20の目標の一つ、ターゲット12の達成を支援する。

「種の減少は今日、かつてないペースで進んでいます」と、IUCN生物多様性保全グループのグローバルディレクター、Jane Smart氏は述べている。
「しかし、保全活動によってこの減少を食い止められることがわかっています。保全活動をさらに強化し、もっと規模を広げていく必要があります。このパートナーシップにより、種の長期的存続のために直ちに必要な協調行動がとれるよう願っています」。

このイニシアティブは、政府機関、政府間組織、非政府組織、地域社会組織、学者や専門家のネットワーク、民間企業の知識と経験などを結集し、種の保全と持続可能な利用に活かすことを目的としている。
種を効果的に保護する方法について実践的な助言を各国に行い、これまでに成功した保全活動を共有し、蓄積する共有の場をパートナーに提供する。
移動性野生動物の種の保全に関する条約(通称ボン条約、Convention on Migratory Species/CMS)、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(通称ワシントン条約、Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora/CITES)など、生物多様性に関する主要国際条約もこれに参加している。

現在、IUCNレッドリストで絶滅危惧種と評価されている65,518種のうち、1,173種はすでに絶滅、あるいは絶滅した可能性があり、20,219種には絶滅の危機に瀕している。
しかし、このイニシアティブに参加する各種組織がこれまでに行った保全活動により、絶滅の瀬戸際にあった多くの種が救われた。
たとえば、ネパールのインドサイ(Rhinoceros unicornis)、ブラジルのコスミレコンゴウインコ(Anodorhynchus leari)、アラビアオリックス(Oryx leucoryx)、カリフォルニアコンドル(Gymnogyps californianus)、モンゴルのモウコノウマ(Equus ferus)などだ。

Friends of Target 12の中には、イニシアティブの一環としてすでに具体的な確約を表明したパートナーもあり、さらに多くのパートナーがこれに続く。

IUCNは種の保全活動を推進するために、IUCNレッドリストや、約8,000名の専門家がボランティアで構成する科学ベースのネットワークである種の保存委員会(Species Survival Commission)を通じて、生物多様性の状況、傾向、脅威の情報提供と分析を引き続き行う。

IUCN、Global Environment Facility(地球環境ファシリティー)、World Bank(世界銀行)が設立した世界的な種の保全基金SOS(Save Our Species)は、絶滅危惧種の保全活動に無償資金を政府その他の機関に提供している。
「世界中の多くの組織や機関が種の保護に貢献し、ターゲット12の実施を支援しています」と、生物多様性条約の事務局長Braulio Ferreira de Souza Dias氏は述べている。
「このパートナーシップにより各種組織は団結し、生物多様性条約締結国がいよいよ愛知生物多様性ターゲットを計画段階から実施段階に移すために、我々が行える支援を強化します」。

http://www.iucn.org/news_homepage/?13036/From-words-to-action--key-organizations-team-up-to-stop-the-extinction-crisis

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