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2013年8月26日 (月)

コンゴ共和国のオザラ・ココウア国立公園で密猟取り締まりに大きな進展

翻訳協力:井村 春菜、翻訳校正:官澤 彩

2013年5月9日 African Conservation Foundation Wildlife News

African Parks Network((仮)アフリカ国立公園ネットワーク注1)は、象牙の密猟および密売組織の中心人物の逮捕により、オザラ・ココウア国立公園での密猟取り締まりに大きな進展があったことを報告する。

Ngondjo Ghislain、別名「Pepito」が逮捕されたのは、ここ数ヶ月の非常に厳しい状況下で、オザラや周辺の密猟と闘ってきた公園管理者のLeon Lamprecht氏と捜査チームの見事な活躍の成果である。

公園管理側は、Pepitoがこの地域の密猟者の中心人物ではないかと長い間疑っていたが、決定的な証拠を得られず苦戦していた。
Pepitoの関与が明らかになったのは3月で、指名手配されていたもう1人の密猟者Iwelengue Mityが2年間逃亡した後逮捕され、Pepitoの密猟行為について詳細を暴露したのだ。
Mityもまた、ここ数ヶ月の間にオザラ・ココウア公園で逮捕された2人の密猟者に密告されていた。

Pepitoの逮捕には、オザラで最近開始した拳銃恩赦プログラムも大いに貢献した。
同プログラムは、拳銃の不法所持者が拳銃を引き渡した場合、エコ・ガードとして臨時に働くことができるというものだ。
拳銃を引き渡した2人の人物が、拳銃や弾薬を提供している人物、つまり象牙の買い主はPepitoであると証言した。

4月23日、地方検察官はエウォ(Ewo)でPepitoの逮捕令状を発行し、数日後、オザラ・ココウア国立公園の反密猟チームが地元の憲兵と協力して、Pepitoと共犯者1人を逮捕した。
だが、Pepitoが憲兵隊隊舎に連れて行かれると共犯者らが建物の周りで暴動を起こし始めたため、公園スタッフは夜にPepitoをエウォへ移さなければならなかった。
Pepitoは現在エウォで起訴されている。
公園の諜報員が収集した情報によると、公園のエコ・ガード数人がPepitoと手を組み、公園内のパトロール経路や待ち伏せ計画の情報を漏らしていたということだ。

Pepitoの逮捕後、疑わしいエコ・ガード数人を尋問したところ、Pepitoにかけられた疑惑(自分の代わりに象狩りをさせるために、拳銃と弾薬を地元の村のハンターらに提供した疑いなど)を裏付ける証拠が出てきた。
それから、運搬人らが象牙をンボモ(Mbomo)から運んで森の中を通り抜け、エバナの管理所を通過して、車で輸送すると言われている。

「Pepitoには強力なコネがあり、以前訴追免責となったと聞いていたので、刑務所に収容されて心からほっとしています」とLamprecht氏は述べている。

「Pepitoの逮捕令状を発行し、適切な起訴手続きを取るべきだと要求したエウォの検察官に特に敬意を表したいと思います」。

4月に行われた別の反密猟キャンペーン、「ケレ掃討作戦」では、ケレ地域で多数の密猟の証拠をつかむため、オザラ国立公園の捜査チームとロッシ・ゴリラ保護区が手を組み、オザラの外で反密猟活動をすることになった。
オザラ国立公園の諜報員の報告によると、オザラ国立公園内での反密猟活動によって、Pepitoとその密猟グループがケレに移動してきていた。

共同掃討作戦を開始した翌日、ロッシ・ゴリラ保護区のエコ・ガードらは、象牙2本(32kg)を運ぶ密猟者の逮捕に成功した。
この逮捕がきっかけとなり、ケレ市から65km西にある別の隠し場所が判明し、AK47(1947年式カラシニコフ自動小銃)2丁、弾倉9本、弾薬106発は当然のこと、さらに16本の象牙(重量16.2kg)を発見した。
この件については、さらに調査を進めている。

African Parks Networkは、非常に過酷な状況の中、この作戦成功に貢献した以下の方々や組織を称賛したい。

・オザラでの象の密猟を食い止めるという断固とした信念を持った、オザラ国立公園管理者のLeon Lamprecht氏、捜査管理者のMathieu Eckel氏、ならびに公園諜報員のNicaise Ngoulou氏
・Pepitoと他の密猟者らの逮捕に貢献したオザラのエコ・ガードチーム
・訴訟手続の監視、特にPepitoの投獄を確実にするための貢献してくださったNGOのPALF
・ケレでの密猟者逮捕に全力をあげたロッシ・ゴリラ保護区の管理者のPascal Goma氏とそのエコ・ガードチーム
・ンボモの憲兵とケレ警察。
・象牙取引撲滅に対して腐敗に屈せず献身したエウォの検察官

注1:African Parks Networkは南アフリカのNPO。

http://www.africanconservation.org/wildlife-news/item/anti-poaching-breakthrough-at-odzala

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