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2013年5月25日 (土)

サオラを罠から救う

2013年1月25日 IUCN News

翻訳協力:森本 須磨子 校正協力:河村 美和

International Union for Conservation of Nature (IUCN/国際自然保護連合) のSpecies Survival Commission (SSC/種の保存委員会) のSaola Working Group(サオラ専門調査委員会)と、World Wildlife Fund (WWF/世界自然保護基金) Greater Mekong Programme (大メコン川計画)が始めた取り組みにより、希少で捕捉困難なサオラの生息地であるベトナムとラオスから、26,651の罠が除去、破壊された。

サオラ(Pseudoryx nghetinhensis)は、IUCNのレッドリストに絶滅危惧IA類として記載されており、最も大きな脅威は、この種が発見されている世界で唯一の生息場所であるベトナムとラオスの国境沿いにある森林に仕掛けられた、他の野生動物用の罠である。サオラは野生動物取り引きにおいての価値は低いが、より価値のある動物を捕らえるために仕掛けられる罠は無差別なのだ。

この脅威に対処するため、SSCサオラ専門調査委員会は、彼らのパートナーであるWWF大メコン川計画と連携をとり、地域のコミュニティから雇われたレンジャーの訓練・監督のための基金作りを始めた。WWFは2011年にベトナムのフエ(Hue)自然保護区でこの計画を実施し、後にベトナムのクアンナム省(Quang Nam Province)とラオスの二か所へと拡大させた。これらの場所では、2011年2月から2012年9月の間に計19,593の罠が回収されている。さらに、WWFによって集められたデータによれば罠の発見率は低下しており、レンジャーが罠を森林から除去し、罠は森林の外だけにさせることができている。

ラオスでは、IUCN-SSCのサオラ専門調査委員会のもう一つのパートナーである野生動物保護協会(WCS)によって、同じようなプロジェクトが立ち上げられている。財源に制約があり、プロジェクトの規模縮小を余儀なくされたにも関わらず、ボーリカムサイ(Bolikhamxay)県が特にサオラを保護するため新しく設立した、プーシトン(Phou Sithone)絶滅危惧種保護区にパトロールチームが置かれることになった。2011年9月から2012年11月の間に、パトロールは7,058の罠を回収した。

20年前にサオラが科学的に発見されて以来、その保護に関する現場での具体的な成果は、これらの取り組みで総計26,651の罠を除去され、サオラやその地域の他の野生動物の命を救っていることである。

http://iucn.org/about/work/programmes/species/news/?11769/Saving-Saola-from-snares

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