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2012年4月30日 (月)

パーム油会社がオランウータンの殺処分に対して、報奨金を提供

翻訳協力:小松 勝、校正協力:小林 睦子

2012年1月27日 Wildlife Extra

残忍な襲撃から間一髪のところで救われたオランウータンが、2012年1月、無事に解放された。1月22日(日)、FOUR PAWSが2頭のオランウータン(母親と娘)を救助した。彼らは、パーム油会社が動物を捕獲し虐殺するのに雇った地元の人々に殺されかけていた。FOUR PAWSのチームは、そのオランウータンの母親と娘を、そこから離れた安全な熱帯雨林地帯へ移し野生に戻した。母親には無線送信機がつけられ、2頭を監視し、新しい環境に確実に適応できるか確認できるようにした。母親と娘のオランウータンを発見する前、FOUR PAWSは、襲撃の危険が差し迫っているオランウータンを求めてその地域を捜索していた。しかし残念ながら、その他のオランウータンは早い段階で虐殺されており、生き残っていなかった。

大幅な数の減少
人間にとって最も近い関係にあるオランウータン。彼らは熱帯雨林の破壊によって、生息地全てを失う脅威にさらされている。数十年前は、25万頭のオランウータンが生存していた。今日生存しているオランウータンは、5万頭だけである。しかし森林破壊だけが唯一の脅威なのではなく、パーム油会社も彼らとって脅威である。なかにはオランウータンを有害な動物と見なし、新しい農地から排除することを決めているパーム油会社もある。

オランウータンの大虐殺は、最近インドネシアのメディアの注目を集めるようになり、行政機関が初めて、パーム油会社の一つ、Khaleda(カレダ)のシニアマネージャーをはじめ、複数の従業員の逮捕を決めた。Khaledaは、オランウータン1頭の処分に対し、100万インドネシアルピア(70ポンド)(日本円で8,957円(1インドネシアルピア= 0.01円  2012年4月4日現在))の報酬を渡していたとされている。

有害な動物として扱われているオランウータン
過去2、3年にわたり、何百もの報酬が要求されている。農園内で見つけたオランウータンを処分した従業員に、最高70ポンド(日本円で、9,147円(1ポンド=130円、2012年4月4日現在)、支払ったパーム油会社もあると言われている。初め、これらの話は否定されていた。
しかし昨年9月、捜査官が数々のオランウータンの死に場所や骨を発見し、野生のオランウータンの保護が急速に深刻な政治問題になると共に、インドネシアのメディアを騒がせるようになった。

ないに等しい法的処置
インドネシアでは、オランウータンの殺害は違法である。しかし、その法的処置は十分ではない。2011年11月以前の逮捕者は、わずか2名という低水準であったが、この2ヶ月で、オランウータンの最悪の死に場所が見つかった農園のシニアマネージャーの逮捕を含む、10名以上が逮捕された。

ペットとして売られているオランウータンの赤ちゃん
非常に多くの大人のオランウータンが殺されると、ハンター達はオランウータンの赤ちゃんを生け捕りにし、ペット業界に販売している。
FOUR PAWSとそのパートナーであるBOS(ボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション)は、心に傷を負い、違法にペットとして飼われている小さな赤ちゃんを救う為、できる限りのことを行っている。救助された親のいない赤ちゃんは、サンボジャのオランウータン自然保護区に移され、そこで、野生に戻り独力で生きる術を教えられるのだ。

FOUR PAWS の霊長類専門家であるDr. Signe Preuschoftは「私たちの捜査がこれ以上タイムリーに行われることはなかったでしょう。私たちが捜査している時に2匹のオランウータンに遭遇できたのは、非常に幸運です。あと数分遅れていたら、2匹のオランウータンは殺されていたでしょう」と話した。「私たちは、若者の集団が2頭のオランウータンを取り囲んでいるのを見つけました。彼らは明らかに怯えていました。人々が私たちの救助活動に注目することによって、私たちが解放する2頭より、もっと多くのオランウータンが救われることを望んでいます。」

その2匹のオランウータンの事件は、インドネシアの歴史上初めて重大な政治的問題になっている。オランウータンの大虐殺が続くことは許されてはならない。低地雨林にあるオランウータンの生息地は、十分な保護が必要である。法を破る人々は、慈善やとりわけオランウータンを買うのにお金を払うのではなく、自分達の罪に対して償いをするべきである。

http://www.wildlifeextra.com/go/news/orangutan-killing.html

 

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