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2011年5月 1日 (日)

野生生物の保護に先進技術を導入

野生生物の殺傷及び密猟の深刻な状況について言及 - タンザニア大統領
2011年3月30日 Judica Tarimo

翻訳協力:森田 猛  校正協力:松澤友子

タンザニアのJakaya Kikwete大統領は、国立公園や鳥獣保護区における野生生物の大規模密猟を抑制する天然資源観光省(MNRT)の取り組みが低調していることへの懸念を表明した。

「野生動物がギャング集団(密猟者集団)によって殺傷されています。我が国の鳥獣保護区における犯罪行為は危機的な状況にあります」 と、ダルエスサラームにある同省を訪問した際に言明した。

大統領によると、国立公園や鳥獣保護区において、ギャング集団や不法狩猟者集団による野生生物の殺傷や密猟といった事件が増加の一途をたどっているにも関わらず、責任省庁である天然資源観光省が状況を是正するための効果的な対策をいまだに講じていない、ということだ。

「率直に言うと、貴重な資源の殺傷に対する天然資源観光省の取り組みは満足できるものではありません」と大統領は述べている。
大統領の所感は、Ezekiel Maige天然資源相が野生生物保護を目的とした国内の国立公園や鳥獣保護区内での同省による警備体制が強化されている、と発言した後に表明された。

天然資源相は、同省による戦略的かつ包括的な警備体制の導入以降は多くの国立公園や鳥獣保護区における密猟が大幅に減少した、と釈明している。しかし大統領は、天然資源観光省による保護政策では密猟者のスピードに対応する事が出来ない、と同省の保護区域内の警備方法を批判した。

大統領は「(同省は)鳥獣保護区内の警備体制を強化する政策を施行したと主張しているが、多くの動物が日常的に殺傷されているのです」と述べており、天然資源省には野生生物を保護する能力がない、と示唆した。

大統領は同省に対して、野生生物を大量殺害から救うために情報を公開し、他国機関からの援助を要請するよう指示したうえで、国立公園や鳥獣保護区での密猟者に対する大規模かつ長期的な取り締まりに取り組むための援助を確約した。

「我が国の管理下にある国立公園や鳥獣保護区の野生生物を保護するために、軍隊を介入させる準備も出来ています。我々はこの問題に深刻に向き合い、大規模密猟を阻止しなければなりません、さもなければ野生生物保護に対する国外からの評価を下げることになるのです」と大統領は指摘している。

大統領は同省に対し、時代遅れで昔ながらの警備方法に固執するのではなく、先進的な衛星技術を採用して国立公園や鳥獣保護区内における密猟者の秘密行動を監視するように要請した。

さらに、国外の専門家から助言を請い、不法狩猟者を特定する衛星監視システムを国立公園や鳥獣保護区に導入する必要があり、そうすることで保護区の監視員による犯人検挙が容易になる、と主張している。
さらに大統領は、「衛星システムを導入することで、たったの半年で驚くべき成果を挙げると信じています」 と強調した。

また、密猟者に対する罰則を強化するために、2009年の野生生物保護法の大規模な見直しを提案している。
「密猟者が天然資源から得る利益と比べれば、現在の法律で規定されている懲役1年から3年の罰則では不十分です」 と大統領は言明している。
同法が見直され、罰則が少なくとも懲役5年に延長されることが期待される。
また、大統領は「現行法は余りに刑が軽く、我が国の国立公園や鳥獣保護区で密猟を阻止することが出来ないのです」と付け加えた。

原文 http://www.ippmedia.com/frontend/index.php?l=27542

NPO法人 野生生物保全論研究会のHP http://www.jwcs.org

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