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2011年5月 1日 (日)

象牙の大量密輸、タイで押収

2011年4月1日(金) Daniel Schearf氏, Voice of America

翻訳協力:豊永啓子  校正協力:杉山朝子

タイの税関職員は、最近密輸された象牙では最大規模の密輸となる2トンを超えるアフリカゾウの牙を押収した。

この違法象牙は、タイが現在までの押収量では最大規模となる密輸で、およそ350万米ドル(約2億9千万円、1ドル=約83円、2011年4月18日現在)の値打ちがあり、船積みの段階での初の押収となった。

水曜日にはバンコクの海港で、タイの税関調査官らがアフリカゾウの牙を247本発見した。

象牙は、あるタイの会社がケニアから輸入した冷凍魚の積荷に隠されていた。

タイ税関局長のPrasong Poontaneat氏は、象牙の密輸業者らが発覚を避けようとして、より巧妙な手口として冷凍庫を利用しているのだと言う。

当局は、密輸の通報を受け今回の押収に成功した。その際、コンテナ貨物のX線検査により、イワシの重量以上の重さであることがわかったため、梱包を調べたところ密輸された象牙を発見したとPoontaneat氏は述べた。

タイは、野生生物製品の不正取引には重要な経由地であり、製品の多くは中国市場に向かう。

タイ及びアジアの他の地域では、ゾウの牙は富の象徴とされるため、旅行者や西欧市場向けに彫刻して宝飾品や安物のアクセサリーにする。

Doug Goessman氏は、野生生物の不正取引に対抗して活動している組織でバンコクに本拠地を置くフリーランドの法律執行顧問である。Goessman氏は、当局が厳しく取り締まっているので、タイを経由地とした象牙の密輸は徐々に明らかになっていると話す。

「象牙の押収が進んでいるので、ますます明らかになってきています。密輸をさらに禁制すれば調査も進みます。タイのインフラは優れているのでうまくいくのです」とGoessman氏は語った。

Goessman氏は、昨年違法象牙の市価がキロあたり450米ドル(約37,000円)から1,500米ドル(約124,500円)と3倍になったのは、法執行の効果のひとつだと話している。

タイとアフリカの税関職員は、11月に象牙の密輸を厳重に取り締まる目的で情報を共有することに合意した。

当局は、象牙の密輸ルートで知られるブラックリストからタイが除外されること望んでいる。

アフリカからの象牙の大量密輸がタイで発覚したのは1年前で、239本の牙がバンコク国際空港で押収されている。

法執行の強化にもかかわらず、現在でも象牙の需要は多く、アフリカの象密猟が助長されている事実をタイ当局は認めている。

国際連合は、事実上1989年に象牙に関する国際取引を禁止したが、その後数年にわたる密猟によってゾウの個体数は激減した。

原文 http://www.voanews.com/english/news/Huge-Illegal-Shipment-of-Elephant-Tusks-Seized-in-Thailand-119058104.html

NPO法人 野生生物保全論研究会のHP http://www.jwcs.org/

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