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2011年5月 1日 (日)

コモドオオトカゲが闇市場の人気商品に

2011年3月22日 Amir Tejo

翻訳協力:松井佐絵  校正協力:小林玲子

インドネシア、スラバヤ—コモドオオトカゲの幼体は、闇市場で3,000万ルピア(3,500米ドル=約29万円/2011年4月13日現在のレート、1ルピア=0.0097円で換算)以上の値段で売買される可能性がある、と動物保護活動家が語った。

動物保護活動を目的としたNGOであるProFaunaの会長を務めるRosek Nursahid氏は、「4年前には、ジャカルタにあるプラムカ(Pramuka)の動物市場で、1歳のコモドオオトカゲ1匹の値段は2,000万ルピア(約19万円)から3,000万ルピア(約29万円)でした。今では、値段が上がっています」と、述べている。

同氏によれば、スラバヤ動物園から姿を消したコモドオオトカゲの幼体は、闇市場で取引するために盗まれた可能性が高いという。

「盗まれた幼体のコモドオオトカゲたちは、個人経営の動物園を所有している国外の買い手に売られたかもしれません。インドネシア産のエキゾチックアニマル(ペットとしておもに海外から輸入される珍しい動物)の需要は非常に高いのです」と、同氏は述べている。

Rosek氏は、爬虫類愛好家のグループが次第に増えてきたことが、動物を違法に売買する市場において需要の増加に油を注いでいると言う。

「これは問題です。爬虫類愛好家グループは(インドネシア国内に)たくさんあり、そうしたグループが保護されている爬虫類の違法取引に拍車をかけています。政府は対策を取るべきです」、とRosek氏は述べ、さらに、コモドオオトカゲの個体数を調整したり、あるいは記録をつけたりしている公的機関は皆無であることを付け加えている。

「私たちは、コモドオオトカゲのうちどの個体が飼育下で繁殖されたものであり、どの個体が野生の生息地から捕獲されてきたものなのか、わからないのです」と、同氏は述べている。

原文 http://www.thejakartaglobe.com/home/komodos-hot-items-on-black-market-activist/430850

NPO法人 野生生物保全論研究会のHP http://www.jwcs.org/

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