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2011年5月 1日 (日)

モザンビーク:6人の検査官、木材・象牙の違法輸出を差し止め

2011年3月26日 allAfrica.com

翻訳協力:小松 勝  校正協力:松澤友子

マプト - 1月に北モザンビーク、ペンバ市の港から未加工の木材や象牙が違法輸出されようとしたが、カボ・デルガード州農林・野生生物局に勤務する6人の検査官の働きによって差し止めに至ったと、26日付のマプトの日刊紙「Noticias」が報じている。

6人の検査官は、20フィートのコンテナ161基に丸太が積み込まれているところを目撃し,その計画的な輸出は違法だと分かったが、止めることをしなかった。状況はさらにひどく、コンテナを再び開けると、中に入っている木材の量が公式に申告された量を大幅に超えていることが判明した。

その木材は、中国の民間人が所有している次の5 社のものだった。 Mofid社(コンテナ89基)、Tienhe社(30基)、Pacif社(20基)、Sinlan社(15基)、Alphaben社(7基)。それらのコンテナは、カリブ海のアンティグア島で登記された会社「SDV-AMI」が運営する船「Kota  Mawar」に積み込まれていた。その船荷は中国行きであった。

この違法輸送の件は、国防・治安部隊のある人物に通報され、その人物は違法輸送が止められたことを確認した。コンテナが船から降ろされ、検査されたとき、広葉樹I類(未加工で輸出されてはならない)に加え、当局は126の象の牙を見つけた。ゾウは保護されている種であり、象牙の輸出は禁止されている。

象牙は、Mofid社のコンテナの中にあった。Mofid社は違反を繰り返しており、以前にも違法に丸太を輸出しようとして2回捕まったことがある(2004年と2007年)。

現在、その丸太は全てコンテナから取り出され、風雨にさらされている。港に山のように積まれており、劣化する恐れが大きい。

原文 http://allafrica.com/stories/201103260068.html

NPO法人 野生生物保全論研究会のHP http://www.jwcs.org/

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