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2010年3月23日 (火)

乱獲の脅威にさらされるクジラ、イルカ、ネズミイルカ

翻訳協力:神前 尚子、校正協力:佐治 京子

2010年2月5日 IUCN News story

多年にわたり、漁業行為が世界の魚種資源に与える圧力は強まる一方である。今週、「移動性野生動物の種の保全に関する条約 (Convention on the Conservation of Migratory Species of Wild Animals、UNEP/CMS)」が発表した最新の科学報告書には、漁業行為がさらに別の動物種に与えている影響の深刻さについて概要が示されている。ハクジラ類である。

国際自然保護連合(IUCN)による「絶滅のおそれのある生物種(Threatened Species)」のレッドリストのデータがこの報告書を裏付けており、本報告書から、クジラ類、イルカ類およびネズミイルカ類が底引き網や延縄など、世界の海で使用されている驚くほどさまざまな種類の漁業装置に巻き込まれ、その結果溺死してしまうため、現在、その数が劇的に減少しているということが明らかになった。報告書によれば、ハクジラ類全種のうち86%が混獲によって誤って捕獲されるという大きな危険にさらされており、ハクジラ類13種が漁業による乱獲によって減りつづける食糧にも対応しきれなくなっている。

ハクジラ類は、北極の凍りつくほど冷たい水域からアマゾン川やガンジス川をはじめとする大河川系など熱帯地域の暖かい水域まで、海洋生息地および淡水生息地の広い範囲で生息が確認されている。数多くの個体群が絶滅寸前になるまで捕獲されてきた。50種が今も捕獲され続けており、その多くが種を維持できないほどの水準にある。現在さらに脅威となっているものに、船体衝突またはプラスチックごみの摂取による身体的危害、化学物質による汚染、騒音公害、生息地環境の悪化などがある。

移動性野生動物種の保全に関する条約の付属書Iにはハクジラ類6種が掲載されており、この種が絶滅の危機にあることを意味している。絶滅、それはヨウスコウカワイルカが被ってしまったと思われる運命であり、UNEP/CMSの事務局長Elizabeth Mrema氏によれば、UNEP/CMSが阻止したいと考えていることである。

同氏は報道機関に対する発表で次のように述べた。「生物多様性の国際年の期間中、移動性野生動物の種の保全に関する条約は、このようなカリスマ的な海棲哺乳類の保護のため、混獲、船体衝突、海洋騒音の影響、気候変動など大きな脅威に対する取り組みを続けていきます。各国政府は条約に基づいて、目標とする行動計画の実行に向けて取り組みを強化する必要があります」。

ハクジラ類の生息地域、行動、回遊に関する詳細な情報は本報告書にまとめられており、個体数の減少に歯止めをかけるという目的とともに、このような行動計画の策定と実行を推進するための重要な役割を果たすことになる。この報告書に添える形で、IUCNレッドリストの定義による各種の保護状況に従ってハクジラ類全72種を初めて明確に一覧化したポスターも作製されており、まさに深刻な現状を視覚的に訴えている。

http://www.iucn.org/news_homepage/news_by_date/2010_news/february_2010/?4698/Whalesdolphinsandporpoisesthreatenedbyover-fishing

 

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