絶滅危惧種サルを密輸した乗客を勾留
2009年7月23日 木曜日 2時10分 Express news service
Mumbai(ムンバイ)
(翻訳協力:後藤佐紀子 校正協力:津田和泉)
水曜日、Sahar(サハラ)のThe Chhatrapati Shivaji International Airport(チャットラパティー・シヴァージー国際空港)で乗客が税関に逮捕された。税関検査官によると、Thomas Ignatius Fernandes氏は、Central South Africa(中央南アフリカ)周辺地域で発見した、絶滅危惧種のサルである三匹のキツネザル(ガラゴ)を所持していた。
Fernandes氏はBangkok(バンコク)からタイ航空便で到着した。しかし、二匹のサルは輸送中に死亡した。
税関検査官によると、キツネザルの輸入は1962年税関法、輸出入政策、IATA(国際航空輸送協会)規定、また野生生物法に反する。
生き残ったサルは治療のためThe Sanjay Gandhi National Park(サンジャイ・ガンジー国立公園)に輸送された。
http://www.indianexpress.com/news/passenger-held-for-importing-endangered-monkeys/492907/
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