3頭のヒョウの毛皮押収 インド
009年7月27日 WPSI HP
翻訳協力:木村香穂理
WPSI(Wildlife Protection Society of India、インド野生生物保護協会)からの情報で、ウッタラカンド森林局は、3頭のヒョウの毛皮と車両を押収した。
Bhadrinath森林局の管轄であるChamoli(チャモリ)地区Birhiのホテルで立ち入り捜査が行われ、一人を逮捕、3人が逃亡した。密猟者らは、チャモリ地区の住民であった。捜査にはWPSIが協力し、ACF(Assistant Conservator of Forests、森林保全官補)のTripathi氏が指揮を取った。ヒョウは Nizmullah valleyで射殺されたものと見られている。
Bhadrinath森林域では、7月25日には、密猟者に射殺されたヒマラヤグマの死体も見つかっている。このクマは、胆嚢と脂肪を切り取られていた。
ウッタラカンド州では、この半年間で、少なくとも16頭以上のヒョウの毛皮が押収されている。
また、7月25日夕方、Terai East森林域のSurai Rangeで、違法伐採者が森林警備官に発砲する事件があり、警備官は重症を負い、なおも入院加療中である。
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