象牙製品とシマウマ製品所持で罰金 ジンバブエ
2009年7月13日月曜日
ヘラルド ジンバブエ
翻訳協力:竹口美恵子 校正協力:津田和泉
Chitungwiza(チトゥングイザ)に住む男2人が水曜、象牙製品とシマウマの製品を不法に所持していたとしてそれぞれに29,250円(300ドル:1ドル=90.75円:2009年10月14日)の罰金が科せられた。製品は120万円(13000ドル)に相当する。
Benjamin Smart氏 とNaboth Chisuko氏は一人ずつOlivia Mariga裁判官の前に現れた。罰金の支払い期日は7月末である。
Mariga裁判官は、罰金を支払わない場合は禁固2カ月となる可能性がある、との判決を下した。
2人はParks and Wildlife Act(公園および野生生物法①)違反の罪状を認め、裁判所から罰金を科せられた。
Memory Mukapa国家検察官の主張によると、警察は今年6月18日に、2人が象牙と製品を不法に取引しているとの情報を得た後2人を追跡、逮捕した。
2人がHarare(ハラレ)のJulius Nyerere (ジュリウス ニエレレ)通りとKwame Nkrumah (クワメ エンクルマ)大通りとの交差点に差し掛かった時、Minerals Unitの探偵が、自分たちは探偵であると2人に名乗り出た後所持品検査を行った。Chisukoの所持品は象牙9本、象牙製日付印8個、象牙製バングル14個、シマウマの皮1枚で、合計9120米ドルに相当するものであった。
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