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2009年9月28日 (月)

スコットランド フカヒレ漁規制

漁獲量許可及び、監視員船上立会いが必要

2009年4月29日 7:00 stv.tv local news is powered by Well Contented Ltd

(翻訳協力:平野容子 校正協力:津田和泉)

スコットランドは、フカヒレ漁廃止を求めるスコットランド政府からの要請にこたえ、他地域に先駆けてサメ保護を進めている。  

現在、外国籍の漁船のみがスコットランド海域でフカヒレ漁を行っている。

今回の法案が通過した場合、これら外国船籍の船は漁を行うための許可が必要となり、厳しい規制に従わなければならなくなる。

フカヒレ漁を行う船は原則として監視員を同乗させることとなる。監視員は捕獲したサメのヒレの量を記録し、規制に従っているかを確認する。

そして、監視員は港でその記録をスコットランド水産業担当官(Marine Scotland fishery officer)に提出する。

Richard Lochhead水産大臣は次の声明を発表した。「私たちは、サメの生息数が減少し、極めて危険な状態にあることを認識しています。そのため、スコットランドからの強いメッセージとして、今回規制を強化する提案をしました。」

「私たちは、今までサメを保護するために十分な対策をとってきました。」

「スコットランドはヨーロッパでも漁業を行う重要な国の1つであり、それゆえスコットランド海域の海の環境保全、サメの漁獲量、幅広い海洋生態系の維持に大いに注視しています。」

動物保護団体のWWFスコットランドの海洋政策担当官、Louize Hill氏は、「フカヒレ漁を行う漁船が、ライセンス取得をあきらめることとなるであろう今回の法案を歓迎しています」と述べた。

「フカヒレ漁では、捕獲されたサメの重さにして90%が廃棄され、大変に無駄の多い慣習です。その一方で、多くのサメが絶滅の危機に瀕しています。今回提出された法案のような効果的な規制と法律によって、こうした生息数が減少している生物を保護することが可能となります。スコットランドは、海洋生物保護の先導者になろうとしているのです。」

サメは成長が遅く、一度に出産する数も数頭と少ないため、乱獲の影響を受けやすい生物である。

http://news.stv.tv/scotland/91307-scotland-to-crackdown-on-shark-finning/

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