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2009年9月10日 (木)

世界の税関が環境関係の条約の情報を共有するシステム

NVIRONETでつながる世界の税関
トラフィックHPより抜粋
英国・ケンブリッジ
2009年6月22日
(翻訳協力:津田和泉)

世界税関機構(WCO)が、税関員や法規制強化担当員の迅速な情報共有と 国境での犯罪防止を目的とするインターネットをベースとするツールで世界の税関を結ぶ 「ENVIRONET」 を発足させた。

税関員は情報への迅速なアクセスが必要である。それは例えば、野生生物の一部かどうかを識別するための専門家の意見や、特定品の輸出の規制に関する情報などであり、税関員たちは間もなく、世界中の同僚たちの専門性を知ることができるようになる。
環境問題の上で注意が必要なものや撲滅すべき違法な人身売買など、国際貿易で税関員が取り締まりの中心的な役割を担う中で、国境での犯罪は世界的に増加している。こうした業務の中で、税関員をサポートするために、新しくシンプルで迅速簡素に情報交換をできる仕組みが開発された。
この新しいコミュニケーションツールは、国際条約で該当するものに焦点をあてる。例えば、有害化合物、遺伝子組換え物、生物化学兵器、ワシントン条約(CITES)に該当する野生生物品などの密貿易などである。
核物質やIUU漁獲品についても情報はやり取りされるだろう。

ENVIRONETは、EUで野生生物取引を扱う取り締まり機関にリンクしているメーリングリストも含めて、 既存のEU-TWIXシステムやTRAFFIC を補完するシステムとなる。 EU-TWIXは、野生生物の犯罪問題と野生生物押収品だけを取り扱う高度な専門データベースである。一方ENVIRONETは、それよりも一般的な、7種類の国境での法律違反を扱っている。

ENVIRONETは、税関を担っている選別したユーザーグループ、法執行官、同種の国家的な機関に対して、WCOによって無償で提供・維持される。

http://www.traffic.org/home/2009/6/22/worlds-customs-linked-through-environet.html

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